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カテゴリ:音楽
忌野清志郎・・・彼の歌う、この「スローバラード」を初めてステージの袖で聞いたとき、背中に電流が走ったことが忘れられない。
「スローバラード」は、深夜の立川市営グランド?!が目の前に浮かんでくる名曲。 切ないメロディーなんだけど、その中に「二人」の将来に対する不安(もしくは「悪い予感」)が刃物のように見え隠れするような激しさが。 昨日は クルマの中で寝た あの娘と 手をつないで 市営グランドの 駐車場 Ah~ 二人で 毛布にくるまって この曲を聴いたか聴かないかで、その後の恋愛に対するロマンチック度が、大きく左右されてしまうこも知れないような、もの凄いナンバー。 10代後半から20代前半の、いちばん感じやすい年頃に聞けたひとは、シアワセかも。 1970年代の前半に打楽器みたいにハードなアコースティックを聞かせるフォーク・デュオとして、デビューしたRCサクセション。 確かアコースティックのデュオとしては古井戸なんかと、同じような時期のスタートだったような気が。 ウッドベースと生ギターだけで編成された、なかなかこれ以上はシンプルになれないふたりだけのバンドだったけど、日比谷の野音でのステージなどに立つと、そこいらのフル編成のロックバンドやフォークバンドをぶっ飛ばしてしまうような、空前絶後・天下無敵の電撃エナジーを撒き散らしていた。 最初のアルバムの中では、ヒットした3枚目のシングル「ぼくの好きな先生」がよく代表曲みたいに言われることが多いけど、おいらは若い頃特有の、あのもどかしく、じりじりした焦燥感がまぶしい「2時間35分」が好きだったな~。 究極のRock'n Rollは「壊すもの」でも「励ますもの」でもなく、ここから溢れ出るような「絶対孤独」の中から生まれるものなのかも知れない。 本物のラヴ・ソングって何か、この「スローバラード」を聴けばきっとわかるような気がする、と。 カーラジオから スローバラード 夜露が 窓をつつんで 悪い予感の かけらもないさ あの娘の ねごとを聞いたよ ほんとさ 確かに聞いたんだ けれど、70年代の中盤から後半にかけてはバンドの解散、76年に出したばかりのアルバム「シングルマン」の廃盤と、サイテーの低迷期に。 オリジナル・メンバー破廉ケンチ(はれんけんち)の脱退後まもなく、仲井戸麗市(チャボ)・林小和生(りんこわっしょ)・新井田耕造・ゴンタ2号などの加入でよりロック色の強いステージを展開し始めたけれど、なかなかバンドとしては売れないまま。 この前後に歌われていた、「ボスしけてるぜ」は、当時の給料がたったの5万円でまったく食うことが出来ず、めげる心情をそのままに歌ったドキュメント・ソング。 実は、はるるがイベンター(こんさーとを主催するひと)をしていたのはちょうどこの時代。 日本に無数に存在する、今にも空中分解しそうな売れないバンドのひとつになってしまいそうだった時から。。。 あの「雨上がりの夜空に」が、目の前であれよあれよと大ブレイクして行った時代にかけて。 初め、北関東の群馬・茨城・栃木の3ヶ所でのコンサートを主催した時には、栃木会館の小ホールも、茨城県民文化センターも、400~500名ほどの定員の会場がなかなか埋らず、かなりのプロモーション活動をして、必死にチケットを売ったたあげくに、やっと客席を埋めた聴衆は全体の半分足らずで、どこも赤字興行でした。 印象的だったのが、RCたちのバンドとしてのギャランティが、照明やPA(音響システム)などの機材費を下回っていて、それらの照明やPA、楽器などの機材全体のトランスポート(運搬費)と似たような金額だったことです。 でもでも、RCサクセションの「愛しあってるかぁ~い♪」で始まるステージのボルテージは、終始、やけどしそうに熱かった。 その内容もテンションも、やがて実現した武道館ライブと寸分の差も見られないほどに。 舞台衣装も装置も演出小道具もろくすっぽ無かったから、楽屋のすみっこに立て掛けてあった掃除道具のモップなんか持って、舞台でジャンプしたりしてましたねえ。苦笑 プロのイベンター(音楽興行師)をする以前には、客としてステージを見たことは何度かあったけど、忌野清志郎さんとは面識がありませんでした。 ただ、アマチュアのイベンターを足掛け5年間ほどやっていた時期に、エレックレコードと音楽舎のふたつの事務所とのつきあいが多かったので、吉田拓郎や泉谷しげるなどと同時に、エレック所属の古井戸のコンサートを何度も主催していた関係で、そのメンバーだった仲井戸麗市(チャボ)とは個人的に面識があって、その時の楽屋では彼からキヨシローさんに。 「こちら、ボクが前にとってもお世話になっていた宇都宮のXXさんです」と、ていねいに紹介されて、ちょっとくすぐったい思いを。笑 仲井戸麗市(チャボ)くんは、泉谷さんやケメ(佐藤公彦)くんたちと一緒に、宇都宮のぼくたちのアマチュア・サークルのメンバーの自宅に、民宿がわりに泊まったことなどもあるから、けっこう親しくしてもらってた。 はるるの同級生で、郊外の広いお屋敷みたいな農家の息子Y・Tがいたから、空いてる座敷がいっぱいあったのだ。 「シングルマン」曲目リスト A面) 1.ファンからの贈りもの 2.大きな春子ちゃん 3.やさしさ 4.ぼくはぼくの為に 5.レコーディング・マン(のんびりしたり結論急いだり) 6.夜の散歩をしないかね B面) 7.ヒッピーに捧ぐ 8.うわの空 9.冷たくした訳は 10.甲州街道はもう秋なのさ 11.スローバラード RCサクセション/シングルマン(紙)←こちらで、手に入れられます。 「切実」という言葉はこのアルバムにこそふさわしい。 アコースティックを基本に、身を引き裂かれるような美しいメロディ。 そのヴォーカルの中に、孤独・不満・哀調が太くつらぬかれた名盤中の名盤。 ここには、「スローバラード」のオリジナル・バージョンが含まれている。 発売当時、すぐに廃盤になっちゃって、76年作だけれど80年7月まで4年間廃盤だったという歴史も。 RCがブレイクしかけてから、コアな女性ファンの呼びかけで草の根的な署名運動が起こり、再発までに漕ぎつけたという伝説のアルバム。 RCサクセションEXTRA:RCに関する雑知識などの紹介は、こちらで読めます♪ 多摩蘭坂の写真や、こけしさん、みかんさんて誰さ?とか、色々楽しめます。。 人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪ (もし、はるるのほむぺがお気に入りいただけたら、ぽちっと1票お願いしますネ) //////////////////////////////////////////////////////// ☆今年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪ デジタル映像あるばむ総合メニュー(3) 南海でレッドツェッペリンを聴いた♪ 現在は、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。 もちろん、ここのアルバムに掲載されている写真のぜんぶ、はるるさん自身がそこに行って撮影したものですよん。笑 アジアの風に吹かれて♪映像38まい ★もっともっと沢山、見たい人は・・・。 こちらに、一人旅の映像アルバムなど32種類、ぜんぶで900枚以上の写真が収録されてるよん! ↓ デジタル映像あるばむ総合メニューそのいち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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