全て
| カテゴリ未分類
| アジア旅の森羅万象
| ヨーロッパ☆世界
| はるるさんちの日常生活
| ちいさな旅
| うさぎ・ねこ・ペット・その他
| エッセイや詩みたいなもの
| はるるの最近読んだ本
| 雑学☆趣味
| はるる自身のこと
| インターネットの日常
| 日本の美術館
| 海外の美術館
| 自然の息吹を感じながら
| タイ
| 京都
| 音楽
| 映画・TV・アニメ
| 美術☆あーとイベント
| 国内旅行
| 宇都宮&とちぎ
| カンボジア
| 裏磐梯とログハウス
| 益子
カテゴリ:裏磐梯とログハウス
ひと昔前に、「ぬえの鳴く夜はおそろしい」なんて、キャッチ・コピーの映画もありましたねえ・・・・。
実は、ログハウスの裏庭でも、ときどき鳴いてるんです。。。 ★初夏の磐梯山を望むログの三角屋根。 宇都宮から2時間ほどで裏磐梯のログハウスに近くなると、道端のきれいな小川にクレソンが沢山生えているのが見えます。 これは、そのまま明朝の食事の前にひとつまみ摘んで、ざっと洗ってそのまま塩でたべるか、好きなドレッシングをかけます。 ただの小川のように見えるけど、この辺は温泉の源泉に隣接している土地なので、高原にしては水温が少し高いらしい。 そのため、クレソンなどの自生に適してるそうです。 ★ログハウス裏手のちいさな流れ。 植物だけではなく、カワニナと言う淡水に生育するちいさな貝の一種も、けっこう棲んでいる。 これは、蛍の幼虫のえさになるもので、澄んだ水に一定の水温と言う条件を満たさないと、なかなか増えないんだけど、ふつうは水温の低い高原の湧き水も、たまたま温泉の関係でその育成にてきとうな温度になってるらしい。 よく、きれいな水でないと蛍が居なくなる、なんて言うのはこのえさになるカワニナのため、みたいだね。 ★裏磐梯のログハウスの風呂場の窓から見た裏庭から続く木立の風景 6月末から7月中旬にかけて、ログハウスの近辺では必ずはかなく明滅する蛍たちの群舞が見られるので、はるるたちもなるべく毎年その頃には都合をつけてログハウスに来るようにしてます。 ★建てた当時↑のログハウスのテラスで。小学生の時のちっちゃかったゆめちゃんです♪ ひとりで横になると1993年、初めて建ったばかりのログの屋根裏で寝たときに気味の悪い声を聞いた事など、思い出してしまう。みなさんは、「ぬえ」と言う生物のことをお聞きになったことがおありだろうか?なんだかわからないけど、得体の知れない生き物の総称なんでしょうか。よく、「あいつは、ぬえのようだ」なんて使い方をされます。(←気になるひとは、辞書を引いてね♪)その・・・ぬえ、が鳴くんですよ、背後の森の中で! ★庭で酒など飲みながら焚き火をしていると、背後のやみが一段と暗さを増します。 低い低い、けれども妙に甲高いみたいな声で「ひ~。ひ~。・・・ひ~。」なんて具合に、人間みたいに、森の闇のなかでしばらく鳴くんです。で、突然途絶えて沈黙が続き、またしばらくしてから、まったく別の方角から同じ声で「ひ~。ひ~。・・・ひ~。」と。ひと晩に何回ともなくこれが繰り返される。人間のような、けもののような、なんとも区別のつかない声。その気配があるのに、足音も物音もしない。なんだか、あのときはビビリました(笑)(泣) しばらくあとに、その意外な正体は判明したんですけどね。 知ってるひと、居るかなあ?? ★屋根裏部屋の窓の灯りと、その上空のおぼろな満月。 ついこないだ、2007年6月8日の日記でも ログハウスの屋根裏 とゆータイトルで、こんなことを書きました。 昨日の夜は、晴れていたのでログハウス裏手に出ると、満天の星空があたまの上に広がっていました。 夜になると羽ばたく鳥たちが、あちこちで鳴くので、けっこうにぎやかな暗闇です。 夜が更けて、久しぶりにかなり不気味な~ぬえ~の鳴く声も聞きました。 ★雨音が世界を支配する静寂の中。 さて、その「ぬえ」の正体。 みなさん判りました? 現在、山野のフィールドでぬえと呼ばれているのは「トラツグミ」と言う夜行性の実在する鳥、なんだそうです。 ずいぶん前に「ぬえの鳴く夜はおそろしい」なんて、キャッチ・コピーの映画もありましたよねえ。 その「トラツグミ」の声が、まるで人間のように聞こえるばかりでなく・・ 闇の中を羽音も立てずに、無音のまま移動するので余計に不気味。 何の移動の気配も無いまま、ここかと思えばまた反対の方角から同じ声がして来たら・・・、やっぱり嫌だよね。 昔の人たちも、「あれは、ぬえ、ではないのか」と、怖がったそうな。 ★鵺鳥(ぬえどり)は夜行性。スズメ目ツグミ科の虎鶫(トラツグミ)のこととされています。林に棲(す)んでいて、夜中に口笛のような、赤ん坊の泣き声のような、なんとも形容し難い「ヒョー、ヒョー」というような声で鳴きます。いにしえびとにも、鵺鳥(ぬえどり)の声は悲しい響きをもってとらえられていたようですね。 もともと、鵺(ぬえ)は日本の伝説の生物。『平家物語』に登場し、サルの顔、タヌキの胴体、トラの手足を持ち、尾はヘビで(文献によっては胴体については何も書かれなかったり、胴が虎で描かれる事もある)、「ヒョーヒョー」という鳥のトラツグミの声に似た大変に気味の悪い声で鳴いた、とされる。一説には雷獣であるともいわれる。元来、鵺とはトラツグミの呼び名であり、この怪物はあくまで「鵺の声で鳴く得体の知れないもの」で名前はついていなかった。しかし現在ではこの怪物の名前が鵺だと思われ、そちらの方が有名である。 『平家物語』によると、平安時代末期、天皇(近衛天皇)の住む御所・清涼殿に夜毎出没し、天皇を悩ませた鵺がいた。それを当時妖怪退治の第一人者であった源頼政が、山鳥の尾で作った尖り矢で射殺したという。 そして天皇から、その鵺退治の褒美に獅子王という刀を貰賜した。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 源三位頼正 鵺退治の図 源平の時代、文武に秀でた源三位頼正は黒雲の中にいた「鵺」という妖怪を見事射落とした様子 「いずれ あやめか かきつばた?」という表現を耳にしますが、この出典について次のような話があるそうです。 「源頼政」が、鵺(ぬえ)という怪物を退治したご褒美に、以前から目をかけていた菖蒲前(あやめのまえ)という女性を所望します。 帝は、彼女によく似た美女に同じ服装をさせ並べて当てさせ、当たったら、菖蒲前を与えようという趣向で、頼政に試しました。 帝の御前で、その女官を見抜くという試練に頼政は 五月雨に 沼の岩垣 水越えて いずれあやめか 引きやわずろふ と詠い、見事菖蒲前を手に入れたということだそうです。 ・・・【はるるが最近書いた日常の周辺日記】・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ↓ ↓ 廃校の危機から蘇ったしだれ桜の花 映像】みどりしたたるログハウスの周辺 映像】06ジャパンカップサイクルロードレース ぱすたんぱすた★出張と出張の合間に夫婦デート となり町に原寸大ガンダムが出現! 栃木県にしかない超高速パトカーNSX 夜11時のご近所スーパー いい加減な夫婦の日 富士山麓の湧水群~柿田河畔の映像作家 秋色陶器市スケッチ~陶芸の町・益子 うちの奥様は突然高校教師! なつかしい仲間たちの合唱団の定期演奏会へ 骨折1ヶ月目~ギブスが取れました 男子高校のクラス会 映像】まつりのあと~宇都宮から 映像】雨ニモマケズ~宮沢賢治記念館 なつかし結婚記念日 夜明けのひぐらし蝉 餃子の街の裏切り者(息子のことだ!笑) 夏風邪ひいて骨折だぁ~!涙 本州最大級のスケール!市貝町の芝桜は満開です ぼくの旅行の道具は~色んな乗り放題きっぷ ともだちの作品展に 映像】宇都宮のレモン牛乳 映像】家族みんなの美術展が終わって カジテツ姫って何?! 「我輩は主婦である」今夜も家庭内デート もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。 アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[裏磐梯とログハウス] カテゴリの最新記事
|
|