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piano弾きの見る風景…

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そして、第一部終盤。いよいよ講師演奏で、私の出番でした。
私は、K子ちゃんのヴァイオリンとベートーヴェンのスプリングソナタの一楽章をリピート付きで演奏しました。
そのアナウンスがまずは、大爆笑。
アナウンスを頑張っていてくれたのは、高校生のN子ちゃんだったのだけど、、、
『ベートーヴェン作曲、ヴァイオリンソナタ「春」ヘ長調』
って言うべきところ・・・
『ベートーヴェン作曲、ヴァイオリンソナタ「春へ」』
ってなっちゃったものだから、、、舞台裏でいっきに笑いが。もう、おかしすぎ~。
なので、いい気分でステージに登場できて、私としては、一つも緊張せずに演奏ができていた。
そして、ピアノがいい状態だったのと、響きがステキだったのとで、いっきに自分の演奏に酔いしれ、気持ちよくなっていた・・・のだが・・・・・・・
なのにぃ~再現部の辺りで、突然、最悪な事態に!!
ホールのエアコンの風が少々気になっていたので、ちゃんと譜面台拡張用のボードを持って出て、ボードの上にコピー譜を置いて演奏していたのだけど、、、そのボードもろとが、なんと
演奏中にドサって落下。
ちょ~~~~ビビって、落ちてくる瞬間が分かったものの、そのまんま2小節ほど演奏を続け、ついに鍵盤の上まで落下という時に、ヴァイオリンの子に「きゃあ~ちょっと待って~!」と必死に叫んで、両手を使って楽譜を元の位置に戻して、演奏復活。
それにしても、あの瞬間、我ながら素晴らしかったと思う。爆
ちょうど良い具合で休符があったので、その瞬間での早業!!
でもねぇ、せっかくいい気分だったのが、全て台無し。
悔しい~~~って思いました。
ちょいと調味の効き過ぎた演奏(ヴィオラの先生の名言)だったそうだけど、、、ま、それでも満足。

第一部最後は、弦楽器の講師演奏で、
ヴィオラの先生のソロ(尺八のメロディーをヴァイオリンで)とのカルテット版「春の海」。
春らしい雰囲気に浸れたかしら??今回のプログラムのテーマでは、
春を意識してみたのでね。

発表会デュオ.jpg


第一部が終わり、その場に居合わせた生徒さん全員に舞台に上がって頂く。
そして、写真撮影。ここでもO君の活躍のお陰でスムーズに集合写真が撮り終えられる。


第一部の時間配分がバッチリで、、、予定通りの時刻の3時半から第二部が始められた。
今回はタイムテーブルの面では、本当に上手くいったかと思う。
第二部は、小学校4年生以上からオトナの生徒さんの混ぜこぜ。
何しろ、チビッコ参加者には、たっくさんの親御さん・ご家族・お友達がいたので、立ち見客もいるほどの盛況ぶりだったのだけど、こちらは、少々落ち着いた感じ。
長丁場だったので、チビッコには、飽きたら早く帰れるように配慮してでのプログラム構成だったけど、最初から最後まで聴いてくれたお客様がそんなにいなかったのは、ちょっと残念にも思ったけど。


とりあえず、私の生徒さんだけ、感想を!

第二部パート1の1番に弾いたCちゃん。音楽を綺麗に奏でよう!っていう意識が少ないので心配だったのだけど、、、本番は今までのレッスンで一番綺麗に丁寧に弾いていたからよかった~。「いつも何度でも」だったのですが、間違っていた箇所は、残念ながら直らないままだったー。

2番のNちゃんは、練習をちっともしてこないので、予定していた発表会の曲は間に合いそうもないと判断して、彼女が好きだった曲、ブルクミュラーの「バラード」にしました。Nちゃんは、絵を描くのが人一倍上手で、バレエも習っているお陰だか、練習してこないんだけど、ものすごくいい感性を持っています。バラードもいいイメージを掴んでいて、なかなかカッコイイ演奏でした。

5番のA君。彼は、受験生なのですが、なんと前日に塾の試験を終え、帰宅後、38度の熱を出し、え~~~~!ってなったのだけど、頑張って青白い顔をしながらも、発表会会場に来てくれました。以前、弾いた曲なのに、「どうしても発表会でも弾きたい!」と言っていた「エリーゼのために」と私が、彼に是非弾かせたいと考えた、プロコフィエフの「タランテラ」を演奏。エリーゼは、レッスンの時ほど調子は出ていなかったけど、タランテラはなかなかスピード感溢れたいい演奏でした。プロコフィエフを知って貰うために、プロコのソナタとかのCDを聴かせてあげて、この曲は、カッコ良さを伝授した甲斐がありました。集中力があっていい演奏でした。

11番は、そのA君のお兄さんR君の演奏。
R君も、受験を終えて中学生になってもなんとかピアノを続けています。ちょっと不器用なのだけど、、、そして、前日にお母様からのメールに「貴婦人は、暴れ馬から落下寸前」と書いてあったけど、本番はとても落ち着いて丁寧に表現豊かに演奏できました。

12番目は、Rちゃん。彼女は、ピアノ習い始めてまだ3年ちょっと。習い始めた頃のことを以前の日記に書いたことあるのだけど。

なんたって、そんな彼女は、もう、ショパンのワルツ「告別」が弾けるまでに成長!!私が教えている生徒さんで一番の成長を遂げている気がします。お母様の話では、全然練習してないってことなので、非常に賢く器用なのかと思う。
このショパンのワルツをオトナっぽく演奏するのって難しい~のだけど(彼女のが自分で弾きたいと選んだ曲)、いつも地味な演奏しかできない彼女が、発表会では、表現力豊かに流れる演奏できた気がします。

第二部パート2の2番に弾いたのは、Fさん。
帰宅して、私の父が一番ベーゼンドルファーらしい、いい音を奏でていたよ~!って申しておりました。さすがです。 お仕事がお忙しくて、ご本人は完成度が低いとご不満を漏らしていらっしゃいましたが、そんなことはなく、ゴールドベルクのアリアをホールの響きを利用して、しっとり美しく、そして、ベートーヴェンのソナタ5番は、メリハリあって、力強く演奏なさっていました。

4番目に弾いたのは、Tさん。オトナになるまで発表会のご経験がなかったそうで、ドキドキでしたが、彼女もまた、レッスンよりもリハーサルよりも直前のリハーサルよりも、さらにいい演奏をしてらっしゃいました。ショパンのマズルカとワルツだったのですが、課題のペダリングも、ちゃんと上手くいってました。とくにワルツは、よく音楽が流れていましたよ。

8番目に弾いた方は、少々ご年配の方Sさんだったのですが、ショパンのポロネーズ遺作とワルツ遺作、彼女らしい味のある演奏ができたかと思います。真っ白になってしまう~という不吉な予想をよそに、ちゃんと最後まで弾かれていらっしゃいました。

第二部パート3の1番目に弾いた方は、大学生の女の子Mさん。彼女は、就職活動真っ只中のお忙しい中、いつも真面目に練習なさっていらして、どんどんと弾けるようになりました。彼女の雰囲気に合いそうな、フランス音楽で、ダカンの「かっこう」とドビュッシーの「アラベスク」という選曲だったのですが、本番は、安全圏狙いの、落ち着きすぎて演奏が前に流れなかったのが残念でしたが、よく健闘してらっしゃいました。

3番は、高校生のN子ちゃん。すっごかった~~~!!私にとっては、彼女が、「革命エチュード」を弾けるようになったこと事態が既に奇跡的。爆
「雨だれ」も和声のバランスが難しいのですが、コントロールの効いた演奏になってました。
何しろ彼女は、チェルニーもバッハもまともに練習した事のない、基礎が全くない子。しっかし、人一倍、音楽的で、音感があって、賢い。しかも、楽譜が読めず、、、カタカナふって、革命エチュード。もうビックリです。
私がレッスンで、毎回、革命が上手になってくるN子ちゃんに驚いていたら、本人も、「でしょでしょ~!私が革命弾ける事がすごいでしょ~!」と言ってました。今回は、アナウンスでもずっとお世話になりました。本当に頼もしく成長してくれたお嬢さんです。

5番目に弾いたのは、かの有名なT大に通うN君。これがまた、一度たりとも家での練習してこないもんだから、私はさすがに前日までヤバイよ~~~って思ってたのだけど、、、ほんと、前日まで譜読み状態だったのですよ~。
でも、なんだかまた彼にはヤられました。だって、本番だけはすっごく上手なんだもん!!ずるいなあ。前回の本番の時もそうだったのだけど、本番だけ強い!!やっぱ、T大合格秘訣は、この集中力なんでしょうかね。
でも、もっと練習していれば、もっと、ギターの音色やスペイン情緒たっぷりなアルベニスの「アストゥリアス」になっていたと思うのであるのだけど。

N君の次に急遽追加されたのは、Sさんの演奏でした。Sさんは、なんと、発表会とご親戚の結婚式が重なってしまったのです。ですんで、もし、ミラクルが起きて、発表会会場にプログラム終了前に到着できたら演奏します!っていうことで最後まで練習を頑張ってらっしゃった。
そして、ミラクルが起きて、なんとか会場に辿り着き、演奏ができることに。なんとビール1本飲んで来たという。すごい!
そして、ビールが効いたか、とっても気持ち良さそうに演奏なさっていた。そう、このベーゼンのインペリアルで弾いたら一番いいなぁ~って思っていたんだ、この曲。それは、ラフマニノフの「鐘」。
重厚の響きでしたね~。サイコーそう!
それから、先に弾いたチャイコフスキーの四季の「4月」は、レッスンよりもず~~~っといい演奏でしたね。
この3年くらいのSさんの成長ブリは相当なものです。

7番目に弾いたのは、A子ちゃん。そう、彼女は、先月末に、ドイツ人の先生にもレッスンを受けた中学2年生。来年、是非とも音楽学校受験に合格して貰いたいと思っているのだけど、、、今回はとっても背伸びした曲に挑戦。
彼女は、スローテンポな曲が苦手だったから。
シューマンのソナタ2番ト短調の2楽章とフィナーレ。
それにしても、ここ1ヶ月ですごく良くなった。ドイツ人の先生のレッスン受けた甲斐あったな。
もはや、私の中学生の時よりもずっと上手である。。。
2楽章とフィナーレのコントラストも見事にできたし、フィナーレのあのステキなメロディの歌い方もウットリできたし、最後のコーダも幻想的だったし。
そして、私は舞台裏でひとり感動してしまった。



発表会集合小.jpg

というわけで、第二部も無事に終了。しかも、Sさん追加、そして、最後から2番目のプログラムにあったバッハの2台ヴァイオリンのコンチェルトも全楽章弾いても、ちゃんと7時前には閉演となった。







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Last updated  May 8, 2007 07:00:30 PM
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 背番号のないエース0829@ ベルリンへ(02/27) 映画「風の電話」に、上記の内容について…
 あかね@ Re:マンハイム (2) ~語学学校~(10/11) こんにちは! 通っておられた語学学校の名…
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 まさーしー@ なんぞコレなんぞぉ!! ぬオォォーーー!! w(゜д゜;w(゜д゜)w…
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