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テーマ:ヨーロッパ旅行(4172)
カテゴリ:★海外旅行記★彡
1月25日午後 午前の日記の続き・・・
アウグスブルクのお友達が用事が終って戻ってきた。 私達は、バウハウス大学の新しくできたらしい近代的な図書館の カフェテリアに入ってコーヒーを飲んだ。 大学のカフェテリアだったから、コーヒーは激安。 でもここはお洒落な食器で出てきた。 今回は、メンザ(大学の学食)に行って懐かしい味を食す機会に恵まれなかったのだけが残念だったのだけども。 そして、車に乗って、まだ行ったことのなかった何年か前に新校舎として できたリスト音大の管楽器校舎へ行った。 イルム公園南側の丘の上にそれはあった。 大きな建物でびっくりした。昔の管楽器校舎とはまるで違って素晴らしかった。 校舎をウロウロしていたら、ある大きな教室の中に、室内楽の勉強で大変お世話になったアウグスブルクのお友達の恩師がいた! この先生は、まだ40歳位なのだけど、もうワイマールの管楽器の教授の中では今となってはベテランの方なんだという。 私達が留学していた頃とは随分、教授たちが入れ替わったらしい。 先生は、門下生勉強会をやり終えたばかりで、学生1人1人に、君の演奏はどうっだったこうだった、ああだったのがいけない、あそこはこうしろああしろ・・・・・とブアーーーーって忠告し捲くっていた。 その様子は、以前と全く変わらない姿!爆 やっぱりシャツがジーンズから飛び出てるし。 ブアーーーっと言いながら、私達がのぞいているのを気が付いた彼は、 「おお!挨拶挨拶!」と言って私達のところに来て下さった。 しっかし、彼の頭の中は、今の門下生の勉強会のことでいっぱい。 彼は音楽に一度のめり込んだら夢中になり過ぎて、暴走が止まらない性格なので仕方ない。 私もあの先生に、ブアーーーって言われ捲くったレッスンを思い出した。 あれはすごかったもんなあ。 懐かしい。 帰り道、私が入学した当初、本校舎の改装工事が行われている最中で仮にピアノ科のレッスンの行われていたアルテンブルクを通過した。ここは、リストが恋人関係であったものの結局、結婚には許されなかった相手、カロリーネ・フォン・サイン=ヴィトゲンシュタイン公爵夫人とお忍びで生活を共にしていた家である。 次に車で行ったのは、私が住んでいた家。 私がワイマールで1人暮らししていた家だ。 街の西側にあるシューベルト通りにあった。街の中心からは歩いて10分位のところ。 とてもいいところだった。 車で行ったのは初めてで、自分の家だったところなのに、シューベルト通りが発見できず。 車を停めて、地図と見比べながらようやく発見。 10年経つとそんなにも忘れてしまうのか。 いっぱい思い出のつまった家。 さらに、車で今度はもっと南に走らせて、南の方の通りに。 ちょっと長い坂道を上がっていく。 そう、ここは学生寮。 私がワイマールに住み始めて1人暮らしの家を見付ける前と、 1人暮らしを引き揚げて、日本に帰国する前に2度住んだ事のある寮。 旧東ドイツっぽいその作り。相変わらずボロイ。 ここも思い出だらけ。色んな出会いもあったしね。 さらにさらにもっと南に車で行って、今度は、ベルベデーレ。 駐車場から離れていたから、お城は見なかったけど、ホールを見てトイレに行った。 ここには、声楽科の校舎もある。はっきり言って、山の中。 車じゃないと行くのが大変なところ。通常はバスで行く。 でも、元気な人は、山道を自転車で行く。 それも、練習部屋を確保するには朝一番に。 やっぱりここは、寒かった。 そして私達は、今晩泊まるところを目指して、アウトバーンに乗った。 続く・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 9, 2008 12:27:44 AM
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