神楽坂のお教えいただいた和風カフェに行ってきました! 常連さんになってしまいました。情報提供ありがとうございます。あぁ、日本って食が充実していて素敵・・・・。
さて、今回行っているワークショップのタイトルは、「荷物を降ろそう!自分をもっと好きになる」です。そこで今さらですが、自分を好きになるってどういうことでしょうか?
自分を愛するとか、自分を好きになるという言葉を聞くと、とても能動的な感じがするかもしれません。自分に向かって「愛している」とか「大好き」とか言うような。もちろん、これができたら素晴らしいです。が、自分を愛するとは、そういう感じではないんですね。どんなことなのか、今思いつくものを、一応下に書いてみました。
・自分の気持ちに気がついていて、それを受け止めてあげている。
(例:“私はおざなりにされている気がして、悲しい”→“そうか、それで悲しいんだね”(自己愛)、“そんなことぐらいでメソメソするなんてダメだ!(自己否定のエゴトーク)”
・自分の好きなことをやっている
(例:他の人にへんだと思われるから、本当は~~したいけどやめよう)→ハートちゃんが抑圧されています。ここは、境界線とも絡みます。つまり、他者の気持ちや意向を優先し、自分の真意を抑圧している。
・自分の考えや感情に価値を置いている
(例:自分の話なんて誰も聞いてくれない、私が考えていることなんてつまらない・・etc)→自分が自分に価値を置かずに、他者に価値を置いてもらえることはできないです。私の意見は大切だ、私の思いは聞いてもらえる価値がある、と思えば、相手も無意識にそう受け止めます。
・べきべきマンより、ハートトークのほうが多い
(例:自分の問題は一人で解決すべき、なんでも効率よくやるべき、などなど、無数のべきべきマンが私たちの中にありますね。ただし、ハートトークのふりをしたエゴトークにご注意ください。“就職して結婚して家庭をもちたい”(“みんな”がするように、私も就職して結婚して子供をもつ人生であるはず。そうあるべき。)
それなりの割合で、このべきべきマンを無数に抱え、しかも絶対にこれらを手放したくない強い意志を持ち(それが正しいと信じているから)、でも幸せになりたいんです!とおっしゃいます。または、社会のエゴ通りにすれば、きっと幸せになれるに違いないという幻想を抱いている方も多いです。(一人ぼっちで暮らすより、適当な人と結婚したほうが寂しくなくていいわよ~、など)
自分のハートトークが、たまたま社会のエゴトークとマッチすることももちろんあります。で、それは、悩まなくてすむのでラッキーなことです。ですが、基本的には、自分が何を望んでいるのか(ハートトーク)を知らずに、たんに周囲の声に合わせて、自分が幸せになれるということは、あまりないでしょう。
さてでは、これらのことを実行していき、自己愛が増していくと、どんな人になるでしょう?
ストレスが減る→リラックスしてくる→思考がゆるみ、柔軟になっていく→心がオープンになっていく、余裕がでてくる→自分と考えの違う人を受け入れやすくなる。自分の意見に価値を置いているから、他者の違う意見にも価値が置ける。相手と意見が違うときに、攻撃的になったり、頑なになったりせず、建設的な話し合いができる。ので、人間関係など、自分の外との関係が楽になります。
そして、自分の気持ちをいつも確認し、受け入れているので、自分がなにをしたいのかがはっきりしています。また、べきべきマンが少ないので、自分が望んでいることを実行しやすくなりますね。ぜんぶ書きませんが、他に恋愛、仕事、お金関係、ぜんぶ向上します。
ちなみに、自分の好きなことはなにか?というのは、本来大変シンプルな問いです。それが分からなくなるということは、ハートトークがかなり抑圧されているからです。また、会社を辞めるべきか、つきあっている彼と別れるべきか、といった問いも基本的に大変シンプルな問いです。「長崎ちゃんぽんは好きですか?」という問いと同じぐらいシンプルな問いです。ハートは瞬時に分かっているはずです。
今の仕事は好き? 彼のことは好き? 海外に行きたい? イエスかノー、それだけです。
ただ、私たちは、ここにたくさんの理由や思考をくっつけてしまうため、自分の真意が分からなくなります。
もちろん、今の仕事は嫌い!→即辞める、ということをお勧めしているわけではありません。(個人的には、しても良いと思いますが。思い立ったら吉日)まず、自分の真意を知れば、次はいつ辞めるか、どう仕事を処理しておくか、またはどんな準備が必要かなどなど、悩むというよりは、実践的な問題になりますね。
ですから、自分を愛するとは、自分が自分に向かって愛の宣言をするというよりは、もともと自分の中にあるハートトークが表に出られるよう、抑圧しているものを取ってあげることかなと思います。
ただ、例の一つ目にもあるように、ハートトーク=ポジティブな思いという意味ではありません。ハートトークとは、私たちのハートが今真に望んでいることです。ですから、「不器用な私を受け止めて欲しい」とか「私は今怒りたいの!ぷんぷんしたいの!」などなど、一見ネガティブに見えることもあるでしょう。
こう書くと、「でも、それでプンプン怒ったら、嫌な人になってしまうのでないか?」(←エゴトーク)というご質問を必ず受けます。しかし、怒るのを我慢したら、その怒りはどこへ行くのでしょう? そうです。自分の中にたまっていくだけですね。そして、必ずどこかで爆発するか、体の症状として表面に出るか、または歪んだ形(他者との関係を切るなど、自分の世界が狭くなっていく)で外にでます。
怒りも悲しみなどいわゆるネガティブな感情も、自分がその感情にまず気がついていて、そして、きちんと受け止めてあげていれば、そのエネルギーはだいぶ弱まります。
本人が自分の感情にちゃんと気がついていなかったり(周囲にこぼれている)、たんに吐き出しているだけだと、周りの人がそのエネルギーをもろに受けてしまうので大変です。
話がずれてきました・・・・
話を戻して、耳にタコができるほど書いていますが、繰り返します!自分のなかに自己愛が増えれば、増えるほど、他者への愛(思いやり、受容など)も増えていきます。ですので、自己愛が増えて、周囲にとってわがままで困ったやつには決してなりません。ので、安心してべきべきマンを減らしていってくださいね~!
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