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ヒーリング・カウンセラー溝口あゆかイギリス便り

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2010年12月16日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さきほど、窓の外ではちらほらと雪が降っていました。おとといから朽ちてだいぶやばくなっていたリビングルームの窓の工事をしています。つまり、寒いのに窓を開けっ放しにしています。さぶ。

さて、ブログを読んで楽になったと言われることは、ほんとうに嬉しいです! ありがとうございます!頑張って毎週続けていて良かったと心から思える瞬間です。で、今後もお役に立ちたいので、こんなトピックを取り上げて欲しいなどご要望がありましたら、コメント欄にどしどしお書きください!

今日は、誰かに不満なときについて書いてみようかなと思います。私は年中誰かに不満を持ちます。無意識に不満を持っていることもあれば、意識的に、積極的に不満をもつときもあります。

「どうして、私の意図を理解してくれないのだ」「もっと~~してくれても良いのに」「どうして、彼女はいつも不満ばかり言っているんだ」(←これ気づくとかなり笑えます。)「運賃毎年あげるくせに、サービスは低下しているじゃないか」などなど、山ほど。

どうでも良い不満も多いですが、なかには相手をすっかり敵か悪者にしてしまい、頭の中で何度もずっと考え、自分が苦しくなる不満もあります。そんなとき、不満を抱えているのは、私のエゴだということは分かっているので、とりあえず、スピリチュアル・マスターの本を開いてみます。

で、私が大好きな本の一つ、「ニュー・アース」(エックハルト・トール著)に、下記のようにかいてあります。

「不満はどれも心が創り出し、あなたが完全に信じ込んでいるささやかな物語である」

私が信じ込んでいるささやかな物語だったのか・・・・、そうか!! あ~、すっきり!、とは行きません。すぐに、「いや、運賃上がっているのは事実だし、サービスほんとひどいよ」とか「いや、でも実際に経済的に被害こうむっているし」とか、反論の声が大きく聞こえてきます。

しかし、その声を信じてしまうと、またエゴの物語のなかに引き戻されてしまうので、ぐぐっとこらえ、まず一体どんな不安があるのか自分の中を探ってみます。反応するということは、不安があるからです。

すると、「私は体制(鉄道会社)には勝てない。私は搾取されるしかないのだ」とか「お金は無限ではない。私が稼げるお金は限りがある」「私には充分な知識がない。また騙されるかもしれない」とか、いろいろ不安の声が見えてきます。

ちなみにスピリチュアルマスターが言う「エゴ」とは、「私という思い」そのもののことです。「私とあなた」、「私と外部」というように、自分と他者とを分離して考える意識をさしています。

で、「この分離の思い自体が間違っていますよ~、真の私たちとは、すべてとつながった意識ですよ~~、お~い」というのが、マスターたちの教えです。

ですが、エゴはそれを聞き入れませんので、「私とあなたの物語」のなかにどっぷりつかっています。で、「私搾取される人、あなた私を搾取する人」という物語を作り上げていきます。「私かわいそうな人、あなたひどい人」「私正しい人、あなた間違っている人」とかバージョンは無数にあります。

ちなみに、この物語が強くなれば、不安は憎しみに変わり、憎しみが暴力や戦争になってもおかしくありません。

さて、「ニュー・アース」を読み進めると、

「他者のエゴに反応しないこと、それが自分自身のエゴを乗り越えるだけではなく、人間の集団的なエゴを解体するためにも最も有効な手段の一つである、だが、反応しないでいられるのは、誰かの行動がエゴから発したもので、人間の集団的な機能不全の表れだと認識できるときだけだ。そのような行動が個人的なものではないと気づけば、相手個人に反応しようという衝動はなくなる」

とあります。ふ~む。つまり、相手が自分にしたこと、していることは、エゴの状態である私たちすべてのなかにあり、たまたまその人を通して現れたということなのだと思います。

ですから、たとえば、「どうして、あの人は私にそんなことをしたのか?」といくら考えても、答えは見つからないでしょう。誰の中にもあるエゴの不安がそういう形で現れたとしか言えないと思うのです。

エゴはすべての種類の不安を持っています。つまり、エゴである私たちの中には、度合いの強さはあれ、すべての種類の不安があるわけです。私が持っている不安は、相手も持っていて、また相手が持っている不安は、私の中にもあります。

目を閉じると、もぐらたたきのように、あちこちから不安がいろいろな人のなかにいろいろな形でぽこぽこ出てきている映像が浮かんできたりします。この映像を眺めていると、わーわー言っていた不満の声はだいぶ小さくなっています。

なんとなく、まだ片隅でごちゃごちゃ言っているエゴが自分の中に感じられますが、「自分がどんなに苦しんでいるか、相手に分からせたい欲」とか「相手がいかに間違っているか言い負かしたい欲」などなどが、だいぶ小さくなっています。

もちろん、エックハルト・トールも言っているように、相手に自分の思いを伝えることはぜんぜんOKです。「あなたは、~~しました。それは~~の理由でやめてください」とか。しかし、「あなたは、なんてひどいことを私にしたんですかぁぁ~~!!」となると、エゴの戦いに入ります。

ただ、悟っていない私としては、いきなり観察しようとすると、自分の中の不安や怒りを抑圧しかねません。そこで、「いいよ~、怒っても、頭の中で相手殺しても」とエゴをちゃんと受け止めてあげてから、「でもね、あなたの不安はウソなんです」とエゴに言います。

エゴのウソは、悲しみや怒りなど体感を持っているので、「ほらほら、こんなに体が感情でいっぱいでリアルでしょう~。ウソなわけないじゃん!!!」言い張りますが、それでも、感情も一緒にじっと観察していると、「だって、だってほんとだもん」と叫んでいた意識から、自分が観察者になっていることにだんだん気がついてきます。そして、観察者になればなるほど、私は不安から切り離され、そこに「すべては無限にあり、私は永遠の存在である」という言葉がぽんと入ってきます。

「私ばかりが頑張っているぞ不満だ」物語とか「同僚がいい加減な仕事をして!不満だ」物語りとかきっと皆さんもたくさんの物語をお持ちでしょう。ちょっと立ち止まって、自分は一体どんな不安を抱えているのが探ってみてはいかがでしょうか? そして、その不安を観察してみると、不安(ひいては不満)が少し小さくなるかもしれません。次回のメルマガに観察の仕方を少し詳しくかいてみます。(ご興味ある方は、上の案内からメルマガにご登録ください!)

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最終更新日  2010年12月16日 19時11分16秒
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