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A to Z of SCI

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2007.11.01
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カテゴリ:カテゴリ未分類
朝昼晩と毎日コソコソ筋トレをしていると、脊髄を損傷しても相変わらず、と思うことがあります。
思えば子供の頃から筋トレばかりしていました。十代ではスポーツに必要な基礎体力をつけるため、二十歳頃はセクシーボディを目指して、三十代は崩れていく体形にブレーキをかけるため。
筋トレが好きなのです。二つ上の兄にも六つ下の弟にもこの性癖がないところを見ると私の生まれ性なのでしょう。

生まれつきの性格とか死ぬまで直らない性格というと、おしどり右京捕物車を思い出します。

おしどり右京捕物車とは、腰骨が砕け下半身不随という身体に障害を持った主人公が、愛妻の押す箱車に乗り鞭を使って悪人を始末するというテレビ時代劇です。(くわしくはコチラとかコチラ
第1話での右京の台詞です;
「俺がやはり犬だからだ。お前も知っての通り、俺は与力の家に生まれそこで育った。奴らの言う根っからの犬だ。お前には分かるまいが、奴らの匂いなら俺は一丁先からでも分かる。多分そのせいであろう......俺には奴らが、いや、奴らの中にある卑劣さがどうしても許せんのだ。」
「こんな体になっても尚、奴らに憎まれ続け、一生なめられ続けて初めて、俺は俺の生き様が分かったのだ......!」

これほど強烈な生まれ性には本人まで知らないうちに振り回されてしまいます。
筋トレがやめられないくらいがちょうどいいです。





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Last updated  2007.11.01 15:13:03


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