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みっつの徒然たる読書日記 [全1856件]
先日、原書房様から頂いた水生大海さんのデビュー作「少女たちの羅針盤」を読み終わりました。 この作品は、あの島田荘司先生が選者を務める第一回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」の優秀賞受賞作。 大賞受賞作の松本寛大さんの「玻璃の家」も先日読みましたが、こちらはアメリカを舞台にし、島田先生の提唱する「21世紀本格」を実践した作品で、この賞から飛び出したのも納得の力作でした。 対照的に「少女たちの羅針盤」は女子高生4人組が結成した演劇ユニット「羅針盤」を軸とした青春ミステリ。 謎の脅迫者に怯える女優を視点とした現代パートと「羅針盤」結成からメンバーが突然の死を迎え活動を休止するまでを描いた4年前の過去パートが交互に描かれる構成。 現代パートは、撮影の合間に脅迫を繰り返される事で精神的に追い詰められて行く様子がサスペンス溢れる描写で描かれており、一体誰が脅しているのか、そもそも誰が脅されているのか、と興味は尽きません。 それを支えるのが過去パート。 メンバーの視点で描かれて行く「羅針盤」の活動は思わず応援したくなる紆余曲折振り。ストリートライヴやコンクールと新たなチャレンジをする度に新たな問題にぶつかり、それを乗り越えようともがく4人。青春ミステリ好きなんで、こういうの大好き。 それでいながらも、話が進むに従い徐々に火種になるのではと思わせる描写が増えて行き、遂には・・・。 眉に唾をつけなければ、まんまと騙される見事な伏線の数々が回収されるラストは本当に新人離れしています。 若干、綺麗な結末になり過ぎた感もありますが、大賞受賞作を含めて今年読んだ新人作家さんの作品では1番のお気に入りです。 このクオリティの作品を今後も安定したペースで供給して欲しいです。個人的には、青春ミステリの新たな名手としてシリーズ作品を読んでみたいです。 最後になりましたが、一言お礼を。 ミステリ読みにとって、こんなに楽しくありがたい試みに混ぜて頂いた原書房編集部の皆様、本当にありがとうございました。
とても面白そうな企画があったので紹介します。 来月、原書房から刊行される「少女たちの羅針盤」をミステリサイトで感想を定期的に書いている人にプレゼントしてくれるそうです(http://d.hatena.ne.jp/rikiyaishige/20090629) 勿論、読んだ感想を書くのが条件。 作者は新人さんですが、第一回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」の優秀賞を受賞した実力者なので期待度は高いです。 僕もダメ元で応募してみたので、興味のある方は応募してみてはいかがでしょうか。
昨日は丸善丸の内本店での「第9回本格ミステリ大賞受賞記念トークショー」というイベントに出席して来ましたー。 詳しいトーク内容は、きっちりトークを書き留めていた方が何名かいたので、そちらに譲りまする。典型的なO型ズボラ人間の私にトークショーの再現なんて繊細な作業は無理じゃ。 なので、参加していた先生達の印象を。 ・北村薫先生 毎度お馴染みの司会進行役で開始前の場繋ぎを含め、最も露出が多いのがこの人。温厚な人柄が滲む語りと天然?なユーモアセンスで会場の爆笑を誘っておりました(笑) 今年で本格ミステリ作家クラブの会長を退任するみたいですが、来年以降も司会はやるとのこと。これは朗報(気になったのでサイン貰った時に聞いた) ・有栖川有栖先生 場馴れしていて安定して面白いのですが、今回は(私が勝手に)相方だと思っている綾辻先生がいないからか大人しめな印象。 去年が受賞者として主役ポジションで大忙しだったから今回は伸び伸びな感じ。 評論に対する考え方の一端を聞けたのは収穫。 ・黒田研二先生 最初、大人しかったけど中盤から本領発揮。 切れ味鋭いトークでドッカンドッカン笑わせていましたが、評論部門受賞作「謎の解像度」の非常に分かり易い部分を「アホ向け」と表現したのが最高風速かと(笑) サイン頂いた時に東野圭吾「ちゃれんじ」のエピソードについて聞けたので良かった。まさか、あの描写で手心が加わっていたとは・・・。 ・円堂都司昭先生 開票式の様子を見る限り、こういうイベントは苦手だろうなーと思っていましたが、自分の番が回って来ると喋る喋る。 評論を書く上で分かり易さを重視し、四字熟語や難しい言い回しを使わない点やネタバレの代わりに様々な例え話を引用するというのは成る程という感じ。 そんな中、浦安引越し記念でディズニーランドを引用したという話には笑わせて貰いました。 でも、サインはやっぱり控え目な感じ(笑) ・牧薩次先生 今回も代理として辻真先先生が登場(笑) とにかく、こういう公の場でお話を聞けるだけで貴重な体験。 歴史と含蓄に溢れたコメントには、喋り終わる毎に拍手が巻き起こっていました。 印象的だったのは、他の先生方が「仮題・中学殺人事件」から強い影響を受け、全員が自然と出会いのエピソードを披露していたところ。次世代への影響力は絶大と再認識。 若干、時間をオーバーしてトークショーが終了し、抽選会が開始。 これは会場内で購入した書籍1冊につき1枚抽選券が貰え、本格ミステリ作家クラブの作家さんの寄せ書きが貰えるかもというサービスでしたが、当たらんかったー。 去年も一昨年もダメだったから3度目の!と思ったけど、こういう運は無いよね。2年連続で開票式には当たったんだから贅沢は言えないけど、やっぱり残念。 その後、サイン会の時間になり、購入した5冊にサインを頂いて会場を後にする。 予定通りALPHAさん、みほろさんと更に開票式で知り合ったパズル君とも会えましたが、MYSCONでヘルパーをしてくれたraphaさんも会場にいたのにはビックリ。 帰りの電車内で土砂降りの雨が降ってきたけど、地元は通り過ぎた後だったから助かったわい。 「市川尚吾作品集」を読み終わり、満足して寝。こんな週末。 あと、宣伝を1つ。 「MYSDOKU~ミステリ読書会~」というイベントの企画をやっています。 MYSCON公式HPで詳細を告知しています(http://myscon.net/archives/2009/06/20090613_0202_245.html) 記念すべき第一回の課題図書は、米澤穂信先生の「秋季限定栗きんとん事件」ですが、これは「今年話題なので沢山の人に集まって貰えそう」で尚且つ「自分自身もネタバレ有りでガンガン語りたい」と公私を見事に兼ね備えたチョイスなだけに楽しみ。ぶっちゃけまくるぜー。 既に何名かの方から応募して貰えているので、興味のある方は是非ともご参加下さい。 「ぼくが思うに、これは応募フォームから申し込むだけで片がつく」
![]() 二年連続で当選の大幸運…と思いきや他にもお二方が二年連続という方がいて、抽選なのにリピーター率高し(笑) 投票結果としては昨年程の接戦にはならず「完全恋愛」と「謎の解像度」が危なげなく受賞。 「造花の蜜」-「幻影城の時代」の幻影城ラインで受賞するかなと予想してましたが、見事に外れ(笑) でも、結果的に応援してた二作が受賞したのは嬉しかった~。 北村薫先生の人柄の滲み出たユニークな総括(笑)を挟み約1時間の自由時間へ。 そう、サインおねだりの時間ですyo!! 昨年で、すっかり味をしめて今年も馬鹿みたいに持参しましたが、持ち込んだ本の四割近くは作家さんが会場におらず空振り(汗) 大荷物だったんで現在は筋肉痛(大馬鹿) でも、今年は去年よりも余裕を持って作家さんと話せたんで大満足!! 水先案内をして下さる心強い味方(マイミク・のりりんさん)もいたしね~。 特に印象に残ったのは、即席でカラスのイラストを描いて下さった道尾秀介先生と評論部門を受賞し、この後のスピーチが緊張すると言っていた円堂都司昭さん。 円堂さんは、毎年「本格ミステリベスト10」の読書投票で私のコメントを使って下さってる間接的な大恩人なので挨拶が出来て良かった。 でも、サインする間、横から円堂さんにダメ出しを繰り返してたのりりんさんは鬼だったと思う(笑) 他にも、ちょい悪探偵・真野原の台詞「言うだけなら無料です」を書き加えてくれた山口芳宏先生と昨年のOジローに続いてコミカルな恐竜を描いてくれた大倉崇裕先生も相変わらず良い味だしてます。 びっくりだったのが、机の上に置いてあったからという理由で私が不在の間にサインをして下さった芦辺拓先生(爆笑) いや、まさか作家さんが勝手にサインを書いてしまうとは…何と言うフリーダムさ。 あと、有栖川有栖大ファンの彼女用に一冊サインして貰ったのは我ながら大ファインプレー!(笑) 北海道との遠距離恋愛なんでいつ渡せるかは微妙なんだけどね~。 ホントにサインして下さった作家さんには感謝感謝ですよ、はい。 何気に恥ずかしかったのは昨年の私の拙いレポを事前に読んで来ましたという参加者の方が数名いらっしゃったこと(大汗) 参考にして貰えたのは過去の参加者冥利に付きますが、余りにも意外で逃げ出したい心境でしたよ~。 もうちょい、MYSCONの宣伝したりすれば良かったな~と今更思います。 もし、このレポ読まれてたら来週土曜に湊かなえ先生と小路幸也先生のお話を聞きに来ませんか??(詳細はこちらをどうぞ、http://myscon.net/) 私は昼の受付担当予定なんで声かけて頂けると目茶苦茶嬉しい! 話が逸れましたが、そうこうしている間に受賞者である辻真先先生が会場に登場!! 円堂さんも加え、記者会見が開始。 受賞者のコメント、質問タイムと進みましたが、印象的だったのは辻さんの「私も山魔みたいな作品を書きたいんですよ」という発言に対し、私の後の席に座っていた綾辻先生が「マジかよ…」と呟いたのが聞こえた事でした(笑) 辻先生のコメントは、サービス精神旺盛さが凄い。 ポテト達が活躍する次作のアウトラインをガンガン喋り、さらりと「スーパーが高齢出産するのにポテトが近くにいなくて…」とか言うんですよ!(笑) 記念撮影後に辻先生からサインを頂き、一緒に写真まで撮って大満足で帰路に。 当初、新宿周辺にいた愚弟と夕飯でもと思ってたけど体力的に無理そうなんで退却~。 でも、帰宅ラッシュにぶつかって大荷物もあって帰るまでに物凄い消耗したよ(泣) そんなこんなでしたが、今年も素晴らしいイベントに参加できてミステリ者として幸せですわ~。 運次第とはいえ、来年は三年連続三回目を狙うぜ!(笑) その前に来月、丸善丸の内本店で開催される座談会に三年連続三回目の参加をする予定。 あ、会場で配布されてた宛先に開票式の感想を送ると謝礼として次号のジャーロが光文社からプレゼントされるので、昨日の参加者の皆様は、お見逃しなく!
前回に引き続いて宣伝を1つ。 5月23日開催のMYSCON10昼の部に「東京バンドワゴン」シリーズで大ブレイクした小路幸也先生が来て下さいます!(http://myscon.net/) 湊かなえ先生だけでも超豪華なのに、この組み合わせは凄い!! お二人とも首都圏に住んでいる訳ではないだけに、今回は生でお話を聞ける貴重なイベントになると思います。 まだまだ参加者募集中なので是非是非、お誘い合わせの上、ご参加下さい!
皆さん、お久しぶりです~。 約半年振りの日記ですが、お陰様で元気に過ごしてます。 実は、今回は宣伝に来ました(笑) というのもMYSCONというミステリ系イベントのスタッフに加えて貰ったからでした。 今年で10周年の老舗イベントとなっており、今年の受付開始が今夜22:00開始となっております(http://myscon.net/archives/2009/03/20090315_2336_198.html) その場で昼の部に来るゲスト(作家さんです)も発表されるのですが、10周年に相応しい本当に凄い方ですよ!! このページを観て応募したと言って頂けると本当に嬉しいので、少しでも興味がある方は是非是非、応募をお願いします! 沢山の方のご参加をお待ちしています!!
お久しぶりです~。 かなり久々ですが、元気にやっております!w 会社の昼休みとか利用してmixiは毎日書いてますが、いかんと思いつつ楽天は疎遠になりがちです(汗) 近況としては、彼女が出来ました! ただし、遠距離恋愛(埼玉ー北海道)ですが-。 遠距離恋愛なんて初ですが、普通に寂しいです・・・。 でも、本に携わる仕事をしている話の会う相手なので頑張って行こうと思います! あと、読書メーター(http://book.akahoshitakuya.com/u/8699)というものに登録しました。 読んだ本の管理が簡単にできて中々に面白いです。 既に登録している人がいたら、お気にいり登録して貰えると嬉しいです! 読書の秋は終わってしまいましたが、これから登録して読書生活の楽しみを増やすのも一興だと思いますよ。 |一覧| |
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