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失われた【本質~The Essence~】を求めて

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2011.04.17
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「あなたが歩む道には、何一つ欠けたとこは無いのです。他の誰とも比べないでください。」
"Your path is perfect. Don't compare yourself with anyone."

("Dr. Judith Orloff's Guide to Intuitive Healing", Judith Orloff, New York, Three Rivers Press, 2000)

英語のことわざで、

Misery loves company.

というフレーズがあるのを聞いたことありますか?

惨めな人々っていうのは、一人でも同じような惨めな人のお仲間が増えるのがだぁ~い好き。日本語だと、「同病相哀れむ」が大体近い意味だと言われていますが、私は今回、敢えてもう少し底意地の悪い感じに取ります。


「他人の不幸は蜜の味、だからみんな一緒にナメナメしましょ~。
(あの子だけヌケガケして一人幸せになるなんて、絶対に許さないワ!また引きずり下ろしてやるっ!)
←これってちょっとお局様っぽい口調かな…?」

…どうも女性語尾になっちゃいますね。ことわざとして普遍化されるっていうことは、女性にも男性にも、このような心理が多かれ少なかれ存在しているはず…なんですがね。

でも、私の経験では、こういう「ミジメクラブ」の精神にどっぷり頭のてっぺんまで漬かっちゃって、なかなか抜けられない人には、やはり女性が圧倒的に多いように思えます。

想像してみましょう。
古くからの友人・知人が、仕事やプライベートで素晴らしい幸運を手にした。目標を達成した。はたまた、そうした形のはっきりした幸運ではないが、毎日平和で満たされた日々を送っているという便りを受け取った。あるいは、その幸せな様子を目の当たりにした。

このような状況で、「うわ~!そりゃ、めでたい!嬉しいニュースだわ!」と、心から純粋に喜べるのって、実はかなり心の健全度が高い人にしかできないことですよね。
自己メンテナンスが上手く出来ていて、心に錆や汚れや不純物が少ない状態、と言えます。いい感じですね。

とはいえ、我々だってごくごく普通の、まだまだ修行の足りない人間です。ツイてない日も、クサクサする日も、それなりにありますから、常時心を健全な状態に保っておけるわけではありません。

「はぁ…。そっか。良かったね。…しかし、それに比べて、この自分は…(相手を上回るようなこと、何もやってないじゃないか。)…鬱。」という、しょぼくれた反応になってしまう日だって、時にはあります。

ここのポイントは、「それに比べて」の「比べて」と、「上回る」の「上」という部分ですよね。

そんな反応が自分の中に生じたら、落ち着いて自分に問いかけてみます。

なぜ、人と自分を比べるの?
「あっちが上」「こっちが下」だなんて、本当に自分で決めつけていいの?

心を健全な状態にキープしておきたいのなら、自分と他人を比べるとか、上とか下とか格付けするっていう悪い癖とは、今すぐサヨナラしてみませんか。

これは、幼少時からこの悪癖に全人格を蝕まれ、少なからぬ人々に嫌な思いをさせてしまった(…と、思います。ゴメンナサイ…。)ことを、今になって悔やんでいる私からのお節介アドバイスです。


…その友人とはたとえ人生の一時期を共有したことがあったとはいえ、両親、生まれ育った環境、社会に出てからの体験、恋愛・結婚の相手、ほとんど今、現在の自分との共通点はありません。
果ては身長、体重、足のサイズ、ケータイ電話の機種、音楽の好み…云々、云々、とにかく、あらゆることが自分とは【別】の存在。
そんな「私」と「あの友人」とを比べてみたって、ぜ~んぜん意味がない、でしょう?

「回転寿司のネタでは、イカとタコとどっちが上?」と、いい年した大人に面と向かって聞かれたら、「そんなのどーでもいいじゃん、アホらしい…。」と内心では思うはず。

それなのに、あなたは今、ここに立つ自分と、また一つ幸せを掴んだ他人の人生とを、「どっちが上?」と、比べている。

…何か、おかしいですよね。

私は私のために自分が作る道を、一歩一歩前に向かって歩むしかないのだ。
その道がもし気に入らなかったら、自分がどうにかして気に入るように変えてしまえば良いだけの話。
路肩にちょっとお花を植えてみるとか、余分な石を取り除いて、足元が危なくないようにするとか。…脳味噌持ってるんだから、工夫することなんていくらでもあるはず。


はたまた、その幸せを掴んだ友人を妬んで、「またアイツを自分と同レベルのパッとしない人生に引き戻してやりたい。」と、汚れた気持ちを抱いたりすると、

ハイ、おめでとうございます。
あなたも栄えある「ミジメクラブ」会員の仲間入りです。

ミジメクラブ、なんて、社交団体のような名前とは裏腹に、その実情は悪質なカルト教団のようなものです。一度引き込まれたら、なかなか脱け出すことができません。そこにどっぷり漬かっている会員が、徹底的にあなたを引き留めようとするからです。

以下、典型的なミジメクラブ会員の特徴をまとめます。

★ "Misery loves company."のことわざ通り、基本的に常に新会員(要するに、「いいカモ」)を引き込みたくって、集団の中に潜入してはキョロキョロと物欲しげにしている。新しく引っ越してきた人、あまりその土地に知り合いがいない人、でもって、ちょい不安げだとか、寂しげに見えるような人なんかが大好物である。

★ いろいろなバリエーションがあるので、一口にこういう外見だとくくることは難しい。
ぶっちゃけ系にせよ、物腰柔らか「癒し」系(に、最初は見える)にせよ、いずれの場合も、狙いをつけたカモさんがぼやぼやしている間に、あっという間に接近し、距離を縮めてしまうという特技を持つ。それはまさに、電光石火の早業。
話好きで、よくこちらの話を聞いてくれるため、カモさんはつい心を許し、普段の慎重さを忘れ、言わなくてもいいようなプライベートなことまでミジメクラブの人に打ち明けてしまう。
ただし、ミジメクラブ会員が本当に生き生きと聞き耳立ててくるのは、こちらの「ちょい不幸話」。不平、不満、家族間のいざこざ…そんな話をすると、相手がますます親身になってくれるような気がするので、カモさんはすっかり相手を信頼して、話のわかる人だ、と、勘違いする。

★ 普通、前向きに生きる人というのは、「かっこ悪くったって、失敗したって、とにかく自分の力で挑戦してみる。」という姿勢を何歳になっても持ち続けているもの。
それに対し、ミジメクラブの会員は、「どうせ…だし。」「他の人は恵まれているけど、私は何やったって…」のように、ハナっから自分の可能性なんて信じていない。
だから、人生は全てにおいて他力本願が基本。夫次第。子供次第。孫次第。
幸せはこうした人達の出来不出来で決まる、と信じて疑わない。

★ 自分の可能性を信じていない、ということは、実は自己評価が極端に低いことを意味する。はっきり言って、自分が好きではない。
そんな自分を直視したくないので、心とか魂とかいった内面の話題からは、ずっと逃げ続けている。だから、一人の時間が長く続くのは耐えられない。心の中を覗かずに済むには、自分と同じようなミジメクラブ会員とつるんで、誰かのプライベート情報をサカナに、噂話で盛り上がるのが一番。(ミジメクラブ会員に流した個人情報の流出には、歯止めが利かないのであります…。)

★ 他人が幸せになったとか、努力が身を結んだとかいった朗報を耳にして、素直に喜んであげられない。実は、そんなニュースを聞くたび、心の奥深くに隠してきた【私なんて、何の価値も無い。】という古傷がチクチクと痛むからである。そんな時浮かぶのはは、「一刻も早く自分の痛みを何とかしたい!」「この辛さから逃げたい!」だけ。
他人の吉報を一緒に祝ってあげるなんて余裕も、気配りも、そんな切羽詰った状態では生まれるはずもないのである。

(かな~り鈍感でお人よしの「カモさん」ですが、この時点で「あ、実はこのミジメクラブさんって、それ程人間愛にあふれてもいないし、親切そのものの人でもなかったんだな…。」と、今後の交際を考え直すようになるかもしれません。迷ったら、心の声に従った方がいいですよ!余程強力なしがらみでもない限り、誰と時間を過ごすか、どの程度まで自分をさらけ出すか、といった事柄は、自分の意思で選んで構わないのですから。)

★ ミジメクラブさんを内側から苦しめる痛みを瞬間的に消す一番の特効薬、それは「幸せを掴んだ相手を、もう一度自分と同じレベルのミジメ度にまで引き摺り下ろすこと」。

本人のいないところでの悪口、陰口はまだましな方。(これだって決して褒められた振る舞いではありませんけどね!)
ミジメクラブのメンバーがいよいよ精神的に追い詰められ、まっとうな人としての理性を失ってくると、相手に面と向かって「あなたのここが悪い・おかしい・間違っている」と、イチャモンを付けてくる。

ちょっと前まで心満たされて、笑顔を浮かべていた相手が、自分の一突きでグサリと傷つき、プシュ~....と穴の開いた風船のようにしぼむ姿を見るのが、やぶれかぶれになったミジメクラブ会員に残された最後の快楽。

ほらね、やっぱり「他人の不幸は蜜の味」って本当でしょ。昔の人はうまいことを言ったわよね…。

…ミジメクラブにはくれぐれもご用心ですよ!

そんなクラブに入るくらいなら、自分一人で勝手に「シアワセクラブ」結成して、一人で堂々と活動しちゃいましょうよ。たとえ、毎日100%絶好調じゃなくたっていいんです。クラブ活動なんて、結成して、好きな名称を名乗ったもの勝ちなんですから。

自分から「シアワセクラブ」の一員と高らかに宣言することで、身の回りにまとわりついた「ちょい不幸」「ちょい寂しい」「ちょい不安」のオーラを撲滅していくのです。そうすれば、「ミジメクラブ」に目を付けられてスカウトされるなんて機会も少しずつ減らしていけますからね。

上向いて、前向いて、歩いていきましょう!





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Last updated  2011.04.17 11:24:03
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