つりんちゅ式『鯛めし』つりんちゅ式『鯛めし』鯛のアラを使います。 ☆目安:1匹分のアラ(頭、カマ、中骨)で米2合くらい ☆★つりんちゅ式は一般的な鯛めしとは違い、鯛を丸ごと一緒に炊き上げるなんてことはしません。 一緒に炊いちゃうと骨が邪魔で食べられないものね。 その代わり、炊く前に1手間加えてこどもでも安心して美味しくたべられるようにしています。 ○鯛の頭は包丁を痛めるので割らないでいいです。 ○エラとハラワタはきれいに取り除いておきます。 ○鍋で湯を沸かし、頭、中骨(三枚におろした骨の部分)カマをさっと湯掻きます。 ※ザルにおいて熱湯をかけても良いです。 ○残っているウロコ、血を流水で丁寧に取り除きます。 ※熱湯をかけることによって、簡単にウロコも血も取れます。 ウロコと血が生臭い元になるのできれいにとること! ○鍋に洗ったアラを入れ、水をたっぷり入れます。 ※酒を入れるとなおいいでしょう ○砂糖を小さじ1~2杯入れ、火にかけます。 ※砂糖を入れることによって灰汁を取りやすくなります ○灰汁を丁寧にとりながら、沸騰寸前で弱火にします。 ※火加減が肝心。グツグツやってしまうと濁ります。(鯛めしだけなら濁ってもかまわないが・・・) 鍋底から泡がポコン・・ポコン・・の程度。 ○時々灰汁をとりながら、最低30分、できれば1時間煮出します。 ※出汁の濃厚さが違います。 ○時間がたったら、アラを一旦取り出し、出汁と分ける。 ○出汁は目の小さめのざるで濾す。 《だし汁の味付け》 ○砂糖のみのほんのり甘い味だけなので、塩を入れ、 お吸い物よりほんの少しだけ濃い味かな~ってぐらいにします。 ☆塩は一気にいれずに、すこしづづこまめに入れて整えて! ○醤油をひとたらし。 ○味が整ったら、冷ましておく。 《アラの身をほぐす》 ○頭、カマ、中骨の身をほぐし、身だけを取ります。 ※骨は捨て、身は別に皿に取っておく。 《炊飯》 ○米をとぎ、味付けした出汁を入れ、30分~1時間浸す。 ※水加減(だし汁)は普通の白米を炊くのと同じでよい ※だし汁は冷めてなくても良い。 ※刻み昆布を入れると一層風味が良い。 ※鯛の身はまだ入れない。 ○時間がたったら炊飯。 ○炊き上がったら、鯛の身を入れ、かき混ぜ、5分ほどなじませる。 《出来上がり》 ○お好みで白ゴマ、刻みのり、白髪ねぎをふりかけ、召し上がれ! 余っただし汁はお吸い物でどうぞ。 ○一番のおすすめはおにぎりです。 ちょいと冷めた方が味が馴染んで上品な味になりますよ。 |