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つりんちゅぬ宝

つりんちゅぬ宝

3日目 前編 いよいよやんばる

沖縄をひとり歩き
「3日目」
前編(いよいよやんばる)

目覚める。
やはり足は張っている。

8時に出発。

屋我地から奥武島を経由し稲嶺。
ここからバスに乗る。
日程を考えるとちょっと辛い。
一気に距離を稼いで辺戸名(へんとな)までバス。

ちょいとした街である。
お弁当を買う。250円なり。
ついでに100円でそばを食べた。

社交
街はずれにはスナックが軒を連ねている。
20軒もあろうか。社交街ってか。

今日の目的地を確認する。
大雑把な地図でみるとおよそ30km先に
『奥』という集落がある。

とりあえず奥を目指そう。

快調快調!
海岸沿いの道をグングン北上。
海の向こうには「伊平屋島」「伊是名島」が見える。
  伊是名、伊平屋 

宇嘉という集落で初めて歩行者と会った。
夫婦か恋人同士かは判らないが、30歳前後の
外人さんカップル。
片言の英語で話をする。(全然しゃべれてないけど)
3日前に東村の福地ダムを出発し、今日は奥に泊まってきた
そうだ。私とは逆方向。
私のほかにも歩いている人がいるんだなあ・・・
なんだかんだお互いに理解しようとすれば、
話は通じるものなんだと実感。

Have a nice day!
お互いに励ましあい別れを告げた。

本島最北端の辺戸岬を過ぎ、第一目的地の『奥』
着いたのは13:00。
ここまで来ると先ほどまでの海岸沿いの道とは一変する。
山間部だ。
集落ごとに共同売店がある。
奥売店
日用品や食料品などはここで買う。
ここに無いものは街まで行って買うほか無い。

辺戸名で買ったお弁当を食べることにする。
辺戸名弁当
これで250円。

15分ほどで出発。
一度休むと筋肉が硬直してしまうので、
歩き始めが辛い。

「奥」集落のはずれに沖縄のシンボルとでも言うべき
R58の起点があった。
R58
このR58、沖縄での起点はここ『奥』である。
なにを隠そうR58は国道である。
国道は全て日本橋を起点とし、つながっている。
R58は鹿児島から奄美大島を経て、沖縄のこの地に
上陸し、那覇まで延びている。
ちょいとおりこうさんになりました。

さて、そろそろ今日の宿を決めなくてはならない。
ここから先は集落ごとの間隔が長い。
短くても5、6キロ、長いと10キロ以上離れている。

もはや私のナビとなっている「離島情報」によると、
この次の集落はおよそ10キロ先の楚州。
ここには民宿はない。
その次の集落は15キロ先の安田(あだ)
ここにはホテルがある。が予算と合わない。
その次は20キロ先の安波(あは)集落。
ここに民宿がある。
やっぱり安波まで行こう・・・

昼前に何度か電話をしたのだが、だれも出ない。
なんくるないさとここまで来た。
これが間違いの始まりだったとはこの時は
知るよしも無い。

奥集落のはずれのはずれになにやら怪しげな。。。
何像?
民家の庭なんだかよくわからないが、奇妙な像が。
説明書きもなく結局判らぬままいよいよ本当の
「やんばる」 突入 である。

3日目 後編(やんばるおそるべし)につづく・・・



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