クランクケースカバー開け。
さあ、クランクケースカバーを開けてみよう!
このページ初のメンテレポですが、いきなり誰もやらなそうなクランク開けに挑戦です。
はい、そこ!役に立たなそう…とか言わないの!
本人も痛感していますから(死)
さて、最初に用意する物は新しいオイル、新品のガスケット(パーツリスト番号11483-41F00)です。
ガスケットは基本的に一度使ったら交換する物なので新品をショップなどで取り寄せておきましょう。
続いてじゃまなパーツを取り外します。
サイドカバー、ステップ、チェンジペダルです。特にチェンジペダルは一番根っこ?から取り外してください。
次にエンジンオイルを抜きます。これからエンジンを開けるので当たり前なのですが、なぜかヒカルは忘れていて、クランクを開けると同時に大量のオイルが手に掛かりました(死)
さてここまで出来たらいよいよカバーを外して行きます。
今の時点ではこんな感じです。
最初に外すのは一番後ろのカバーからです。
インクラは順番を守ってやらないとカバーが外れないやっかいな構造になってます。
黄色い円で印を付けた三カ所のボルトをヘキサゴンレンチで外していきます。(一番上のボルトは写真に写りませんでした…ちょっと奥にボルトがあります。)
ちなみに赤い円のボルトはダミーになっていていくら回しても外れません。黄色の円の三カ所で外れます。
このカバーを外すと冷却水のタンクが見えます。
続いてのカバーも外していきます。
ここからは普通のボルトですのでラチェットなどでちゃっちゃと進めて行きましょう。
同じく黄色い円で印をしたボルト三カ所を外すと取れます。
ここのボルトはカバーを挟み込むように表と裏にラバーのワッシャー?みたいな物がくっついています。恐らく振動対策の物かと。無くさないように注意。
続いて目的のカバーを外します。
ここでは10個のボルトを外します。
ちなみに赤と黄の二重丸に印してあるボルトにはクランクとカバーの間に入る筒のような部品が入っているので気をつけてください。
すべてのボルトを外し終わったらケースを外すのですが、中にある発電用の強力なマグネットのおかげでなかなか取れません。コツは…
気合いです!!
ケースを外すと、3センチくらいの歯車が転がり落ちてくると思いますが、中がそのままバラバラになったりしないので安心してください。(でも開けた瞬間パーツが落ちてくるってマジ心臓に悪い)
で、開けるとこんな感じ
ケースの方にコイルの配線がつながっています。
さらにここからケース内のボルトを外せばコイルも外せます。
ね?
さらにエンジン側
写真の黄色い円の所に開ける時に落ちた歯車が入ります。
戻す時は全く逆の手順でOKですが、ガスケットを新品に代えるのを忘れないでください。それとエンジンオイルもね!
さあ、どうでしたか?エンジンを開けたくなしましたか??
めんどくさい作業ですが、普段見ることの出来ない愛車の中身を見ると何となく嬉しくなります。
ってかこのレポ、メンテじゃなくて分解遊びになってる!
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