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HIGHWAYSTAR

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2005年ヒカルの旅

ヒカルの一人旅2005!




さてさて、今年からは真面目?に会社員などやってるヒカルですが、仕事柄休みが不定期すぎ!

そんな中今年の夏休みは8月の1日2日3日となった。


こんな機会を見逃すわけも無く、早速旅の計画をたててみた。

今回のテーマは


1 まだ未進出の東北に行く。


2 そして仙台のJET/ジャガーに会う


3 荷物は少なく、その場の状況で行動する


というのを考えてみた。



とりあえずの目的地は仙台。その後はまったく無計画でスタート。


持ち物も…



着替え、デジカメ、MDウォークマン、カッパ、財布と携帯電話、地図。


そうそう、あと重要な



麦わら帽子とビーサン!



マジでこれだけしかもっていきませんでした(゚∀゚≡゚∀゚)


ま、基本はどうにかなるさ!

って感じですよ。日本は平和ですからね( ´ー`)ノ



そんなこんなで準備を始めたのも前日夜でした…。









当日朝!

仙台出発


出発前に家の前で一枚。

ま、今回も頼むぜ!相棒!!



行きはJETとの待ち合わせがあったので、高速で仙台まで一気に走る事にした。

家から最寄のインターまでHIGHWAYSTARを走らせる。


谷田部

つくば市にある常磐自動車道、谷田部IC。

ここから今回の旅は本格的にスタートする。



常磐道を水戸に向かい走り出す…。

40分も走ると、それまで三車線だった道路が二車線になる。

常磐下り

車もほとんどいない。




今日もエンジンぶるぶる絶好調♪な相棒はよく走る。


どれだけ絶好調だったかというと…

高速メーター

こんな感じでした(爆)

もちろん平地での話し。

ウイングシールドが無ければ振り切っていたかも。





しばらく走ると常磐道ともお別れだ。

いわきJCTから磐越道に入る。


いわきJct


この時点で空は快調!

だが仙台は曇り空だとJETからメールが入る…



しばらく走ると、フットボードの位置がおかしいのに気付く。

まだ走れたが、一度様子を見るために差塩SAに停まった。

差塩PA


どうやらボードを止めてあったステーが吹っ飛んでいってしまったらしい…。

とりあえずツールバッグに入っていたいつのまにか持ってきちゃったガストのスプーンとガムテで応急処置をしてまた走り出す。




しかし周りの景色が最高にいい。

磐越道

高速で通り抜けるだけではなく、是非下道でゆっくり旅をしてみたいものだ。

現地の人と直接話をしたりしながらゆっくりとした時間を過ごせたらどんなに幸せか…。



しかしここでまたトラブル発生!

HIGHWAYSTARの速度がみるみる落ちていく…。アクセルをひねっても加速しない!

最終的に最高速が20キロも落ちた!

が、しばらくして高度によるキャブの狂いだと言う事に気付く。

案の定平地に降りてくるとスピードも元通りに。



そしていよいよ郡山JCTから東北道へ。

郡山JCT


東北道に入ると空が暗くなってきた。

でも俺の心は初めて会うJET/ジャガーという男のことでうきうきだった(笑)



しばらくすると、目的のインター「仙台南IC」が見えてきた…。



もうすぐだ…。





俺は左ウインカーを出し、ゆっくりと東北道に別れを告げた…。


















仙台南を降りるとすぐ国道286号に出る。

かなり大きく、車の流れも速い道だったがとりあえずハザードを出し、JETに到着メールを送り、どこか休める場所を探して走り出した。



しばらく進むと巨大なショッピングモールが見えてきた。

幸いにもホームセンターもあったので磐越道で吹っ飛んだ(泣)ステーの代わりを探す事にした。

難なく見つかり修理しながらJETを待つ。


集合がレッドバロンになったので再び走り出した。

すぐバロンには着き、JETを待つ。


このとき俺は結構緊張していたのは言うまでもない(笑)






しばらくすると

ドドドドドドドドド!

という音と共に彼は現れた。

第一印象は思っていたよりもゴツイだった(笑)

軽く挨拶を済ませ、どうせなら…とレッドバロンの中を見た。

そしてハーレーは高い!という結論を出し割りとすぐに出てきた(笑)



さてここからはいよいよ今回の目的地、松島へ出発。


JETはバイクで松島には行った事が無いとの事で地図を持っていた俺が先導して松島へ向かう。


難なく松島へ到着し、バイクを停めた。

二台で松島

が、最初に停めた所はあまりあんばいがよく無かったのですぐ別の場所へ停めなおした。






松島


せっかくの松島なのに曇っていてあまり綺麗ではなかった…。


しかしJETがこの日のレポで書いていたように

他県同士の俺たちがバイクという共通の趣味を通して今日会ったというのが一番大事

だと思う。



そして松島の目の前にある食堂で昼飯を食べる事に

JETは海鮮丼を俺は牛タン丼を頼んだ。

牛タン丼


しかしなんで観光地の食堂の店員ってあんなに態度デカイのばっかりなんだろう?しかもそういうのってみんなオバちゃん(汗)






メシを食べながら色んな話で盛り上がる。

お互いの事、楽天メンバーの事、そしてもちろんバイクの事。


そこで一つ気になっていた事を聞いてみた。

ヒカル「そういえばさ、あのプロフィールの写真とかの鬼のお面みたいなやつなに??」

JET「え?って…」

そういうと持ってきたリュックを漁りだした…。

JET「これの事??」



…そこにはあのみたいなお面があった(笑)

どうやら彼は持ち歩いているらしい(爆)


そのを使った写真がこちら。

JETとヒカル







落ちるマスク

捨てられるマスク(笑)








しばらくの間ふざけながら撮影会が続いた。

JETとHIGHWAYSTAR

HIGHWAYSTRAに跨るJET!

その子供のような無邪気な笑顔が好きだぜ!(笑)






しばらくして、帰る事に。

途中マックで休憩しつつ今度はJETの地元の公園でだべりながらまったり。


撮影会2

こう見るとお互い「アメリカン」というジャンルのバイクだが、かなり違う。

カスタム次第で自分だけの一台を作る事ができるのがアメリカンの魅力の一つだろう。





楽しかった時間もあっという間に過ぎ、そろそろ寝床を探す為JETとお別れすることに。

今回、初めて会った俺たちがこれを機会にもっと仲良くなれる事を心から願いJETと別れた。

撮影会1




ちなみにJETもこの日の出来事をレポートにしてくれた。男の羅生門by松島ツーリング








JETと別れた俺は地図を見て一番近くにあった「秋保温泉」に向けて走り出した。


温泉があれば泊まれるところもあるだろう~♪

みたいな軽い気持ちだった。


誰にも指図されず、自分の行きたい所へ好きな時に行く。

たとえその目的地が間違っていても、また別の目的地を探す楽しみができる。


日ごろの退屈な毎日とこの開放的な時間。


その対照的な二つの時間があるからこそ、今こうして楽しく走れているんだろう。


しばらくすると秋保温泉についた。

もうすっかり日も沈んでいた。


まずは観光案内所みたいなところで宿を聞こうかと思っていたが、時間が遅いこともあり閉まっていた。



あたりを見回すとまるで温泉へ行こうby花王愛の劇場に出てくるような高級旅館がほとんどだ。


いくつか普通(?)の旅館も尋ねたが、どこもいっぱいだった。

さらにはガソリンも底を尽きはじめた…

こ、これじゃあ 死んじまう!!



とりあえず温泉街の入り口にあったガソリンスタンドで給油をする事に。

さらに、「この辺で安く泊まれる宿ってないですかね??」と聞いてみる。

下手な観光看板より、地元の人の方がよっぽど詳しいに決まっている。

すると…

「あ~、すぐそこにあるよ! ちょっと待っててな、今電話して聞いてやっから!」

と気のいいおじちゃんが宿に電話までかけてくれた。

素泊まりでいいなら2000円でいいと言うので喜んで受けることに(^u^)


スタンドのおじちゃんにお礼を言って宿に向かった。



スタンドから500メートルほどで宿に着いた。

その民宿でとりあえず部屋に荷物を置き、歩いていける共同浴場に向かった。


ゆっくり湯船に浸かって色々考えた。

今日のこと、明日のこと。

毎日の取り留めのないことを考えながら、貸し切り状態の風呂で今日の疲れを癒す。


宿に戻ると民宿の人が煮物と蚊取り線香をくれた。

煮物

俺は料理番組のアナウンサーなんかではないが、本当に美味しかった。



あらかじめ買っておいたチューハイを開けゆっくりとした時間を過ごす。

部屋の窓の下には名取川という川が流れていて、その川の音と虫達の鳴き声をBGMにこの日は眠りに着いた…。










一日目終了












~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~( ̄ー ̄)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~










さて、旅の二日目。



起きたのは7時ちょっと過ぎ。予定より少し寝坊してしまった。


起きて共同の手洗い場に行くと、同じ宿に泊まっていたと思われる女の子と会った。

「あれ?昨日の夕ご飯の時はいませんでしたよね??」

と声をかけられたので事情を説明して少し談笑した。

名前も聞かなかったが、大学3年の夏休みに一人旅をしているんだそうな。



部屋に戻ると民宿の人がアイスコーヒーを出してくれた。

それと前日買っておいたパンで簡単に朝飯を食べる。

地図を開き、今日の行き場所を考える。

山形を抜けて日本海まで出て、関越道で帰るなんていうのもいいかなと思ったが、時間が厳しいそうだったので福島の猪苗代付近まで走ってからまた考える事にした。


そうと決まればグズグズはしていられない!

すぐに荷物をまとめ宿の人に挨拶をして外に出る。


弥車

ちなみにここがお世話になった民宿「弥車」です。

部屋は畳で8畳くらい。部屋に鍵は無く(!?)本当に民宿って感じのいいところだった。

高級ホテルでもてなされるよりもずっと人間の暖かさをかんじる事ができると思う。


二日目出発

HIGHWAYSTARのボックスに荷物を放り込んで出発した。


とりあえず国道457号で南に向かう…。

途中蔵王の横を通ったのだが、天気があまりよくなかったので蔵王の山々を見ることは出来なかった。

蔵王



しばらく走ると国道4号に移ってさらに南を目指す。

国道4号といえば、上野バイク街とか周辺しか知らなかったのでその違いに驚かされた(あたりまえか)

山と山に挟まれた大自然の中をまっすぐ走る…そんな感じだ。

それでも福島市内に入るとそれなりに発展した町並みが現れる。

市内のコンビニで一時休憩を取る。

するとCB400SFとフォルツァの二人組みが同じコンビニに入り休憩をはじめた。

話しかけてみると、千葉の習志野から山形にツーリングに行った帰りだと言う。


少し話すと彼らは先に出発していった。


それから少し休んで俺も出発した。

猪苗代まではもうすぐそこだ。




国道4号沿いの福島県庁を過ぎ、そこからは国道115号で猪苗代に向かう。


少し走ると高度がどんどん上がっていく。

目の前には安達太良山が聳え立つそのワインディングを快調に走っていく。


だがしばらくするとあたりが霧に覆われてきた。

猪苗代へ

周りの景色も綺麗だったのに残念だ。


すると前方にバイクのテールランプが二つ。

なんとさっきのCB400SFとフォルツァの二人組みである。

ストレートで挨拶しつつ、二人を追い抜き先を目指した。

が、ここでまたトラブル。

水温の異常を伝えるランプが点灯しだした。

と同時にエンジンがみるみる元気を無くしていく…。

山登りでぶん回しまくっていたからなのかオーバーヒート寸前である!

そういえば最後にクーラント交換したのいつだっけ?



それでも霧の中なんとか走り(危険です)全長4キロ弱の土湯トンネルを抜けた所でエンジンを休ませる為に休憩に入った。





が、そこの景色の良さに正直驚いた…。

沼尻高原

トンネルの向こう側は深い霧で覆われていたのに、抜けたとたんに快晴。

写真では若干暗いかもしれないが、どこまでも見渡せそうな高原が本当に綺麗だった。


しばしエンジンを休めるHIGHWAYSTAR

湯土トンネル越え



するとさっきの二人組が通り過ぎて行った。



しばらく駐車場に仰向けになり空を見ながらエンジンが冷えるのを待った。

こんな何もする事のない時間も自分には貴重な旅の一部である。




一時間くらいウトウトしながら時間を過ごし、エンジンが冷えたので俺はまた走り出した。

休憩してHIGHWAYSTARもすっかり元気を取り戻した。

アクセルを握る手にも力が溢れてくる。

国道115号






しばらく走るといよいよ猪苗代到着。

本当は裏磐梯まで行ければよかったのだが、時間的に厳しそうだったので次の機会にした。

猪苗代町

あたりに広がる大自然。



しばらく走り国道49号に乗り、会津方面に向かって走り出す。

猪苗代湖沿いをゆったり走れるいい道だ。



右に磐梯山を捉えながら走る。

磐梯山

この磐梯山、昔は綺麗な形の山だったのだが、噴火によって半分近くが吹っ飛んでしまい、大きく形を変えてしまった山だ。

しかしそのおかげで五色沼などの綺麗な自然を生んだ裏磐梯ができた。

今回は無理だったが次は行こうと思う。



途中「野口英世記念館」の前を通った。

野口英世記念館

夏休みだからか結構混んでいた。が俺はあんまし興味が無いのでスルー(´▽`;)





途中ちょっと脇道に入り、猪苗代湖の湖岸ギリギリに走っている道まで行って見ることにした。


猪苗代湖

いやあ、本当にギリギリまで行けたんでちょっとウキウキだった♪

俺は湖ってなんか惹かれる。


クラシックツアラーはこういう景色と実に良く合う。



さらにもう一枚。

猪苗代湖2

バイクと湖と山と雲

このバランスがたまらなく好きだ。



さらに湖岸道路を進むと木のトンネルのような所に着いた。

猪苗代湖3

何故かとても気分を落ち着かせてくれる場所だった。





もう少し走った所で引き返し、再び49号を走り出す。


ここでハラも減ったのでとたまたま見つけたてんぷら屋で昼飯にする事に。

清水屋

清水屋というこのてんぷら屋、後々調べたらどうやら「揚げ饅頭」で有名な所だったらしい


相当ハラが減っていたのでえび天重を頼んだ。

海老天丼




そしてメシを食べながら次はどうするか考えるため地図を広げた。




すると現在地付近に非常に良く見覚えのある国道の名前が書き記されてあった。




「ここはもしかして…」















続く…。








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