暑さも寒さも、しっかり感じてますか?<暑さも寒さも、しっかり感じてますか?> 5月に入ってから、日中は夏日になりながらも、 朝夕はまだまだ肌寒く感じる日が多いですね。 「上着は持って出かけた方が良いですよ」と、以前の日記にも書きましたが、 温度差の振り幅が広い時は、寒い方を基準にした方が無難だと想います。 何故なら、これくらいの季節なら、 暑さの厳しい時間の方が短いからです。 これが真夏であれば、当然ですがまったく変わってきます。 また暑さは、しのぐ術が色々とありますね。 電車や建物内では、すぐに空調が入りますし、 木陰に入ったり、冷たい飲み物で凉を取ることも一つの手です。 でも、寒さはそうは行きませんね。 この時期に暖房を入れる電車もデパート・スーパーはありませんし、 身体を動かすことができれば良いですが、 じっとしていなくてはいけないことも多いと想います。 体内で熱を発生できない場合は、 一枚羽織って、熱を逃げないようにするのが一番簡単ですので。^^ それにしても、 どうして今は、「暑さに弱く」なっているのでしょうか? 湿度や空気がこもったような(風が通らない)、 都市の状態も関係しているとは想っていますが、 普段の生活で、あまりにも簡単に【環境を人間に合わせてきた】から、 【人間が環境に適応できなくなっている】のだと想いました。 私事ですが、自宅にはエアコンがないので、 夏はそれなりに暑く、冬はそれなりに寒いです。 (扇風機やパネルヒーター・コタツなどはありますよ☆) 周りの人が、「今日は暑いね~!」と話しているのが不思議で、 仕事から帰宅して夫に、「ね、今日って我慢できないくらい暑い?」 と聞いてみました。 夫は、「全然。ちょうどイイ」とさらっと答えました。 (因みにこの日は、確か日中27度くらいになっていたと記憶しています) 私も、動き回っていると汗ばむ感じはしましたが、 真夏のような不快で仕方が無い、とは感じていませんでしたので、 夫の答えに「では何故??」と考え始めたのです。 『どうしてこれくらいの気温で、暑いと感じるのか?』 初めは<冷え性>になっていると、暑さにも寒さにも弱いのでは? と考えていました。 例えば子ども。 概して子どもは、体温が高く、暑かろうが寒かろうが、 結構平気で外で遊んでいたりします。 でも、絶対に冷え性ではない人も、暑さに弱いこともあります・・・ また私は、改善はしていますが、どちらかと言えば冷え性です。 でも、たぶん周りの人ほど「暑さ」には弱くないと想います。 (寒さには適応が弱いですが★) そんな時に思い当たったのが、先ほどの【環境の適応】です。 快適に過ごせるように【環境を変えてきた】ことで、 人間本来が持っている【環境への適応能力】が弱ってしまっているのでは・・・・と。 そして引いては、 そのことが、自律神経にも作用を及ぼしているのではないか? 私の中では、そういう結論に至りました。 <昔は良かった>的な、懐古主義を唱えるつもりはありません。 が、暑さ・寒さを避けることばかりではなく、 どれくらいが我慢できない暑さ・寒さなのか、 自分の体感をシッカリ感じ取ることも、必要なのではないでしょうか。 |