(6)「未妊~『産む』と決められない」(6)『未妊 ~「産む」と決められない~』久しぶりに本の一気読みをしました。 (一気読み=休憩も取らず、ノンストップで読んでしまうこと) ・・・・辞書には載ってないかも?^^; それがコチラ→ タイトルが、 『未妊 ~「産む」と決められない~』 プロローグから「未妊」と言う言葉の意味を紹介します。 『それは、とても現代的な宙ぶらりん状態である。 身体の条件、社会的な条件は整い心はもう産みたいのだが、 頭が産ませてくれない。 (中略) たくさんの決められない理由やとめどない不安を反芻し続けながら、 この、いつ動くのかわからない止まった季節に 身をゆだねている人たちのことを、 本書では「未妊」と呼びたいと思う。』 著者は、自身のことを「お産ライター」だと言っています。 他の著書に、「お産選びマニュアル 」「妊婦の『ぷ』」など、 実際のお産の現場や情報などを提供していますが、 この本は、そういう目線からやや、外れた所から書いているようです。 私自身は、お産経験がないにも関わらず、 大野明子先生のこれらの本で勉強したこともあるくらいに、 ↓ 仕事を通して、関わって行こう!と想っている一人です。 それでもこの本は、私自身のことも含めて書かれているようで、 複雑な気持ちもあり、すごく納得できることでもあり、 改めて「心」と「頭」と「身体」について考えさせられました。 また、「未妊」の問題と絡めて、 少子化や男女雇用機会均等法についても書かれており、興味深いです。 またまた、私の進む道について考える機会を得られた、 良い本に巡り会えたな・・・と想いました。^^ 「妊婦の『ぷ』」以外の本は持っていますので、 何かお聞きになりたいことがもしありましたら、お答えしますよ☆ |