(4)水分とは<水分とは、何を差すのか> コチラにも食事のポイントの一番で、「水分」のことを書きました。 では、ここで言っている「水分」「水」とは、何を差すでしょうか? 多くの方が、「飲み物」と思っているのではないか・・・と思い、 少し補足をさせて頂こうと思います。 まず、人間の身体の60~70%は、水分でできています。 赤ちゃんは80%だそうです。 「みずみずしいお肌」と言いますが、本当に水分量が多いと言うことですね。 水分は、年齢を重ねることによって、 どうしても少なくなって行きます。身体から抜けてしまうのです。 樹木や草花が「枯れる」のは、水分が抜ける為ですね。 人間も同じです。「枯れて」行くのです。 みずみずしい身体を保つには、 身体、つまり細胞に、水分がたっぷりなくては難しくなります。 よく、<「コラーゲン」が含まれているとみずみずしい> とうたうCMなどがありますが、 根本的には、身体に水分がなくては、コラーゲンだけあってもダメなんです★ これは、肌だけに限らず、関節にも同じことが言えるのですよ。 さて、ここで問題にしたいのが「水分」。 これは厳密に言うと、「飲み物」とは=(イコール)にはなりません。 純粋に「水」だけの物を差しているのです。 ソレは、何故か。。。 理由は、「飲み物」の中には、 身体から水分を排出する働きを持つ、飲み物が多いからなのです。 一番分かり易いのが、「アルコール」です。 アルコールを飲むと、トイレが近くなると言いますね。 アルコールは、飲んだ分の1.1倍の水分を、身体の外に出してしまいます。 だから、たくさん飲んだ翌日の朝は、喉が渇いているのです。 また、「コーヒー」「紅茶」「緑茶」等も、 利尿効果があると言われている通り、水分を排出します。 これらも飲みすぎると、自分では水分を取っているつもりでも、 出す量が多くなるので、全体的には水分が減っていることになるのですね。 もちろん、全く「コーヒー」「紅茶」「緑茶」等を、 『飲んではいけない』と言っているのではありませんよ~★ ただ、飲みすぎることには、注意が必要なんですよ、と言うことですね。 「病気にならない生き方」(新谷弘実・著)に、詳しく書かれていますが、 『良い水をきちんと取りましょう』とあります。 都会では、いい水は簡単に手に入らなくなってきましたが、 健康の基本は、「水分にあり」、を覚えていて下さいね。^^ (注意)腎臓などに疾患を抱えている方、もしくは腎臓が弱い方は、 同じことが言えるとは限りません。ご注意ください。 |