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カテゴリ:映画
夜中にニコールキッドマン主演の「DogVille」のDVD観ました。 一言でいうと「とにかく奇妙な映画」・・・ メインセットがまったくないのです。この映画。 スタジオに町の見取り図のような家の区画が描いてあって 壁も窓もドアもなし。 (WEBサイトをみるとその区画がわかります。) 映画に出てくるのは人と小道具のみ。。 ベットとか、椅子とか机とか最低限必要なものだけ。 あと会話にも出てくる犬まで地面に絵がかかれてて実物は いないのです。声のみの出演・・・ もちろん、土も木も花もなし。 でもみんなそこには「それがある」かのように演技します。 ストーリーはある貧しい街に女性(ニコールキッドマン)が 逃げ込み街の人達がかくまうっていうものなんだけど そこで巻き起こる街の人たちとの確執や問題を淡々と ひたすら暗く進んでいくストーリーです。 そして人間の一番醜い部分をこれでもかという位押し出しています。 観ている間きっと眉間にシワがよると思う。 あと、とにかくセットがないので、ドアを開けたりするのも パントマイムになり観始めは不自然さたっぷりに感じたんだけど でも、まるまる3時間見終わったらそんな事不自然さは 感じなくなっていました。 セットがない分演技力が試されるのかもしれない。 暗くて淡々としててまけに3時間もあればふつー 飽きてしまうと思うけど、そんな感じはなく 観終わって、「これって3時間もあったんだ・・」 って思って位だから。 (観始めたのが夜中2時で、観終わったのが5時には驚いた) でも、それくらい不思議な映画・・ これは好き嫌いがハッキリする映画かもしれない。。 ★★★★☆かな。 私は嫌いじゃないです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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