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土茯苓（どぶくりょう）の葉






土茯苓（どぶくりょう）の根




亀ゼリー：

金銭亀 ＋ 土茯苓 = 龟苓膏






中国華南、広西（guang xi) 梧州市（ wu zhou)


高温多湿のエリアが広がります



三国志の時代、諸葛亮の南征途中一派が熱病に罹りました


それをみていた現地人が不憫に思い彼らに与えた秘密のレシピ、


それが梧州産の亀苓膏( gui ling gao)にほかなりません


龟苓膏によって彼らは元気を取り戻しました



龟苓膏の封印はとかれ８００年以上の歴史を歩んでいます




かつての龟苓膏は褐色でしたが、今現在の龟苓膏は黒色


一体なぜでしょう



金銭亀に土茯苓（tu fu ling)の根を加えると亀苓膏になります



本来の亀苓膏は金銭亀を材料に利用していましたが


野生も含めて金銭亀は見かけなくなりました



龟苓膏の苓は薬用植物、土茯苓の苓です


土茯苓がなければ龟苓膏はできません



この配合により本来の龟苓膏は褐色になります



近年の龟苓膏は黒色ですが、その他凉粉草、仙草などの配合により


黒くなるのです



清熱解暑、解毒作用があり華南の蒸し暑い気候を龟苓膏で乗り切ります




また凉茶（liang cha)も体調維持管理によく飲まれています


凉茶に配合する薬用植物はとても多く金銀花、菊花など


清熱去湿の作用が好まれます


梧州において凉茶の歴史は１０００年以上です




今では中国全土に広がりましたが、


龟苓膏と凉茶は高温多湿、蒸し暑い華南の気候を乗り切るための重要な


薬膳にほかなりません






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