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ばみの乱読日記 と猫雑貨。

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Aug 10, 2008
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カテゴリ:本のこと
下矢印紹介文下矢印
85年、御巣鷹山の日航機事故で運命を翻弄された地元新聞記者たちの悲喜こもごも。上司と部下、親子など人間関係を鋭く描く。
北関東新聞の記者・悠木は、同僚の安西と谷川岳衝立岩に登る予定だったが、御巣鷹山の日航機墜落事故発生で約束を果たせなくなる。一方、1人で山に向かったはずの安西は、なぜか歓楽街でクモ膜下出血で倒れ、病院でも意識は戻らぬままであった。地方新聞を直撃した未曾有の大事故の中、全権デスクとなった悠木は上司と後輩記者の間で翻弄されながら、安西が何をしていたのかを知る--。 実際に事故を取材した記者時代の体験を生かし、濃密な数日間を描き切った、著者の新境地とも言うべき力作。
若き日、著者は上毛新聞の記者として御巣鷹山の日航機事故の 現場を取材しました。18年という長い時を経て初めて、その壮絶な体験は、 感動にあふれた壮大な長編小説として結実しました。それが本作品です。


--記録でも記憶でもないものを書くために、18年の歳月が必要だった。
横山秀夫


クライマーズ・ハイ

一気読み本です。

"半落ち"も面白かったけれど(これってまだ感想かいてないみたいなので
1年以上前に読んだんですね・・)

これもスゴイ。

いや、こっちのほうが深い。

何気なく読んでいる新聞や雑誌にはこんな人間模様が
隠されているんですね。

たとえば事故原因がスクープになりかけるのだけれど
ワタシみたいな普通の読者としては1日やそこら
ほかの新聞より事故原因の報道が早くったって
そんなにたいしたことじゃないような気もしますが
新聞社にとっては社命をかけたような大騒ぎ。

スクープにかける情熱あってこそのドラマあり、
なのですが緊迫感やスリルはとても楽しめるものの
正直、首を覚悟で掲載、とか
それほどのものなのだろうかと思ってしまいます。

この事故のころは
今ほどテクノロジーが進んでおらず
携帯電話すらもない時代取材のためにひたすら山に登り
必死で山を降りて公衆電話を探し社へ報告。

それでも社の色々な思惑によって掲載できなかったりする非常さ。

日航機の事故を取り扱っているものの
メインはあくまで新聞社の中のドラマ。
普段知りえない新聞社のしくみなんかが垣間見えてそれも
とても興味深かったです。

メディアに生きる人たちの信念とかモラルとスクープの微妙な
狭間とかテーマや考えさせることはたくさんあったように思いますが
腑に落ちないのは最後のほうで
家族を新聞記者に殺されたと逆恨みしている女子大生が
”日航機事故で死んだ人のためには泣かない。
小さな事故で死んだ私のいとこのことで泣いてくれなかった人のためには泣かない。
人の命には大きい命と小さい命がある。重い命と軽い命。大切な命とそうでない命、日航機の事故でなくなった方たち、マスコミの人達の間でとらえるものは、すごく大切な命だったんですね”
みたいな投書を主人公にマスコミやアンタに良心があるなら載せてみろ!
みたいに新聞に掲載させることを無理やり約束させて
実際掲載になり、そのあと後悔して涙して”新聞記者を目指します”とか言って
何年か後この新聞社に入社するっていうオチですが。(説明、長くなっちゃいました)

こんな会社を試すようなことをして、会社を危機にさらすような要求をした
女子大生、採用するかなぁ~?
いくら反省したとしても。

だいたいが、重いだの軽いだの人様の命のことを勝手に決め付けて
アタシの家族はこんなに日本中に悲しんでもらえなかった、と
勝手にうらやんで(?)だから、アタシは
日航機事故で死んだ人のためになんか泣かないもんっ。
なんて失礼千万。

別になかなくったって良いけど、チラと思ったって言ってはいけないでしょうこんなこと。
人として。

小さな事故でも大きな事故でも死んだのは自分ではないのだから。
死んでしまった人は戻らないのは同じなのだから。

この女子大生の言動は納得いきませんが
本はまた今後何度も読み返したい逸品でした。

クリスマスツリークリスマスツリークリスマスツリークリスマスツリー






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Last updated  Aug 10, 2008 09:42:21 PM
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