紹介文
「涙を流さなくちゃ、始まらないことだってあるんだよ」。恋人にひどく傷つけられ、泣けなくなった女の子。彼女に青年の心は届くのか(「泣かない」)。上手に別れるため最後にいちばんの思い出の場所へいく。そんな「さよならデート」に出かけたふたりが見つけた答え-(「スローグッドバイ」)など普通の人たちの少しだけ特別な恋を綴った10篇。出会いから別れまでの一瞬一瞬をやさしく描く傑作短篇集。
スローグッドバイ
なんだか恋愛モノを読む気分ではないのになぜだか手にとってしまった
本なのでなんだか読んでても
"他人の恋愛なんか読んでる場合じゃないんだけどな~
みんな勝手にやってくれよ、もぉ~~
適なやけに反抗的な気分で、ちっとも面白く無かったです。
小説は面白いんだと思いますよ?
恋愛モノ読みたい気分のときだったら。
ただ、今回はタイミングが悪かった。
なんとなく(疲れてるし)ハードボイルドとかこれでもかというくらい
逆境にたった主人公が一発逆転勝利!!のエンディングみたいな
本を読みたかったんですよね。
じゃあ、そういう本を選べって思いますが(自分でも)
本を選びなおす時間すらなかったんですぅ。
バッグに本を放り込んでおきっぱなしで次の日また同じ本の続きを
読むって感じで。
しかも!
この本以前読んだことありました。
途中で気がついたんだけど。
でも、前回は楽しく読んだ木もするのでやっぱりタイミングが悪かったと。
しかし、日本の男子はこんなに寛容なのか?
そうなのか??
例え相手がコールガールでも気に入ればちゃんと付き合いたいと思うものなのか?
コールガールって横文字だとあんまり抵抗ないかもしれないけど
売春婦ですよ?
しかもそうしないと餓え死にするわけでもないのに
ちょっといい暮らししたいからやっているという。
それに、ほかのエピソードでは10日前に同棲解消した元カノ
(すでに共通の友人とお付き合い開始済み)
とサヨナラデートなるものにウカウカ出かけていきその共通の友人と
結婚することにしたと告知されうろたえる男子。
情けなさすぎ。
"ボク、そんなことぜんぜん気にしなもんね~。何せ優しいから~"
とちょっとなみだ目で強がるのは優しさなのか?
情けないとは言わないのか?
しかっりせいっ。
ニポンのますらお!!
これから結婚する友人、アンタもね。
ってことでココロの中でケチつけるだけで
終わってしまった本でした。