紹介文
1950年代のアメリカ、コネチカット州。フランクとエイプリルのウィーラー夫妻は、閑静な住宅街に暮らし、子供にも恵まれた理想のカップル。しかし、甘い新婚時代の暮らしも次第に色あせていく。演劇志向のエイプリルは地元の劇団の舞台に立つが、芝居の出来が悪く夫婦で口論に。一方フランクは、しがないセールスマンの仕事にやるせない不満を感じていた。そんな時エイプリルが提案する。「みんなで、パリで暮らしましょう」と…。
レボリューショナリー・ロード燃え尽きるまで
これ、2ヶ月くらい前に観たんですが感想かいてなかった
みたいなんで。
いわずと知れた『タイタニック』コンビですが
やっぱり老けたなぁ。
生活に不満だらけの中年差し掛かり夫婦という設定なのですが、
あのジャックとローズもイキオイでデキ婚でもしていたら
こうなっていたのかも、とつい想像しちゃいます。
ウツクシイあの思い出をぶち壊しかねないこのキャスティング、
ジェームス・キャメロンからクレームがつかなかったのか
心配になるくらい。
ハッピーエンドでは終わらないウツウツとした話ですが
なんだかつまらないからパリに行きましょう!と言い出す
ぷっつん妻と、その妻に言いくるめられる何がしたいんだか
よくわからない夫。
どっちにも感情移入できなくて観た後も後味悪し。
大体この人たちの不満ってゼイタクなのよ。
やる気の無い仕事ぶりなのに何故か評価される夫。
デキ婚(自分が悪い)で自分の才能を伸ばすチャンスを
失った、ワタシは他のつまらない妻たちとは違うのに!
毎日家事ばかりなんてやってられないわっ!と不満ばかりの妻。
不満ばかりで豊かな生活もカワイイ子供も目に入らない
可愛そうな人たち。
そもそも子供なんて画面にも登場しやしません。
シッターさんまかせなんでしょうか。
今あるものを大事にしようと自分を戒めるのには
いい映画だったかもしれません。