紹介文
転職二十回。十四歳で留学したアメリカでは奴隷に売られ、日本では相場師から首相までを経験した高橋是清。昭和初期の金融恐慌を鎮めるなど蔵相七回をつとめた不世出の政治家は後に、二・二六事件に倒れる。労苦と挫折を糧に卓越した人間観と金融政策で日本の危機を何度も乗りきった男は何を優先し、どう決断したか。渾身の力作評伝。
めっさ苦労した人の話でも読んで気持ちを引き締めようかと
手に取った本ですが。
読むのが結構つらかったです。
つまんなくて。
読んでいてもなんだか右から左へ抜け出ていくような。
風のやうに雲のやうに。(意味不明)
高橋さん、苦労もしてるし冒険もしてるし素材としては面白い
人のようなのに浅く薄い文章のせいか雲をつかむような
実体のなさ。
破天荒なこの人の後ろには奥さんも子供もいたのだし浮き沈みのあった
人生、ドラマもたくさんあったであろうにその辺りほとんど触れられず
長々と年表を読んでいるような味気なさ。
津本陽ってダレ?(無知失礼。)
・・・直木賞作家じゃん。
歴史・時代小説を多数書いてるようですがこのジャンルはあまり
触手が動かないのでたぶんほかの作品は読んでないかなぁ。
ってことでワタシの極小な理解力で読んだ限り残念な本でしたってことで。
そういえば登録しっぱなしだったのを思い出しました(照)
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