紹介文
待望の最新長編サスペンス!
夢を追う男と女は修羅を生きる。
元オリンピック射撃候補の内勤警察官に降りかかった密告者の汚名。警察組織内の暗闇に迫る問題作。
「おまえ以外に誰がいる。こんな浅ましい真似をするやつが!」
生活安全総務係に勤務する元射撃選手の萱野は、上司であり、選手時代のライバルでもあった矢木沢に面罵される。
贈収賄まがいの過剰接待疑惑を密告したと思われたらしい。
しかし、何を根拠に……。
萱野の存在を面白く思わない者がいるのか……。
署内で次第に孤立していく萱野、汚名をすすぐために残された道は、本当の密告者を自らの手で捜し出すことか。
【中古】afb【古本】密告/真保裕一
女々しい。
というのが素直なワタシの感想。
8年前オリンピック出場のためちょっといいなと思った女性を
ないがしろにしてるうちにオリンピック出場を決めていた
同僚にその女性を横取りされた(と思っている)主人公。
いろいろあったものの主人公のチクりでオリンピック出場できなくなった同僚は
その女性と結婚してしまい、これがまた何の因縁か8年後、
その同僚と上司部下の関係になってしまって
上司の妻になっている女性はまたもや主人公のアプローチに
ヨロメキかけていて、
更に現オリンピック出場を目指す女性警官が主人公に強烈片思いをしているというどいつもこいつもさわやかではない
ドロドロした関係で。
だいたいねー。
ほかの男と結婚して8年もたってからダンナに飽きたから(変わってしまったから、とかキレイに言っておりますが)前にいいなーと思ってて今も自分に未練のありそうなオトコに乗り換えちゃおーかなーっていうオンナのいったいどこら辺がいいわけだ。
人の妻だからよく見えるだけじゃね?
そんな主人公に湿気300%の片思いをしている女性警官の
存在もうっとぉしー!!
思いを伝えるわけでもなく、察して身を引くでもなく
直接好意は伝えずに射撃のコーチをしてもらう、という
大義名分でつきまとうやりかたといい・・。
男性が書いた文章のせいか、かわいらしいとかせつないとかっていうより、
主人公が『うざ!!』と思っているのにシンクロしてしまって
まー読んでいて気持ち悪いったら。
で、結局すべての根源はこの湿気オンナの浅知恵から始まった
ということらしいですが。
そして主人公の元同僚で上司、岡惚れしているオンナの夫は
『君を渡したくない』という遺書を残して自殺する。
どんだけ美人かしらないがそのオンナ、そんな価値のあるオンナか??
どいつもこいつもむかつくことこの上なし。
あー気分悪い!!
そういえば登録しっぱなしだったのを思い出しました(照)
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