📚紹介文📚
日本帝国海軍の夢と野望を賭けた不沈の戦艦「武蔵」――厖大な人命と物資をただ浪費するために、人間が狂気的なエネルギーを注いだ戦争の本質とは何か? 非論理的“愚行"に驀進した“人間"の内部にひそむ奇怪さとはどういうものか? 本書は戦争の神話的象徴である「武蔵」の極秘の建造から壮絶な終焉までを克明に綴り、壮大な劇の全貌を明らかにした記録文学の大作である。
戦艦武蔵改版 [ 吉村昭 ]
ワタシの携帯のデータは月5GBあるんですけどねー。
職場にwifiがないため暇な時のネットサーフィンやネットショッピングは自分のデータを使うしかなくー。
ワタシの仕事は暇な時でも所定の位置のいなくちゃいけないんだけど本読んでもネットしてても良いよって言われてるのでありがたく遊ばしていただいたり勉強させていただいたりしてますんで…。
月末結構足りなくなりまつ。(どんだけ暇なんだ)
1GB$10で買い足しもできますが、あと2日!のために$10ってのも悔しいやら勿体無いやら。
で、今月は明後日〆日ですがあと190MBしかなくなり、強制スマホ・デトックスです。
じゃぁ、仕事待機中になにするか?
読書でしょ?
何読むか?
この機会に買ったものの食指が伸びなかった本にいざチャレンジ!
先日
こんなニュース もあったしね。
ってことで読み始めたものの。
船の構造とか興味ないし登場人物多すぎるし人間ドラマというよりも紹介文にあるように記録文学なんでいやー読むのつらいつらい。
サイズとか数字とかきっと取材されて正確に記されているのであろうけど、読み飛ばし。
前半はどうやってあんな巨大なものを秘密裏に制作したのかって話ですが、まぁ制作に関わった人たちみんなに
秘密漏らしたら家族共々消すぞって脅して周囲の警備を厳しくしてたまたま見通しの良い所を歩いていただけでも片っぱしかた逮捕して拷問にかけたってことのようです。
…この時代に生まれなくて本当に良かったよ。
おじいちゃんおばあちゃん、こんな時代生き残ってくれてありがとう。
だけど尋問してる特高警察ですら何を取り調べてるのかわからない理不尽な拷問で、運悪く関わってしまったり捕まってしまった方々は相当な人数に成るんでしょうね。
本中は実にさらっと書いてありますが。
この本が発行されたのは昭和40年。
戦後20年も経っているんですよ、というセリフがあとがきにありますがまだ戦争を生き残った人達が若かった頃で今となっては集められなかった貴重な歴史的情報もまだ手に入ったころなんでしょう。
要するに時代遅れなデカきゃいいってもんじゃないでしょう、という巨大戦艦をそれこそ国民の多大な犠牲の上に建築したけれど結局一度の攻撃でこれまた多大な犠牲者を出して沈んだ戦艦がこの武蔵。
直接的だけではなく間接的に犠牲になった方達にしてみれば責任者出てこい、どころの話ではないけれど国家的プロジェクトというのは往々にして明後日方向だったりするのは世の常でしょう。
犠牲になった方達に合掌。
そういえば登録しっぱなしだったのを思い出しました(照)
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