「遠野のカッパが気になる」という若干2名の方(花さんとjandararinさん)を
お待たせして申し訳ないのですが、
私が留守のあいだ 悲しくて 大変静かな環境に恵まれたおかげで、
2晩ほぼ徹夜で作業に集中できたというオジサンから、その成果を
「バイクを自分で修理する人の参考になるかもしれないからブログで紹介しておいて」と
圧力がかかりまして・・・
という訳で、私にはまるっとスリっとチンプンカンプンな「バイクネタ」いきます!
副題:「彼が2晩ほぼ徹夜した理由~Honda STEED フロントタイヤのスポーク交換他」
ジャジャ~ン、これ↓がホンダ・スティード400cc、整備後のピッカピカな全貌だっ!
ユーザー車検でそのうち気が向いたら(オイオイ!)陸運事務所へ持ち込む予定のため、
ヤンキーっぽかったマフラー、ハンドル、ライトなどを、車検が通る仕様に取り替えました。
3年くらい前の古い写真↓、上のスティードをバラんバラんにしてます。
もともと、オジサンは年相応というか(笑)自然の中も走れるオフロードタイプのバイク、
スズキ・ジェベル250ccを持っていて(過労でここ数年ツーリングできてませんが。涙)、
このアメリカンタイプのスティードはオジサンの息子が友人から10万円で買ったもの。
(えっとー、家庭の事情でオジサンと私にはそれぞれ息子がいます。)
もう、買った時はオジサン曰く「 わび サビのかたまり↓だった」とか。
マフラーも細いし、ハンドルはイージーライダーに曲がってるし・・・
(関係ないけど、北海道むかわ町の「いい爺いライダー」は面白いです♪)
で、息子はほとんど乗らずにそのうち就職し、バイクを置いたままお引っ越し。
「サビのかたまり」ゆえ売ってもタダ同然のため、オジサンはコツコツ修理することに。
これは錆びた状態のリア(後部)タイヤ。リアタイヤの交換は簡単だったそうです。
こちらがペロリとキレイになったリアタイヤ。「何だか全く雰囲気が違うぞ~」と追求したら、
嬉しそうに白状しました↓
「ホンダマグナ250cc(V-TWIN MAGNA)のリアホイールがそのまま使えるんだ♪」
中古で3000円で売ってたホンダマグナのリアホイールで代用したんだそうです。賢い!
バイク屋さんでホイールを着脱してもらうとタイヤ1本あたり3000円くらいかかるので、
タイヤレバーを3本使い、着脱も自分でバキバキやったと言ってました。
その様子、見たかったなぁ~ え?ジャマ? ハイハイ・・・
これがくだんの、2晩ほぼ徹夜した元凶の「錆びたフロントホイールのスポーク」・・・
こりゃあ、細部にわたって完璧に(?)錆びてますわ~
バイク屋さんで交換してもらうと工賃だけで2万~2万5千円、それに材料費・・・
で、合計4万円以上はかかるそう。
部品メーカーに頼むと、このあや取り+迷路+知恵の輪のようなスポークを組み立てて、
出来上がったものが4万5千円と言われたとか。
10万円で買ったボロバイクに、そんなにお金をかけるのも「なんだかなぁ~」、で、
AB型・理&電気系・マスターズ平泳ぎ50mの元全道記録保持者で一応体育会系、
怖ろしいことに私と共通点が全くないばかりか正反対、私にとって異星人のようなオジサンは、
スポークとシールパッキンだけ14000円で購入し、
「2晩ほぼ徹夜」して自分で組み立て調整までをやり遂げたそうです!パチパチ~、拍手~
その成果がジャジャ~ン! ピッカピカのこれ↓と、一番上↑の写真!
「劇的ビフォーアフター」「ぽちたま」「魔女たちの22時」に出演できそうだよ。
オジサンがこんな「ややこしや~」な作業に完全集中できたのも、
私が岩手県を「馬コとカッパと中孝介」で徘徊している間の徒然(つれづれ)のおかげ。
岩手県に感謝せねばっ! でも、今度はいっしょに行きたいねぇ。