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2011年04月08日
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mic殿 ご愛読有り難うございます

>>パワー管交換時は、きっちりとバイアス調整を行おう
固定バイアスの場合アンプにあった真空管を選びましょうという事ですよね??
それともバイアス調整出来るのですか?


そうなんですよね
最近、このお問い合わせやご質問が非常に多いです


固定バイアスで調整の出来ないアンプはありません
(必ず、点検及び調整が必要です)

また、真空管を合わせる方法を指しているのでは、有りません


写真は、メサブギーのバイアス回路で
部品の付いていない場所が最初から設けてあり
バイアス電圧調整用に予備パーツの基板パターンです
(最近のアンプはパターンを省略していますが、作業は同じ)

これにより、微妙な電圧にもセッティングが可能です
(抱き合わせれば、一緒の事なのですが)
元々付いているモデルも存在します


高級なアンプほど固定バイアス仕様が多いですが
FenderやMarshallは、大量生産の普及品なので
バイアス電圧微調整ポットを付ける方が
パートのおばさんでも真空管の誤差に対応できる為で
ポットの接触不良のリスクよりも、生産性を重視した訳ですね

また、1970年代のFenderシルバーフェイス・モデルでは
バイアス電圧は、固定バイアスになり
真空管バランサー・ポット仕様を採用しました
こちらも勘違いが多いのですが
このポットは、パワー管のマッチド誤差のバランスをとる物で
バイアス調整をするポットでは有りません

このポットの便利なところは、消耗してきたパワー管で
マッチド誤差が出てきたものを補正できる所です
バイアス電圧は、固定型になったので
別途内部での調整が必要となりました。
この事は、殆ど知られていないのが現状でしょう

例えば、
パワー管の交換時にアンプの外から、バランサー調整のみを行い
「交換OKです」と言われたら注意しなければなりません
なぜなら、これだけではバイアス調整をした事にならないから
もしも、バイアス電圧が浅ければ、著しく寿命が短くなるでしょう

インターネットが普及して、情報の入手が便利になりましたが
半面、正誤の判断が非常に困難になってきました
どうしても活字になると、言葉で聞くよりも信憑性が有るように感じてしまいます

弊社の場合、店頭即日修理を行っていますので
バイアス調整を多くのお客様の見ている前で作業しています

その中でバイアス調整料金の設定に満足頂いていると思っていますし
作業の必要性をご理解頂けている事でしょう(多分??)

実際に、真空管の交換をしたのにすぐに駄目になったり
故障箇所が増えたりしたアンプを修理するに当たって
この固定バイアスは、調整できないと聞いたと言われる事が多くなって
全くもって、閉口するばかりで残念です。
(2重3重に費用も掛かりますしね)

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最終更新日  2011年04月09日 09時54分33秒
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