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テーマ:自動車・交通(1690)
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テレビ番組『新車情報』をご存知でしょうか。
横浜の地方局が制作して、UHFにて各地方局(私の知っている限りでは関東一都六県は確実。)を通じて放映されていました。 番組名のように“新車”自動車の新しい話題を毎週45分間の番組にまとめるもので、キャスターは自動車ジャーナリストの三本和彦氏。 先月で27年間の幕を下ろした。因みに一人のキャスターが続けた番組として最長寿となり、ギネスブックにも認定さていると聞きます。 27年前と言えば、私が自動車の運転免許を取った年で、しかも我家がテレビの買い替えと同時UHF用のアンテナを取り付けた時と偶然同じなので、あまりテレビを見ない私ですがテレビ番組『新車情報』はほぼ開始と同時に見始めたことになります。 毎週新しい“自動車の情報”と言っても、番組の内容は新しく発表・発売になった自動車の紹介が主で、具体的にはメーカーから試乗車とその自動車を開発した担当者が着て説明をし、三本氏が実際に試乗を後に番組の中で開発設計者にインタビュウをする形式でした。 自動車界で27年前と言えば、世界一厳しいと言われた“昭和53年排気ガス規制”が一段落し、また日本で作られた自動車が世界中で売れ始めた頃で自他共に“日本の自動車は世界一”と謳われ始めた時とも一致します。 その当時話題となった自動車は、“トヨタソアラ”“マツダFFファミリア”“ホンダシビック”・・・など“日本の自動車は世界一”と皆が思い始めてもいいような自動車が続々と登場しました。 三本氏は『新車情報』の番組の中で、本当の意味で“民生に役立つ自動車”をテーマとし、“安全で気持ち良く乗ることができて、しかもお財布にあまり負担をかけない”と言い続けていました。また、三本氏の江戸っ子かたぎの“ベランメイ丁”も歯に衣着せぬと番組の視聴者から好評だったようです。 この番組が27年間も続いた理由はなんだったのでしょう。 日本の自動車はここ30年間それこそ“世界一”をめざして来ました。 また、三本氏が“民生・庶民”と言う言葉を使ったように日本人、日本の社会の中に普通に自動車が使われるようになりました。そこで考えると私は、この番組は自動車ファン、マニアを対象にしたのではなく、一般の自動車を求めている人達に自動車の情報を提供する使命だったようにも思います。 最後になりますが、三本和彦さんお疲れ様でした。 そして、毎週楽しませて頂いて有難うございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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