ささやかなこの人生

[病院・施設] カテゴリの記事

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  1日平均患者数

  厚生労働省が1月21日に公表した「病院報告」（2009年9月分概数）によると、昨年9月の1日当たりの平均入院患者数は、前月から7502人減って129万8236人でしたが、外来患者数は2万4247人増えて140万9587人となったそうです。「1日平均患者数」を病床区分別に見ると、増加したのは「精神病床」で31万6402人（1773人増）。「結核病床」は3379人（51人減）「療養病床」は30万8215人（6人減）、「一般病床」は67万194人（9212人減）と減少でした。また「平均在院日数」は、前月から0.9日増えて33.8日。病床区分別では、「結核病床」が78.3日（4.0日増）、「一般病床」が18.6日（0.4日増）と増加。一方、「精神病床」は310.8日（1.4日減）、「療養病床」は186.5日（3.1日減）と減少したようです。外来患者数は、昨年8月は前月から8万6057人減の138万5340人で、昨年では1月の134万7741人、5月の130万7143人に続き、3回目の130万人台になっていたようですが、再び140万人台に戻ったそうです。ランキング参加しています。宜しければ応援おねがいします。ポチッと押して下さいネにほんブログ村こちらもポチッと押して下さいネにほんブログ村

  2010.01.22

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  退院・退所者の行き先

  介護老人福祉施設（特別養護老人ホーム）の退所者の“行き先”として最も多いのは「死亡」。この様な、実態が厚生労働省の「２００７年介護サービス施設・事業所調査」で明らかになりました。調査は、全国の介護サービス事業所や介護施設などを対象に昨年１０月に実施され介護老人福祉施設は、対象の５８９２施設すべてから、介護老人保健施設は、３４３６施設中１施設を除き、介護療養型医療施設は、２６９４施設中２６０８施設から回答を得ました。それによると、低価格で入所できる介護老人福祉施設を退所した人の“行き先”として最も多かったのは「死亡」で６３．０％。次いで「医療機関」（３１．５％）、「介護老人福祉施設」（２．５％）と続き、「家庭」に戻ることができたのはわずか１．６％だったそうです。医療法人などが運営する介護老人保健施設では、「医療機関」（４５．３％）と「家庭」（３１．０％）が多く、「死亡」は３．８％と少なかったそうです。医療機関の療養型ベッドのうち、介護保険を利用する介護療養型医療施設で多かったのは、「死亡」（３２．６％）と「医療機関」（同）で、これに「家庭」（１４．０％）、「介護老人保健施設」（１０．８％）などが続いたようです。厚労省の実態調査は、毎年勤務先の病院にも送られてきます。毎回、私が回答を行いますが・・・退院者の行き先は、まさしく統計通りです。｢死亡退院｣されるか、容体が急変され｢医療療養型に移動｣されるかです。国は、患者さんを自宅療養を勧めていますが・・・最終的には、家族は入院代の負担は掛かりますが病院に入院を切望されています。ポチッと押して下さいネこちらもポチッと押して下さいネ

  2009.01.30

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• 医療監視・・・実地指導

  １２月に入って、保険請求業務が終わり一段落したかと思えば今月の２４日に、保健所の医療監視が入る事に決まりました・・・。毎年この時期に入るのですが、２４日とは・・・病院・診療所などの医療監視とは　　　保健所では、医療法第２５条に基づき病院、診療所、助産所に立ち入り、　　　医療法その他の法令に規定された人員や構造設備を有し、適正な管理を　　　行っているか否かなど検査し、適正な医療の場の確保を図っています。また、来年の１月２０日には県からの介護療養型医療施設への実地指導が決まりました。前もって準備しなくてはいけない書類が多く、暫くは忙しくなりそうです。

  2008.12.11

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  今日は、秋まつり・・・

  今日は、職場での秋まつりです。昨年までは８月に行われていた夏まつりでしたが今年は９月に秋まつりの開催となりました。昨夜は、雷と共に大雨が降り今日も朝から空一面雲に覆われ、今にも雨が降り出しそうな天気です。１８時からの開始ですが天気が回復してくれると良いのですが・・・ ←ポチッと押して下さいネ ←こちらもお願いします

  2008.09.26

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  終末期医療の在り方・・・

  長崎県保険医協会が、行った「高齢者意識調査　看取りの場所について」「自宅では無理」とする人が半数近くを上まわりました。自宅での療養が困難な理由としては、「家族の負担が大き過ぎる」や「症状が急変した時の対応が不安」、「家族が高齢化して大変」などの回答が相次いだそうです。厚生労働省は「在宅死」の割合を現在の２割から４割に引き上げようとしていますが、多くの高齢者が疑問の声を上げているようです。介護保険の導入以後、「老人介護」に対する意識やサポートは多少手厚くなったかもしれませんが、その一方で高齢者にはわかりづらい医療保険、介護保険の利用方法が混乱を招いていると思います。しかも、長期療養型病院もどんどん減少し、病気に対する不安は大きくなる一方・・・。「自宅で家族に看取られる」という理想はもちろん誰もが持つのでしょうけど家族の負担を考えた時に、誰もが申し訳なく思われるのではないでしょうか・・・誰もが安心して人生の終わりを迎えられるよう、医療環境を整えることが大事と思います。 ←ポチッと押して下さいネ ←こちらもお願いします

  2008.08.26

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  入院基準厳格化・・・

  障害者対象の病棟や難病患者らの特殊疾患病棟で、１０月から脳卒中や認知症が原因で障害がある患者の入院基準が厳しくなるようです。これらの患者の割合が少なければ入院は可能ですが、多いと医療機関に医療費がこれまでのようには支払われなくなるため、退院圧力が強まる恐れもあるようです。対象となる「障害者施設等一般病棟」では、患者のおおむね７割以上が障害者でなければなりませんが、脳卒中などが原因の場合は重い意識障害などを除き、１０月から障害者の人数として算定できなくなるようです。特殊疾患病棟でも、同様にこれらの患者も算定できなくなるようです。 ←ポチッと押して下さいネ ←こちらもお願いします

  2008.08.18

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  難病研究予算・・・１００億円

  舛添厚生労働相は２１日、北九州市内で講演し治療法が確立していない難病研究の予算を０９年度には０８年度の４倍程度に増やす意向を表明し０９年度の予算が決まった時、難病対策費が（０８年度の）約２４億円から１００億円に増えた、としたい」と述べ、原因や治療法を究明する「難治性疾患克服研究事業」の対象となる病気を現在の１２３疾患から大幅に拡大する考えを示しましたようです。７２年にできた国の難病対策要綱は、「難病」について(1)原因や治療方針が未確立で後遺症を残す恐れがある(2)慢性化して経済的、精神的負担が大きい、などと定義。民間では治療や医薬品の開発が進まず、全国規模の研究が必要なものを「特定疾患」とし、現在は１２３の病気を指定しています。このうち４５は「特定疾患治療研究事業」とされ、原因究明や治療方法の開発に生かすデータを患者に提供してもらう代わりに、治療費の自己負担分を国と都道府県が全額または一部を負担しています。 ←ポチッと押して下さいネ ←こちらもお願いします ←こちらもお願いします

  2008.06.22

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  後期医療・・・病院職員にも影響

  後期高齢者医療制度に伴い、医療機関への診療報酬（医療費）のうち社会保険から移行した分の支払いが、制度の導入前より最大で１０日も遅れるという問題が指摘されています。医療機関が受け取る診療報酬は、国民健康保険を対象にした「国民健康保険団体連合会（国保連合会）」と、社会保険を対象にした「社会保険診療報酬支払基金（支払基金）」に大別されます。国保連合会は各都道府県に設置されており、支払日は毎月おおむね２５～３０日支払基金では毎月２０日ごろとなっています。後期高齢者医療制度制度は、都道府県単位の「後期高齢者医療広域連合」が運営しており診療報酬は国保連合会を通じ、おおむね２５～３０日に支払われます。同制度の施行で、社保に加入していた給与所得者（本人）と、社保の子ども世帯の扶養家族になっていた人（被扶養者）が、社保を脱退し、同制度に移行。同制度の対象者約１３００万人のうち、社保からの移行は、本人約５０万人と被扶養者約２００万人の計約２５０万人に上ると言われています。医療機関にとっては、同制度が導入されるまでは社保だった分の診療報酬の請求先が、支払基金から広域連合に変更になり、２０日ごろに支払われていた診療報酬が、２５～３０日にずれ込むことになります。診療報酬の支払いを広域連合が３０日にした場合は、従来に比べ１０日遅れになると言うことです。医療機関の多くが、支払基金からの診療報酬を基に、２５日を職員の給料日に設定しており、２５日は１か月のうちで最も多くの資金が必要になるようですが・・・。入金日が遅れることで、厳しい経営を強いられている医療機関が２５日だった給料日をずらすなどの可能性も懸念されている様です。後期高齢者医療制度・・・病院の職員にも影響がでる恐れがあります。 ←ポチッと押して下さいネ ←こちらも押して下さい

  2008.06.18

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  夜間休日の救急

  入院を必要とする救急医療を担う医療機関（二次救急医療機関）の中で、休日と夜間の診療体制が、医師２人以下となっている医療機関が全国で７割に上ることが厚生労働省の調査で、明らかになったようです。複数の病院が当番制で休日・夜間の診療を行う「病院群輪番制」に参加している病院と拠点となる病院が施設を開放し、地域の医師の協力を得て診療体制を確保している「共同利用型病院」を対象に実施され全国３１０８か所の二次救急医療機関から回答があったそうです。当番日の勤務医師数では、「１人」が１３３１施設で全体の４２．８％を占め「２人」の８７２施設（２８．１％）と合わせ、全体の７１％に当たる２２０３施設が休日と夜間の医師体制が２人以下になっていた。「３人」は３１９施設（１０．３％）「４人以上」は５３９施設（１７．３％）だったようです。救急医療については、患者の重症度によって、最も軽いものから順に初期、第二次、第三次の体制で対応することになっています。初期、二次、三次というと、救急患者がその順に病院を転送されそうなイメージがあるようですが、そういう意味ではない様です。二次救急医療体制とは 入院治療を必要とする重症救急患者に対応。都道府県を数地区に分割したものを二次医療圏と呼びますが、その圏内の病院の輪番制などにより２４時間体制をとります。 ←ポチッと押して下さいネ ←こちらも押して下さい

  2008.06.17

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  医療事故・・・

  佐世保市の障害者施設で、今月女性入所者が介護職員から別の入所者の薬を誤って飲まされ、数時間後に死亡していたことが２１日わかりました。女性介護職員が就寝前の入所者に順番に薬を飲ませる介助をしていた際女性入所者に、同室の別の入所者用を誤って飲ませたそうです。佐世保署が服薬と死亡の因果関係などを調べています。医療事故には二つのケースがあります。一つは事故が誰のミスでも怠慢でもなく、不可抗力で起きてしまった場合。もう一つは、人為的なミスや怠慢によって起こった場合です。人為的な原因が考えられる場合でも、患者側に問題があって事故に結びついてしまった場合と、病院や医師の側に問題があって事故が起きてしまった場合があります。 ←ポチッと押して下さいネ ←こちらも押して下さい

  2008.05.22

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  患者さんの退院・・・

  ２００６年７月から、医療療養病床の入院基本料については看護師等の人員配置の状況により病棟単位で設定する方法から入院患者の医療必要度（医療区分１～３）とＡＤＬの状態（ＡＤＬ区分１～３）の組合せによって入院基本料Ａ～Ｅの５区分の点数をそれぞれの患者に当てはめて算定する仕組みに改められました。今日、医療区分１の患者さんが退院されました。この患者さんは、福祉施設や在宅で対応できるということで・・・介護保険の要介護２の認定ではありましたが、勤務先の病院では満床だった為MSWが、特別養護老人ホームに相談し受け入れて頂くことになりました。特養は一度入所すると、生涯そこで暮らすことができます。介護保険で利用でき、常時介護が必要な人や在宅生活ができない人が入所しています。入所待ちの人が多く、入所申請から１～２年くらい待つことが多くそれ以上もあります。通常順番待ちの特養ですが・・・待つこと３ヶ月でした。病院の都合での退院でしたが、特養に行かれて本当に良かったと思います。 ←ポチッと押して下さいネ ←こちらも押して下さい

  2008.05.13

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  病院の未収金

  未払いの治療費や入院料など、病院の経営に大きな影響を与えている未収金が増加傾向にあることが、厚生労働省の調べで分かったようです。２００６年度末現在の一施設当たりの未収金は、約４．７９０万円で前年度末から約９５万円増加。損金処理をした金額（不良債権）は約２９７万円で前年度末から約２６万円増えているようです。厚労省は４月２４日未収金対策を検討するための基礎資料として「未収金に関するアンケート調査結果の概要（速報値）」を示しました。アンケート調査は、四病院団体協議会(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会)のいずれかに加盟している病院を対象に実施。２．８４４病院に調査票を送り、７５５病院から回答を得た結果は未収金が発生する理由としては、明確な理由を特定しない「その他」が３８．０％で最も多く・・・以下は、「分納中・分納交渉中」２１．１％、「生活困窮で支払い能力がない」１４．３％、「支払い方法未決定」８．２％、「支払い能力はあるが、支払う意思がない」５．５％、「診療に対し不満があり、払いたくない」０．７％の順。回収のための努力として、「電話催促」（９７．３％）と「手紙などの文書催告」（９５．８％）は、ほとんどの医療機関が実施していますが「個別訪問」は５３．２％、「内容証明郵便」は４２．５％だったそうです。「支払督促」（９．３％）や「少額訴訟」（４．６％）など法的手段による回収努力は少なかったようです。私が、今の病院に勤務した頃は入院代の未払い者が多く大変でした。回収にもさほど力を入れていない様に思えました。約２００万円の滞納者が、３名ほど入院されており回収もされていない状態であまりの管理の悪さに驚きました。電話催促、文書催告、個別訪問、内容証明郵便・・・あらゆる手段で、私は回収に廻りました。継続入院する事により、入院代未収金が増えてしまうので強制退院をして頂いた患者さんもいました。現在は、医事スタッフも未収に対する考えも備わり各担当者から３ヶ月の未収者が発生したら報告を受けるようにしています。 ←ポチッと押して下さいネ ←こちらも押して下さい 回収に取り組む体制については、「医事課職員が行う」９３．２％、「対策チームを設置」９．６％、「専任職員を配置」９．４％、「特に何もしていない」０．９％、「その他」１１．１％となっています。

  2008.04.24

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  後期高齢者医療制度・・・開始

  昨日、４月１日から後期高齢者医療制度が開始しました。全国の病院（医事課）の方は、大忙しだった事でしょう・・・私の勤務している病院でも、月初め保険証の確認で大変な一日でした。暫くは後期高齢者の保険証の確認で大変だと思われます。後期高齢者医療制度とは「高齢者の医療の確保に関する法律(平成１８年６月成立)」の施行により平成２０年４月から新たに独立した医療制度がはじまり、対象者は７５歳以上の後期高齢者となります。保険証も、４月１日より新しく変わりました。被保険者は、新たな医療制度の被保険者となる方は、７５歳以上の方及び６５歳以上７５歳未満で一定の障害のある方です。これは現行の老人保健制度における老人医療対象者と同じです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ※健康保険組合等の被扶養者であった方も対象となり、後期高齢者医療制度への加入後は国民健康保険、健康保険組合、政府管掌保険、共済組合等の被保険者ではなくなります。患者さん達も、後期高齢者医療をよく解っている方は殆どおらずスタッフで説明です。保険者である、後期高齢者医療広域連合の説明不足に困っています。 ←ポチッと押して下さいネ ←こちらも押して下さい

  2008.04.02

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  患者に通じない・・・

  病院での診察の際、医師が言う言葉が理解出来なかった事ありませんか・・・医師が使う専門用語について、国立国語研究所が全国の医師を対象に調査した結果患者に意味が伝わらなかった言葉が、７３６語に上る事が解ったそうです。調査は昨年１１月、全国の医師約２０００人に、患者に理解してもらうことが難しいと感じた言葉や、言葉が通じずに困った具体的な経験などを尋ね３６４人から回答があり、最も多くの医師が誤解された言葉として挙げたのが「予後」だったそうです。一般的には、病後の経過や病気のたどる経過についての医学的な見通しを指す言葉のようなのですが、がん診療の際には「余命」の意味で使うことが多いそうです。他には、化学療法・悪性腫瘍・頓服・合併症・病理etc・・・確かに患者さんの多くは、医師の説明を理解できず不安を感じながら治療を受けている人も多いと思います。患者さんに解りやすく説明する事が、医師と患者さんとの信頼関係をよりよくするのでは無いでしょうか・・・ ←ポチッと押して下さいネ←こちらも押して下さい

  2008.03.06

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  ５分ルール・・・

  今年４月の診療報酬改定で、医師が再診の際にリハビリや処置等をしない医療を行った時に算定している「外来管理加算」の要件について、新たに「５分ルール」が導入されたことで、医療現場では波紋が広がっています。「診察・説明には５分の時間を要する」と、厚生労働省は５分という目安を設けて外来管理加算の算定要件にしました。現在より診察時間が延びて、特に２００床以下の病院等では少数の医師で多くの患者に対応できなくなるうえ算定が減る医療機関では収益が下がる恐れがあります。外来管理加算は、一定の処置や検査等を必要としない患者に対して、懇切丁寧な説明や計画的な医学管理等といった医療行為を行うことを包括的に評価したものであり、一定の処置や検査等を実施せずに計画的な医学管理を行った場合に算定できることとされています。 ←ポチッと押して下さいネ←こちらも押して下さい

  2008.02.21

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  介護療養型老人保健施設

  療養病床削減の受け皿として２００８年４月に創設する転換型の介護老人保健施設（老健）について検討している厚生労働省の社会保障審議会介護給付費分科会は、本日転換型老健の名称を「介護療養型老人保健施設」にすることを決めたようです。国が進める療養病床削減計画を受け、厚労省は２０１２年度末までに現在の医療療養病床２５万床を１５万床まで減らし、１３万床ある介護療養病床を全廃する方針を打ち出しています。勤務先の病院は、医療療養病床５７床。介護療養型病床が５３床。これから、病院生き残りの為にシュミレーション等忙しくなりそうです。 ←ポチッと押して下さいネ←こちらも押して下さい

  2008.02.20

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  社会的入院・・・退院調整

  ４月からの診療報酬改定では、入院が長期化する患者を退院させるための「退院調整」が診療報酬で評価されます。７５歳以上の後期高齢者を対象にした新しい医療制度の診療報酬では「後期高齢者退院調整加算」、７４歳以下では入院が長期化する傾向にある療養病棟などに「退院調整加算」が新設されます。家族が受け入れないために入院が長期化する「社会的入院」などに的を絞った退院調整について、厚生労働省は「追い出すわけではないとは言っていますけど・・・対象となるのは(1)療養病棟入院基本料、結核病棟入院基本料、特定機能病院入院基本料（結核病棟）などを　算定する病床に入院している患者(2)障害者施設等入院基本料、特殊疾患入院医療管理料、特殊疾患療養病棟入院料を　算定する病床に入院している患者など患者の、退院調整は大事ですが、この人たちは地域の中に居場所がないし入院患者の在宅復帰を進めるのであれば、退院後の「受け皿」を整備する必要があります。 ←ポチッと押して下さいネ←こちらも押して下さい

  2008.02.17

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  診療報酬改定・・・再診料は？

  中央社会保険医療協議会は、今日の総会で、個別項目の点数が入った「２００８年度診療報酬改定の主要改定項目案」を了承し、舛添要一厚生労働大臣に答申しました。治療や検査などで医療機関が受け取る診療報酬は2年に1回見直されます。前回の改定は２００６年４月に実施され、診療報酬の全体で「マイナス３．１６％」という過去最大の下げ幅でしたが、今回は全体で０．８２％のマイナス改定にとどまったようです。今回の改定では、２度目以降の受診でかかる再診料見直しが焦点となっていましたが・・・現行では、中小病院（病床数２０以上２００未満）が５７０円、開業医の診療所（同２０未満）が７１０円と、診療所の方が１４０円高く患者の“病院志向”の高まりを受け、同一価格とすることが検討されていました。２００床未満病院の再診料は３点引き上げられ、現行の５７点から６０点。診療所の再診料（７１点）との間には、依然として１１点の開きがあります。２００８年度診療報酬改定の骨子▽中小病院の再診料を３０円引き上げ、診療所は据え置き▽妊産婦の救急搬送を受け入れた病院に報酬加算▽小児専門病院への高い報酬評価▽勤務医の負担軽減のため、事務作業補助の職員配置に報酬加算▽７５歳以上の後期高齢者医療の診療報酬を新設▽大病院に診療報酬明細書（レセプト）同様の明細書の発行を義務付け▽後発医薬品（ジェネリック医薬品）の利用促進のため、処方せんの様式を変更診療報酬改定とは 医師の診療行為や調剤などに対して、医療保険から支払われる報酬を改定すること。 手術や検査などの診療行為や調剤などに対し、医療保険は病院や調剤薬局などの医療機関に診療報酬を支払う。それぞれの診療行為や調剤などには公定価格が決まっており医療機関は医療保険の支払機関に診療報酬明細書を提出して、医療費を請求する。社会保険診療報酬支払基金などの支払機関は、レセプトを審査したうえ、請求のあった医療機関に診療報酬を支払う流れとなる。 診療報酬は、物価や人件費などの変動に合わせ、２年に１度のペースで改定されている。厚生労働大臣の諮問機関である中央社会保険医療協議会で改定案をまとめる。点数表示された公定価格は、厚生労働大臣が官報で告示します。 ←ポチッと押して下さいネ←こちらも押して下さい

  2008.02.13

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  医療費明細書

  ４月から診察や検査、投薬など診療点数の項目すべてを記した明細書付きの領収書発行が義務づけられ、病院の窓口で受け取ることができるようになります。中央社会保険医療協議会（中医協）が、審議中の診療報酬改定に盛り込んでおり、今月中旬に正式決定される見通しです。医療の情報公開が一歩進みますが義務化の対象医療機関が限定され、患者が請求した場合にだけ発行するなどの条件が付きました。医療費の明細書発行は、０６年度の診療報酬改定で医療機関の努力義務になっていました。今回の改定では、診療報酬をオンラインで請求する体制が整った４００床以上の病院に限って発行を義務付ける方針。ただし、対象施設の限定に加えて、「手間賃や紙代の手当は必要」として病院側が発行手数料を請求できるとしていました。それに対し舛添厚生労働相は、５日午前の閣議後の記者会見で検査や投薬などに関する診療点数の全項目を記した医療費明細書の発行を４月から一部の病院に義務付ける措置について「何千円も手数料をとるのはおかしい」と述べ無料発行を検討していることを明らかにしたそうです。 ←ポチッと押して下さいネ

  2008.02.05

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  再診料の見直し

  中央社会保険医療協議会（中医協）は３０日、２００８年度の診療報酬改定の焦点となっていた再診料の見直しについて、中小規模の病院の再診料を５７０円から数十円程度引き上げることを決め開業医の診療所の再診料引き下げは見送ったそうです。２回目以降の診療の際にかかる再診料は現在、病院（病床数２０以上２００未満）は５７０円ですが、診療所（病床数２０未満）は７１０円と、診療所の方が１４０円高く、今回の改定では、病院と診療所の再診料の格差是正が焦点となり、中医協は中小病院の分を引き上げることで格差を縮小することとしました。 ←ポチッと押して下さいネ

  2008.01.31

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  重病名で医療費請求

  疾病ごとに定額の医療費を支払う「診断群分類（ＤＰＣ）別包括評価」を巡り千葉市中央区、病床数３６０の病院が、実態とは異なる病名で市町村などに医療費を請求し、千葉社会保険事務局と千葉県に不適正分の返還を求められていることが１８日わかったそうです・・・例えば、「めまい」で入院した患者に脳梗塞の可能性があるかどうかを調べるコンピューター断層撮影法（ＣＴ）検査を行った場合、診断群分類に「脳梗塞」を選択したり、胸部ＣＴを撮った「肺炎」の患者について「肺がん」と選択したりしていた。いずれも本来の「めまい」「肺炎」を選択しなければならないケースで患者も、本来の自己負担額より多く支払わされた可能性があるそうです。ＤＰＣとは、病名や症状、治療内容別のリスト「診断群分類」（１４３８項目）ごとに１日当たりの医療費（定額）が決まる方式で、２００３年に導入されました。医療費請求の際には、カルテに記載された内容をもとに選択した分類名をレセプト（診療報酬明細書）に記入することになっており、薬や検査など、診療内容ごとに医療費を積み上げていく従来の「出来高方式」で起こりがちだった不要な検査・投薬が抑制されると期待されています。 ←ポチッと押して下さいネ

  2008.01.21

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  仕事始め

  今日は、仕事始め・・・通常に戻ります。久しぶりに、早起き。まだ、目が覚めません・・・今日は、全体朝礼ですから朝から忙しくなりそうです。早く、休みモードから切り替えないといけません。 ←ポチッと押して下さいネ

  2008.01.04

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  仕事納め・・・

  昨夜から、また雨が降り出しています。今朝も小降りではありますが降り続いているようです。今日は、仕事納め・・・今年は、今日で仕事は終わりです。今週は、外来患者数も多く忙しい日が続きましたが今日は少ないと思います。今日は、仕事が終わると事務所の忘年会です。今年最後の私にとって３回目の忘年会です・・・今回は、職場の近くの居酒屋で行う事となり自家用車で通勤しますのでアルコール無しです。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.12.28

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  感染・・・

  神奈川県茅ケ崎市は２５日、市内市立病院で心臓カテーテル検査を受けた６０～７０代の男性患者５人が、院内感染でＣ型肝炎を発症したと発表しました。使い捨て機器を使い回して感染が広がった可能性が高く、院長は患者と家族に謝罪したそうです・・・病院の調査委の調べで、検査の際に血圧を電気信号に変えて計測する使い捨ての変換器を、続けて使っていたことが分かった。病院の担当者は２５日の会見で「臨床工学技士が交換していなかった。医師は交換していると思い込み、確認を怠った」と説明したそうです。感染とはある生物の生体内に別の微生物が侵入し、そこに住み着いて安定した増殖を行うこと。生態学的には寄生の一種にあたるが、寄生する側が真正細菌真菌、原生生物、ウイルスなどの単細胞以下の微生物である場合や寄生された宿主が、それによって何らかの病気を起こす場合に特に「感染」と呼ばれることが多いそうです。感染と言えば・・・現在、私が勤務している病院でも感染性胃腸炎が、先週の土曜日ぐらいから流行しています・・・通所リハビリの利用者が、数名嘔吐・下痢を訴え昨日から明日まで、休みとなっています。通所のスタッフも数名が、同じ症状で休んでいる状態です。本体の病院でも、明日から面会の制限が行われます・・・抵抗力が、弱い老人・病人の方は要注意が必要です。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.12.25

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  漢方薬

  最近、勤務先の病院ではよく漢方薬が処方されています。漢方治療は、今多くの病院で取り入れられており、健康保険も適用されています。また漢方薬は、一人一人の患者さんの体質に合わせて処方されます。漢方薬は、数千年の年月をかけて、患者さんの症状に合った生薬の組み合わせ（処方）を生み出しました。それをもとに、日本の現状に合わせて発展させてきたのが、漢方薬です。小さくきざんだ生薬を煎じてのむ、伝統的な煎剤もありますが今、わが国で広く使われているのは、煎じ薬を乾燥させてアルミパックに入れ持ちやすく、また飲みやすくしたエキス剤（医療用漢方製剤）です。新薬（西洋薬）の多くは、有効成分が単一で、切れ味が鋭く、即効性があるため感染症の菌を殺す、熱や痛みをとる、血圧を下げる、といった一つの症状や病気に対する直接的な治療に適しているそうです。一方、漢方薬は、いくつもの生薬を組み合わせて作られた薬で慢性的な病気や全身的な病気の治療など、複雑・多彩な症状に効果を発揮するそうです。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.12.18

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  心筋シートで心臓再生

  移植でしか助からないとされる拡張型心筋症という重い心臓病の男性患者が自身の筋肉からつくった「心筋シート」を心臓に張る「再生治療」を大阪大病院で受けて機能が回復し、月末にも退院することになったそうです。世界初の臨床研究で、心臓病治療の選択肢を広げる可能性があります。心筋シートは、患者の太ももの筋肉（約１０グラム）から取り出した筋芽細胞などを培養し、直径約５センチ、厚さ約５０マイクロメートルの膜にしたものでこれを３、４枚重ねて心臓の表面に張ると、弱った心筋の再生が期待されるそうです。 患者は補助人工心臓をつけて心臓移植を待っていましたが今年５月に心筋シートを張る手術を受けたところ心臓から送り出される血流が改善され心不全も軽くなったため、９月に補助人工心臓を外したそうです。心筋症で悩む患者さんの明るい希望が見えてきました・・・ ←ポチッと押して下さいネ

  2007.12.17

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  被爆体験者医療

  長崎被爆体験者支援事業は、国から委託を受けた長崎県や長崎市が０２年から実施している事業です。爆心地から、半径１２キロ圏内の健康診断特例区域（０２年指定）で原爆に遭った被爆体験者は、精神医療受給者証の交付を受け、被爆体験に基づく疾病について、被爆者援護法に準じた医療費給付が支給されるようになりました。ところが、０５年６月の制度改正で、対象者の居住要件が緩和されたものの被爆体験の有無や精神症状を調査するスクリーニング検査が厳格化されたためそれまで同受給者証の交付を受けていた県内８９６４人のうち、３０７８人が対象外になりました。厚労省などに対応の強化を求めたところ、昨年６月から、同検査に精神科医師による診断も加えられ、５４２人が再び同受給者証を手にすることができました。しかし、２５００人以上の被爆体験者が依然、同受給者証の交付を得られないままです。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.12.11

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  どうなる療養病床

  高齢の患者などが入院する療養病床は依然として減少傾向が続いていますが、一般病床は増加しているそうです。厚生労働省が９月１２日に公表した２００７年６月末概数の「医療施設動態調査」によると、療養病床は前月に比べて６１８床減少し３４万４７１３床となったそうです。療養病床を有する病院も減少し、前月の４１６３病院から４病院減少して４１５９病院だったようです。一般病床は前月に比べて１４０床増加し、９１万２８６９床となったそうです。療養病床は、慢性的な症状等で患者が長期に入院する事ができる病床です。現在、医療保険が適用される医療型療養病床が２３万床介護保険が適用される介護型療養病床が１５万床ありますが厚労省は２０１２年３月末までに医療型を１５万床に削減、介護型は全廃する計画を示すとともに、介護療養病床の転換先として医療機能強化型老人保健施設の創設を打ち出しています。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.12.10

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  肺炎

  日本人の死因としては、がん、心臓病、脳卒中が多いのですが、それについで多いのが肺炎です。昨年一年で１万６９３８人の方が亡くなっています。高齢者などで、インフルエンザなどをこじらせて発症する場合が多いのですが肺炎球菌の感染でおこる場合が一番多く、侮れない疾患です。この肺炎球菌感染に効果のあるのが肺炎球菌ワクチン「ニューモバックス」です。一回注射すると数年間効果が持続するといわれています。一回のみの注射で効果があります。肺炎球菌ワクチンは次のような方に特に接種されると良いと思います。　　●高齢者（６５歳以上）　　●心臓、呼吸器に慢性疾患をもつ方　　●腎不全、肝機能障害のある方　　●糖尿病の方　　●脾臓摘出など、脾臓機能不全のある方肺炎には、肺炎球菌、インフルエンザ菌、若年層がかかりやすいマイコプラズマ、小児に多いクラミジアニューモニエなど種類は多いのですが肺炎球菌はその中で４割のシェアを占めるそうです。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.11.28

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  立入検査

  今日は、まだ外は暗く夜が明けるのが遅いです。天気は、曇りの予想・・・降水確率３０％。午後からは勤務先の病院に保健所からの立入検査・・・医事に関しては、昨日整備の確認をしたので問題はないと思いますが日頃きちんと整備をしていれば、何の問題も無いはずです。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.11.27

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  医療クラーク

  厚生労働省は１３日、病院勤務医の負担を軽減するために医師の事務を補助する「医療クラーク（事務員）」制度を来年度から導入する方針を固めたそうです。人件費などの費用は同年度の診療報酬改定で手当てすすようです・・・今後、医療クラークの条件や、1人のクラークが何人の医師の補助をするのかといった配置基準などを詰めるそうです。勤務医が多忙となっている理由の1つに、診療録の記載や説明書類の作成、入院・退院計画、データ入力など文書作成量の増加があります。来年度から医療クラークを導入することになれば、医師が診療に専念できます。クラークの国家資格などは設けないそうですが、一定の医療知識や事務処理能力があることなどを条件とする方向だそうです。 ←ポチッと押して下さい

  2007.11.15

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  比看護師

  東京都は来年度、フィリピンから計約１００人の看護師と介護福祉士を都立病院などで受け入れる方針を固めたそうです。厚労省などによると、看護師は全国で４万人以上、都内でも約３０００人不足しているようで高齢者や障害者の介護を行う介護福祉士など、介護職員も人手不足が深刻な状態。少子高齢化がさらに進む１０年後には、全国で４０万～６０万人が足りなくなるそうです。この制度では、半年間の日本語研修の後、看護師は３年、介護福祉士は４年助手として病院などで働きながら、国家試験の合格を目指すそうです。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.11.14

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  注射いらずの“飲むワクチン”

  以前、私のブログで紹介した鼻粘膜に噴霧するだけで、インフルエンザの感染を予防できる経鼻インフルエンザワクチン・・・今回は、口から飲んで腸の粘膜から吸収される新型のワクチンを東京大医科学研究所の（粘膜免疫学）らが開発したそうです。粘膜にある免疫機構を働かせる「スイッチ」役の細胞に着目しこの細胞を標的にするたんぱく質とワクチンを組み合わせてマウスに飲ませたところ有効性を確認したそうです。国内で承認されている飲むワクチンはポリオしかありませんでした・・・注射器が不要で、インフルエンザやエイズウイルス（ＨＩＶ）の次世代ワクチンへの利用が期待されます。注射が、苦手な人は良いかも知れません・・・ ←ポチッと押して下さいネ

  2007.11.08

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  「混合診療」禁止は違法

  健康保険が使える診療（保険診療）に上乗せして保険外の診療（自由診療）を受けた場合、保険診療分まで全額患者負担になるのは不当だとして、神奈川県内のがん患者が国を相手取り、保険を受ける権利があることの確認を求めた訴訟の判決が７日、東京地裁でありました。裁判長は、保険診療と自由診療を併用する「混合診療」を原則禁止している国の政策について、「混合診療を禁止する法的な根拠はない」と述べ、原告に保険診療分の受給権があることを認め、国側敗訴の判決を言い渡したそうです。現在混合診療は、「禁止」とされているため、保険診療にごくわずかな自由診療を併用しただけで全ての診療が自由診療の扱いとなり、医療費の全額が患者の負担となります。しかし、混合診療の「禁止」について、法律上、明文の規定は存在しないので「禁止」の根拠が無いとの議論・指摘がしばしばあっています。混合診療を解禁するのではなく、現在、保険対象となっていない医療を保険適用させるべきでは・・・ ←ポチッと押して下さいネ

  2007.11.07

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  片頭痛

  最近、病院の職員に片頭痛が多い事がわかりました。疫学調査によると、日本人の約８％が片頭痛に悩まされているといわれ男性よりも女性に多くみられるそうです。たいていの場合、１０～２０歳代ではじめてあらわれその後、いわゆる「頭痛持ち」に移行するそうです。片頭痛の場合、痛みは数時間から、長い場合は数日間続くそうで片頭痛の名のとおり、頭の片側のこめかみから目にかけてのあたりが痛むことが多いのですが、頭の両側や後頭部が痛むケースもみられます。過労や睡眠不足、精神的ストレス月経、妊娠、出産などによる女性ホルモンの分泌バランスの変化人込みや騒音、まぶしい光気候の変化この様な原因で脳の内部や周辺の血管が収縮し、その反動で拡がり過ぎたとき、拡がった血管が直接、近くの感覚神経を刺激するとともに、血管の周囲に炎症が広がり、痛みが起こると考えられています。片頭痛のある男性では、心臓発作のリスクがより高いと言われています・・・片頭痛は若年男性でより多く発症する傾向が見られるそうですが被験者の平均年齢は５６歳だそうです。片頭痛に対する適切な治療を知らず、痛みを我慢している人も多い様です。 ←ポチッと押して下さいネ　

  2007.11.06

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  インフルエンザ・・・即入院

  人への感染力が強い「新型インフルエンザ」の大流行に備え厚生労働省の感染症分科会は２日、感染症法や検疫法を改正することで合意しそうです。内容は、感染症法で定められている従来の感染症分類とは別に「新型インフルエンザ」の項目を新設し、患者が発生した場合はすぐに入院措置が講じられるようにするという事です。感染の可能性がある人の外出の自粛や健康状態の報告を各都道府県に国が要請できるよう定めるという事です。私が、勤めている病院でも１１月に入りインフルエンザ予防接種を行っていますが・・・毎年、数名の外来患者さんがインフルエンザに罹っています。でも勤務先の病院では、インフルエンザ・・・即入院は、ちょっと困難です。療養型ベットなので急患用のベットが無い事です・・・病院も種類があるんで、よく調べて受診されるといいと思います。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.11.03

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  ニコチンが運動障害抑制

  たばこ依存症をもたらす猛毒ニコチンに、パーキンソン病に伴う手足のけいれんなどの運動障害を抑える効果があることが分かったそうです。当地にあるパーキンソン研究所が、医学誌最新号に研究成果を発表しました。研究では、投薬によりパーキンソン病に似た症状を持たせたマウスにニコチン混入飲料を飲ませ、効果を調べその結果、運動障害の発生がニコチンを与えなかった場合に比べ最大５０％抑制されたという事です。ニコチンは毒性が強くそのまま患者に投与できませんが研究者は「ニコチンあるいはニコチン的機能を持つ物質がパーキンソン病の運動障害への有効な治療薬になり得る」と期待しているそうです。パーキンソン病は、手足が震えたり、筋肉の動きが固くなってスムーズな体の動きができなくなります。歩きにくくなり、体のバランスがくずれて転びやすくなる人もいます。パーキンソン病は、約千人に一人の割合でかかる病気ですが今後はもっと増えることが予想されています。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.10.25

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  高学歴ほど進行速い

  高学歴の人ほど、アルツハイマー病による記憶能力低下は遅い時期に始まるがいったん低下が始まると、病状の進行度は学歴の低い人に比べ速いことが米アルバート・アインシュタイン大の研究で明らかになったようです。２３日付の米医学誌ニューロロジーで、発表されました。研究チームは「高学歴の人は“認知力の蓄え”があるために、ある一定レベルまで病状が進むまで症状が見えないのでは」と指摘しています。教育を受けた期間が１年長いと、記憶能力の低下が始まる時期が約２か月半遅れたがいったん記憶障害が始まると、記憶低下の速度が教育期間１年あたり４％速まっていた。研究チームは「今回の結果は、患者の症状が速く進むかゆっくり進むかをアドバイスするのに重要になる」としています。アルツハイマー病は、脳を構成している神経細胞が通常の老化よりも急速にいわば病的に減ってしまうこと（変性）によって、正常な働きを徐々に失っていき認知症（痴呆）になっていく病気です。原因はまだわかっていませんが遺伝的な要因に加えて生活環境の影響が重なり、発病すると考えられています。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.10.24

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  健康教室

  今日は、職場の病院では午後から健康教室が行われます。地域の住民を対象とした教室で年に、２・３回行っています・・・今回は、「インフルエンザ予防接種」について薬局長に講師をして貰います。会場が、狭いので２０名の参加ですが・・・集客は、大変です。今日は、最高気温は２７℃・・・久しぶりに日中、暑くなりそうです。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.10.24

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  急性骨髄性白血病を克服

  血液がんの一種で、治療が難しい急性骨髄性白血病は「白血病幹細胞」というがん細胞の“親玉”が原因で再発することを理化学研究所、九州大付属病院などの共同研究チームがマウスを使った実験で突き止めたそうです。幹細胞を死滅させる薬を開発すれば、再発を防ぐ根本的な治療法につながる可能性・・・があるそうです。白血病は、血液又は骨髄の中に腫瘍細胞（白血病細胞）が出現する病気です。夏目雅子さんや、本田美奈子さんを思い出します・・・彼女らは闘病の結果・・・残念な結果となりました。急性骨髄性白血病に対する治療は、化学療法、放射線療法、骨髄移植療法・・・今回、幹細胞を死滅させる薬を開発されれば“血液のがん”を克服する事がきっと出来ると信じたいです。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.10.23

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  行方不明・・・

  今日、病院に行くと大騒ぎになっていました・・・原因は、昨日夕方から通所リハビリの利用者が行方不明になり朝になっても行方が解らないとの事・・・昨夜も町内の放送でこの方の捜査協力の放送があってたそうです。この患者さんは、過去にも何度か自宅から居なくなった事がありこの時は、その日の内に無事に自宅に戻って来ていたそうですが・・・家族の方も付きっきりになるのは、当然無理です・・・この方ばかりではなく、問題行動をされる方は多々おられます。昼頃・・・この方が無事に保護されたと、町内の放送で流れました。夕方、１６時頃家族がこの方の身体を心配し外来受診・・・検査の結果・・・心電図に異常が見つかった様で、佐世保市内の救急病院へ連絡。「急性心筋梗塞の疑い」・・・当院の救急車で、搬送となりました。搬送した救急車が戻ってきたのは、１８時過ぎ・・・心配でしたので残っていましたが救急病院の診察・検査の結果・・・異常なしとの事でした。大事に至らなくて本当に良かったです・・・この患者さん・・・昨夜、一体どこで何をしていたのでしょうか？寒い夜中・・・事故に遭わなくて良かったです。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.10.22

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  慢性胃炎・・・

  最近、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因として、ヘリコバクターピロリ菌が注目されています。この菌は、胃・十二指腸の粘膜に寄生し、慢性胃炎の主な原因となっています。また胃癌との関連も指摘されています。また、日本人の約半数以上が感染していると報告されています。慢性胃炎のため、胃痛・胃もたれなどの症状が続く人 ここ数年以内に胃潰瘍・十二指腸潰瘍と診断された人は、症状や潰瘍の再発を予防するためピロリ菌を取り除く除菌療法が必要です。抗生物質を中心に、数種類の薬を併用して服用します。胃潰瘍または十二指腸潰瘍の方に対するピロリ菌の除菌療法は保険適応になり自己負担分費用は、除菌治療だけに限ると３０００～６０００円位になります。ピロリ菌の感染経路は、まだよくわかっていませんが、口から胃の中に感染するのだろうと言われています。ピロリ菌に感染すると、自覚症状として、むかつきや胃の不快感、軽い上腹部痛などが起こりますが、１週間ほどで治まりその後は何の症状もないので、気づかない場合がほとんどです。慢性胃炎は「胃がんの発生のもと」と言われています・・・慢性胃炎から胃がんになる人は一部のようですが・・・しかし・・逆には・・胃がんの大部分が慢性胃炎から発生すると言われています。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.10.18

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  職員旅行・・・

  今日、職員旅行の行程表を互助会担当者から貰いました。今月２７日の出発で、２泊３日・・・昨年は、２泊３日で沖縄旅行に参加したのですが今年は、東京・横浜・鎌倉の２泊３日に参加します。全職員１３０名程いるのですが、旅行参加者は東京・横浜・鎌倉の２泊３日に１２名。釜山２泊３日は、９名。大分湯布院の日帰り１０名の少人数です。東京は、若い頃住んでいた時期もあるのですが今回は２４年振りです。時間が、あれば住んでいた蒲田にも足を伸ばしたいのですが・・・懐かしいです・・・蒲田、京浜東北線、池上線。長崎空港から羽田空港へ・・・横浜から鎌倉へはとバスでの都内観光・・・横浜港でのディナークルーズ横浜中華街、港の見える丘公園・・・互助会担当者に聞いたのですが１人あたりの予算は、７万円弱との事。旅行の為に積立はしていますが・・・半分ぐらいは、病院が負担してくれます。旅行までに終わらせなければならない仕事が、まだまだ沢山あるのにゆっくり旅行で羽を伸ばす為に、今週・来週は再度気合いを入れなければなりません。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.10.15

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  余裕なんですか・・・自衛隊病院

  民間病院が、多数診療報酬を不正請求している報道の中・・・防衛省が運営し、一般患者も受診できる５カ所の自衛隊病院で、診療報酬を少なく請求していたことが会計検査院の調べで解ったそうです。看護師数が充実しているにもかかわらず「有事の際は数を確保できなくなる」として実際より少ない看護師数で診療報酬を計算していたという事です。請求漏れは０６年度で、計６１００万円に上回り、防衛省は今月から実態に即して診療報酬を請求して、一般患者は「値上げ」となったそうです。自衛隊病院は全国に１６あり、隊員は無料で診察を受けることができ一般患者にも有償で開放しています。現在は、自衛隊中央病院や自衛隊横須賀病院など５病院で診察を受けることが出来るそうです。民間病院は、収入を上げる為に毎日苦労をしているのに・・・防衛省が設置・運営している病院は、余裕があるんですネ。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.10.12

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  医学生奨学金

  医師不足対策として、医学生を対象にした奨学金制度を設けている全国３１府県のうち３割強に当たる１１県で、今年度の応募数が定員に達していないことがわかったそうです。兵庫、広島両県は、募集から半年過ぎても応募が１件もなく・・・いずれも、指定病院などで一定期間勤務すれば、高額な奨学金の返済を免除する好条件を示していますが、「へき地勤務」などが敬遠されているようです。奨学金制度の大半は、２～６年間、授業料や生活費を貸し付け、卒業後、公立病院などで貸付期間の１～２倍の間勤務すれば全額返還免除される。貸付額は岩手県が最も高く、６年間で計４０５０万円だそうです。他の県でも数百万円から１千数百万円を支援しており、一般学生の奨学金制度に比べて格段に恵まれています。医師になるのには、お金も掛かかります・・・しかし、三重、石川、兵庫、鳥取、島根、広島、山口、徳島、高知、長崎、沖縄の１１県では１０月１日現在、今年度予算で決めた定員は満たされていないとの事です。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.10.10

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  病院で殺人

  ３日午前１時ごろ、東京都の精神科病院から「看護師が刺された」と通報があった。警察官が駆けつけると、男性看護師（３３）が腹から血を流して倒れており入院中の少年（１８）が刺したことを認めたため、殺人未遂容疑で現行犯逮捕。男性は約４時間後に死亡が確認され、容疑を殺人に切り替えて調べているそうです。この看護師は、当直勤務で病棟を巡回中すれ違いざまに刺されたようです・・・どうしてこの少年が、病院にナイフを持ち込んだのか・・・また、この病院の患者の状態による管理がどうだったのか疑問です。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.10.03

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  子供の病気川崎病

  日本に集中する、原因不明の子どもの病気・川崎病の患者が０５年、０６年とも１万人を超えたことが分かった。爆発的流行のあった８２年、８６年以来のことで、２年連続は初めてだそうです。この病気は英語でもKawasai　Disease（KD）と呼ばれ、昭和４２年に当時、日本赤十字病院小児科に勤務し、現在は日本川崎病研究センター所長である川崎富作先生が『急性熱性皮膚粘膜淋巴腺症候群』として報告したのが初めてでした。４歳以下の乳幼児に多く、発熱、発疹、目の充血などが特徴で、心臓に後遺症を残すことがあります。多くの場合は自然に治癒しますが、適切な治療を受けなかった場合、冠状動脈に動脈瘤や血管肥大などの障害を生じる場合があり、重篤な場合は心筋梗塞により死亡するケースもあります。原因不明の、病気に悩ませられている子供達が沢山います。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.10.01

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  予防接種副作用

  インフルエンザの予防接種後に、副作用とみられる症状が昨年度に１０７人分報告されたことが２７日、厚生労働省のまとめで分かりました。調査は薬事法に基づき、全国の医療機関などから報告されたもので、内訳は白質脳脊髄炎の２０人が最多で、発熱１１人、発疹８人など・・・このうち、６０代男性２人と７０代男性、８０代男女の計５人が心筋梗塞や肺炎などで死亡したが、専門家による同省検討会は因果関係を認めなかったそうです。 ←ポチッと押して下さいネ　

  2007.09.28

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  結核減少傾向

  平成１８年に新たに結核を発症した患者は前年より１９３５人少ない２万６３８４人で、７年連続で減少したことが２５日厚生労働省の調査で分かったそうです。人口１０万人当たりの新規発症者数を示す罹患率も減少傾向が続いていますが、大都市部で高く、地域格差が依然大きいようです。結核は昔の病気－とのイメージが強いが、今でも年間に３万人が新たに発症しています。発症は、依然高齢者のケースが多いようですが近年でも各地の大学で学生たちの発症が相次ぎました。せきやたん、発熱などが二週間以上続く場合は結核かもしれません・・・症状が風邪とよく似ているために、治療が遅れて重症化したりしますので注意が必要です。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.09.26

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  接遇セミナー

  病院といえどもサービスが求められる時代となりました。　病院の格付が始まり、サービスの質が問われている時代です。特に患者さんとの良好なコミュニケーションは、看護師、医師、技師、介護職、事務等を問わず病院のスタッフ全てに求められいます・・・今日は、仕事が終わった１７時より富田薬品より講師を招き接遇セミナーが行われ出席してきました。挨拶の仕方、言葉遣い、敬語の使い方、身だしなみのチエックポイント接遇の基本動作のチエック、電話応対等・・・日頃から注意している接遇の問題・・・再確認する事が出来ました。 ←ポチッと押して下さいネ

  2007.09.20

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