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ベンチマーク。それは、ハードウェアがその性能を示す数値です。 CPUはクロック数向上戦争を経て現在はモデルナンバー(型番)となり、なお一層性能が分かりにくい感じとなりました。 しかし、そんな時にベンチマークソフトを使うと、性能の良し悪しがはっきりと分かる。 というわけで、性能を数値化してくれるベンチマークは大変便利なものですが、そのベンチマークに信憑性が出てきたりしたら、それはえらいことですよね。 そして、そのえらいことが実際おこったのです。 それも、「スマホ」で。 ことが公になったのが10月初めなので既にご存知の方も多いかと思いますが、Ars Technica(多分ニュースサイトなんだと思います)が発表したこの記事から、先ずは始まりました。 ■紹介記事GIGAZINE サムスンがGALAXY Note 3のベンチマーク結果を20%増しにしていたことが発覚 - GIGAZINE そして、芋づる式に発覚。 ■紹介記事GIGAZINE ほとんどのAndroid搭載端末にベンチマークテストの不正操作プログラムが発覚 - GIGAZINE う~ん、すごい。不正操作をやるのが「常識」といった風潮です。 サムスンから言わせれば、これはもう不正というよりも機能の一部といったところでしょうか。 不正ソフトが入っていなかったメーカーは、Google、NVIDIA(NVIDIA Shield) 、モトローラーだけという状況。 モトローラーユーザーの自分としては、個人的に嬉しいところ(゚∀゚) まあGoogleグループだからのようですが。 ベンチマークソフトメーカーも何かしらの対策を行うのでしょうか。ただ、サムスンの不正ソフトへの意気込みは半端ないようなので、イタチゴッコなのかも。 しかし思うのですが、サムスンのスマホ「GALAXY」は日本は元より世界中で多数のユーザーがいて、国内での評価も決して低くないように感じます。 国産スマホと比較して、サクサクな操作感に惚れ込んだ方も多いのでは。 そしてそれは、決してベンチマークが優秀だから、という理由よりも実際に触って、使ってみて良かったからという理由だと思うんですよね。 わざわざ、そんな卑怯な手なんぞ使わなくても良かったと僕は考えるわけです。 そしてその疑問は、以下の記事によって解説されていました。 ■紹介記事ReadWrite Japan ベンチマーク・スコアを偽ったスマートフォン・メーカー達が勘違いしていたこと | ReadWrite Japan ReadWrite Japanの記事は、ベンチマークの数値を消費者に偽るというマーケティング手法をいかに滑稽か、履き違えているかについて述べています。 iPhoneがこれだけのユーザーがいて、注目されるのは、性能が良いからではありません。 常に新しい体験を与えてくれるからです。 GoogleもNexusで新しい楽しさを教えてくれました。 それに未だ気付けないサムスンやマイクロソフトはダメだ。 そう記事は書いています。う~ん、これはぐうの音も出ないのでは。 Playstation3とニンテンドーWiiの関係がそうであったように、「新しい体験」というのは、「性能」というものをどうやら凌駕するようですね。 →楽天市場で「GALAXY」を検索。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年11月06日 00時18分22秒
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