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UK戦ドレス批評（プロフェッショナルスタンダード編）

UK戦のプロフェッショナルスタンダードのドレスを紹介いたします。ボリュームたっぷりのスカートの流行がまだまだ続きそうな気配ですね。膨大な量の布やソフトボーンが必要なので、ドレスの価格は上がるばかり…。でも、１５年ぐらい前まで着用されていた裾にボアがついたスカートの時代よりは安価なのでまだマシなのかも？？という感じです。アレシア・ベッティのドレス（写真左上）は、背中が大きく開いていてボディに石が貼られているオーソドックスなスタイルですが、スカートにボリュームがありすぎのような気がします。膨らみすぎていてまるでウエディングドレスのようにも見え、動いている姿が美しいとは想像しがたいのですが。。。カトゥーシャ・デミドワのドレス（写真右上）は、ドレス上部につけられているフリルの大きさや位置が変です。スタイルやバランスが悪く見えると思います。また、ピンク＆ブルーでフリルたっぷりのロマンチックなデザインですが、カトゥーシャの年齢やイメージには合っていないのではないかと思いました。スポンサーはもっとカトゥーシャに似合うドレスを製作するべきだと思いますが・・・。ヘーゼル・ニューベリーのドレス（写真２段目左）はオーソドックスなティアードスタイルでスカートも良く動きそうですね。素敵だと思います。アンナ・ミケッドのドレス（写真２段目右）もスカートの柄に特徴があり、アンナによく似合っていて素敵だと思いました。ジオイア・チェラソリのドレス（写真３段目左）は、彼女がここ数年大好きな羽使いです。ドレス自体はボリュームたっぷりで豪華でとても良いと思いますが、身長１５０センチ台のジオイアが着用するには少しフロートの羽が大きすぎるように思われました。モレーナ・コラグレコのドレス（写真３段目右）は、個人的には今回のプロファイナリストの中で一番気に入りました。ティアードに羽を組み合わせるデザインに新しさがありますし、スカートの広がり方がとても美しいです。予測ですが、ボリュームの割りにはスカートが軽そうに見えるので、動いているときも素敵なのではないかと思います。モレーナはドレスのセンスのよさが有名ですが、毎回髪型も趣向を凝らしていて素敵です。次回はアマチュア編もやります！

2009.01.29

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2009年UK戦ドレス批評（ラテン編）

忙しくてサボっていたのですが、やっとUK戦のドレス写真を集めて編集しました～。まずはラテン編です。今年のファイナリストたちのドレスを見ていて、「示し合わせたのか？」と思うほど似たドレスが多いことが気になりました。6組中4組が上半身がルーズでスカートが長めのルンバ仕様・・・。今年の流行は「ルンバドレス」なのでしょうか？？？個人的にはルンバ系のドレスはスカートがあまり踊らないので好きではないのですが、彼らのレベルだったらドレスが踊る必要は皆無ですので、このようなドレスもばっちり着こなすのですね。ジョアンナ・ルーニスのドレス（写真左上）は、ちょっと男性的な彼女のイメージによく合っていると思いますしスタイルもよく見せてくれるデザインです。一時の体型や彼女の雰囲気を無視したデザインではなくなったので、スポンサーも少しは学習したのかもしれませんね。（笑）ただ、もうちょっとゴージャスにしてあげても良いのでは？と思いました。ユーリア・ザゴルイチェンコのドレス（写真右上）は素敵すぎです！ボディの柄も大変美しいですし、スカートの布もゴージャスですね。美人でスタイルも踊りも完璧、カリスマ性のある彼女は何を着ても素敵ですが、このドレスも本当に美しく着こなしています。メリアのドレス（写真2段目左）はファイナルのものではないのですが、着用した3着のなかで最も素敵だと思ったものを掲載しました。モチーフののせ方がとても素敵で、スタイルよく見えますし上品です。ファイナルでは赤いドレスでしたが、こちらも美しいデザインでした。オクサナ・レベデフのドレス（写真2段目右）は超セクシーでゴージャス。ファイナリストの中で唯一フリンジを使っていますが、ヌーディな感じがとても格好いいですね～♪このドレスは肌色でショーツだけを黒にしたレオタードに黒の粗いネットで作られたハイネック長袖のワンピースを重ねています。黒いネットのクロス部分すべてにヘマタイトの石が貼られていて大変豪華です。フリンジにも、ちょっと面白い布が使われていたりして工夫があります。（この面白い布の裁断の時にはフランコ＆オクサナも手伝ったのだとか・・・）ちょうどクリスティーネ・クラインのアトリエに伺ったときに石貼り作業の真っ最中でしたが、素晴らしいドレスに仕上がりましたね。クリスティーナ・ストッケブローのドレス（写真3段目左）はオーソドックスなデザインですが、ちょっと貧相であまり彼女のイメージに合っていないような印象を受けました。もともと何を着ても似合うタイプの女性ではないので、スポンサーはもうちょっと考えるべきだと思いますが・・・。ハンナ・カルトゥーネンのドレス（写真3段目右）は、究極の（？）ルンバダンサーである彼女らしいデザインのドレスですね。似合っていて素敵ですが、彼女って昔から似たスタイルですよね・・・。＜番外編＞準決勝進出のマリヤ・マヌソヴァのドレス（写真4段目左）は彼女のトレードマークの黒。こちらもファイナリストと申し合わせたかのような上半身ルーズのドレープ仕様ですね・・・。準決勝進出のオクサナ・ニキフォロヴァのドレス（写真4段目右）は、毛皮を使ったとても個性的でユニークなデザインです。とてもほっそりしたオクサナにうまくボリュームをつけていて素敵だと思いますし、ドレープドレスだらけのなか、このようなドレスは目立ちますね！クリスティーネ・デックのドレスも製作しているクチュール・イヴォンヌ・シュテファンの製作です。

2009.01.28

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2週間ぶりのレッスンでした！

この週末は、2週間ぶりにハンブルクのスタニスラフ先生のところにレッスンに行って来ました！ハンブルクへ向かうアウトバーンで途中少し雪が降ってきたのでちょっとびびりましたが、そこはさすがにドイツ。すぐに除雪車がばんばん出てきて凍結防止剤を振りまいていて、ドライバー達は全員徐行して安全運転。しかもすぐに気温が上がって雨に変わったので安全にハンブルクまでたどり着くことができました。今回は一日目にワルツ、二日目にタンゴを教えていただきました。ワルツは基本からスタートし、コンペ用ルーティンでは曲の持つ個性に合わせてアクセントをつけることでいかに印象深く魅せるか？を習いました。タンゴでは引き続きタンゴらしいキレのある踊り方を習い、またずっと気に入っていなかった部分のステップを超かっこいいステップに大幅に変更してもらいました。かなりスピードがあって難しいステップになりましたが、主人は、「ずっとこんなのが踊りたかったんだよね～」と大喜び。確かにタンゴのルーティンは今よりもはるかに下手だった2年前に作ったものですが、実力が上がるにしたがって少しずつ難しいものを取り入れていった方が良いようですね。先生はタンゴのルーティンは他にもいじりたいところがいろいろあるようで、少しずつ難易度の高いものを取り入れて改造していただきたいと思っています。金曜夜のレッスンの後に先生と食事に行きましたが、そこでUK戦の結果談義に・・・。（先生は会社があるので平日開催のUKには出場しませんでした）アマチュアではピノの愛弟子であるヴァレリ＆ケーレット組（デンマーク）とセガトリ＆スドル組（ドイツ）の3位と4位がとても喜ばしい結果だ！と言っていました。プロラテンでは、クリクリヴィーの6位について、「あれだけの才能を持っているのに、いつもパートナー問題でもめて上位にいけないのが残念。自分で自分のキャリアを壊している・・・」とのコメント。確かにクリクリヴィーの元パートナーであるジョアンナは世界チャンピオンですから、クリクリヴィーももう少し忍耐強く一人のパートナーと頑張っていれば世界チャンピオンになれる器なんですよね。仕事を休んでまでUK戦に出場しなかったスタニスラフ先生ですが、「一生ダンスだけで食べていこうとは思わない」のだそうです。プロ＆アマのデモやコンペの習慣がないヨーロッパではプロダンサーとして生活するのは至難の業です。（プロ＆アマシステムはアメリカが発祥で、日本や香港、中国でもかなりポピュラーだそうです）先生は大変優秀なダンサーであるだけでなく素晴らしいコーチャーでもありますが、それでも「怪我して踊れなくなるかもしれないし、ダンスだけに頼るのはあまりにもリスクが高い。自分にとっては会社でしっかり仕事をすることが一番大切だ」とのことです。確かに、ダンスのために高校や大学、職業訓練を中退したり仕事を辞めてしまった人々をたくさん知っていますが、ヨーロッパではプロダンサー＆コーチャーとして生活できるのは全ダンサーの0.001％に過ぎません。そのことに早く気づいたトップダンサー達は、普通に進学または就職して競技ダンスからは早々と引退するか、趣味のレベルにとどめているようです。先生も仕事の合間に自分達の練習とレッスンをこなしながら、週末は個人レッスンの予約がぎっしりでかなり大変そうです。でも、いつも「自分で決めた道だからやり遂げる」と言っています。このように、堅実な将来についてのしっかりしたヴィジョンを持つことは素晴らしいことだと思います。というわけで、いただいた「宿題」をしっかり練習して次回2週間後のレッスンに臨もうと思っています。↓クリスティーネ＆スタニスラフのアマチュア時代の写真です。クリスティーネの胸から下は完璧にまっすぐなのにこの大きなライン！素晴らしいですね～

2009.01.25

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UK戦の結果（アマチュアスタンダード、プロフェッショナルラテン）

今年のUK戦も終了しましたね。UKもブラックプールも何故平日開催なのでしょうか・・・。仕事の関係で出場できなかった友人が周囲にたくさんいました。さてさて、結果は次の通りです：アマチュアスタンダード優勝：ベネデット・フェルージャ＆クラウディア・コーラー（ドイツ）２位：アンドレア・ジジアレリ＆サラ・アンドラッキオ（イタリア）３位：エマヌエル・ヴァレリ＆ターニャ・ケーレット（デンマーク）４位：シモーネ・セガトリ＆アネッテ・スドル（ドイツ）５位：マラト・ギマエフ＆アリーナ・バスューク（ロシア）６位：ヴァレリオ・コラントーニ＆サラ・ディヴァイラ（イタリア）準決勝：コノヴァルツェフ組、ディトロ組、キシュカ組などヴァレリ＆ケーレット組の３位はかなり驚きの結果と取られるかもしれませんが、ウィリアム・ピノのところで一緒にレッスンを受けているスタニスラフ先生の話によればエマヌエルは本当に素晴らしいダンサーで、バランス感覚は天下一品だそうです。セガトリ組の順位が上がったのはとてもうれしいですが、コラントーニ組の決勝入りはかなり驚きでした。決勝６組中、５組のリーダーがイタリア人ですね・・・プロフェッショナルラテン優勝：マイケル・マリトースキー＆ジョアンナ・ルーニス（ポーランド）２位：リッカルド・コッキ＆ユーリア・ザゴルイチェンコ（アメリカ）３位：セルゲイ・スルコフ＆メリア（ポーランド）４位：フランコ・フォーミカ＆オクサナ・レベデフ（ドイツ）５位：ペーター＆クリスティーナ・ストッケブロー（デンマーク）６位：スラヴィック・クリクリヴィー＆ハンナ・カルトゥーネン（フィンランド）準決勝：マルクス・ホム組、カツェフマン組、ヴェスコヴォ組、ヴォスニューク組など。３位がスルコフ組でフランコたちが４位なのは個人的にちょっと残念ですが、スルコフ組も素晴らしいですからね～。久しぶりに競技に復活してきたスラヴィック＆ハンナ組が６位に入賞しましたね。どんな踊りだったのでしょうか・・・。ドイツのカップルが準決勝以上に３組も入賞していて、年々レベルが上がっているようです。特に、このハイレベルな争いの中でヴォスニューク＆ニキフォロヴァ組の準決勝入りは快挙だと思います。↓今度はどれくらい続くのか？スラヴィック＆ハンナ組（UK戦の写真ではありません）

2009.01.23

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UK戦の結果（アマチュアラテン、プロフェッショナルスタンダード）

今日はとても忙しかったので、ドレスの更新ができず申し訳ありません。掲載しなければならないドレスは山ほどあるのに写真整理ができていません・・・。さて、UK戦開催中ですね。昨日のアマチュアラテンとプロフェッショナルスタンダードの結果は次の通りです：アマチュアラテン優勝：ステファノ・ディフィリッポ＆アンナ・メルニコワ（イタリア）２位：アレクセイ・シルデ＆アンナ・フィルストワ（ロシア）３位：アンドレイ・ザイツェフ＆アンナ・クズミンスカヤ（ロシア）４位：ゾラン・プロール＆タチヤナ・ラフヴィノヴィッチ（クロアチア）５位：ユーリ・バタゲリ＆ヤゴーダ・ストルケリ（スロヴェニア）６位：マルティノ・ザニベラト＆ミシェル・アビルドルプ（デンマーク）ゾラン＆タチヤナが４位になってしまったのがちょっと驚きでしたが、それ以外はほぼ先日行われた世界選手権と似たような順位でしたね。私が応援しているデンマークのマルティノ＆ミシェルがまたファイナル入りしたのでかなりうれしいです！プロフェッショナルスタンダード優勝：ミルコ・ゴゾーリ＆アレシア・ベッティ（イタリア）２位：アルナス・ビゾカス＆カトューシャ・デミドワ（アメリカ）３位：ジョナサン・ウィルキンス＆ヘーゼル・ニューベリー（イギリス）４位：ヴィクター・フォン＆アンナ・ミケッド（アメリカ）５位：ドメニコ・ソアレ＆ジオイア・チェラソリ（イタリア）６位：ロベルト・ヴィラ＆モレーナ・コラグレコ（イタリア）準決勝：ボイス組（イギリス）、カラバイ組（ドイツ）、クラペシュ＆ニグロ組（スロヴェニア）などプロフェッショナルスタンダードも期待をほぼ予測どおりの結果が出ましたね。私はイギリス流のダンスが苦手なので、ウィルキンス＆ニューベリー組の３位には異論があるところですが、それ以外は順当だと思います。ミルコ＆アレシアについてはいろいろなところからもうすぐ引退？の噂が聞かれますが、素晴らしいチャンピオンですからしばらくは頑張ってほしいですね～。ちなみに、ボスコ＆ピトン組はライジング戦のみの参加で、当然ながら優勝しました。本戦に参加しなかったのはちょっと残念です。ドレス写真はまた更新しますね！↓世界選手権でのミルコ＆アレシア

2009.01.23

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新年最初のレッスンでした！

この週末は、泊りがけでハンブルクに行って今年最初のレッスンを受けてきました！教室に到着すると、スタニスラフ先生はパートナーのクリスティーネ先生と練習中…。あまりに素敵な踊りにため息でした。先生は年末年始にロシアに帰省していたため、3週間ぶりの練習だったそうですが、ブランクを一切感じさせないエネルギッシュでダイナミックな踊りでした。たまには2-3週間お休みしてみるのも良いリフレッシュになる、と言われています。普段から練習を重ねていれば、しばらく練習しなくてもすぐに感覚は戻るし筋肉も戻るので、休むときはしっかり休むべきなのだそうです。さて、私達のレッスンですが、昨年末の課題だったフォックストロットはリズムが改善され、タンゴもやっとタンゴらしい踊りになってきたと褒めていただけ、今回はさらに美しいトップラインの維持の仕方や、細かい部分を効果的に見せるトリックを教えていただきました。また、ワルツはさらに音楽的で印象深く見せる解釈を習いましたが、またまた宿題がたくさんです・・・。

2009.01.12

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世界チャンピオン、パオロ・ボスコ＆シルビア・ピットンがターンプロ！

ずっと噂はありましたが、スタンダード世界チャンピオンのパオロ・ボスコ＆シルビア・ピットン組がターンプロを発表しましたね。ゴゾーリ組の独壇場となり、ピノも引退してしまってしばらくの間つまらなかったプロフェッショナルの世界。この数年で多くのトップアマ選手たちがターンプロし、また時代遅れのダンスを貫くイギリスの古株プロたちが競技に出てこなくなったのでやっと面白くなってきたようです。ボスコ組のプロとしての初試合は月末のUK戦になるはずですが、どこに食い込んでくるのかかなり興味深いところです。アマチュアらしいスピードに頼った踊り方や細かい技術の弱さ、そして音楽性が微妙なところを考慮すると、私は準決勝の7位～10位あたりと予想していますが、皆さんはどのように予想されますか？

2008.12.31

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ラテン世界選手権の結果

先週の日曜日にオーストラリアのメルボルンでラテンの世界選手権が開催されました！結果は次の通りです：優勝　　ステファノ・ディフィリッポ＆アンナ・メルニコワ（イタリア）２位　　アレクセイ・シルデ＆アンナ・フィルストワ（ロシア）３位　　アンドレイ・ザイツェフ＆アンナ・クズミンスカヤ（ロシア）４位　　ゾラン・プロール＆タチアナ・ラヴィノヴィッチ（クロアチア）５位　　ユーリ・バタゲリ＆ヤゴーダ・ストルケリ（スロヴェニア）６位　　マルティノ・ザニベラト＆ミシェル・アビルトルプ（デンマーク）（10位　ズファー・ザリポフ＆アンナ・ルートヴィヒ=チェモドゥロワ（オーストリア）3位と4位はかなり接戦だったようですが、僅差でロシアのカップルが表彰台となったそうです。6位のデンマークのカップルは前々から注目していましたが、世界選手権で初ファイナル入賞！私もとってもうれしいです。デンマークのマルティノとミシェルの素晴らしい踊り（チャチャ）はこちらでご覧いただけます。8位と9位になぜか地元オーストラリアの選手が入っていて、明らかな「地元の利」でしたが、私の友人、ズファー＆アンナは10位に入賞して大健闘でした。世界選手権では、ダンスの盛んでない国でも2組の選手を派遣する権利があるため、一次予選で敗退するカップルのレベルはかなり低いです。先日オーストリアで開催されたスタンダードの世界選手権でも、東南アジア系の選手達は明らかに全然レベルが違っていたので驚きました。ただし、TOP24に入ってくる選手達は本当にレベルが高いです！世界選手権は一次予選、リダンス、二次予選を昼間の時間に行い、TOP24組の競技を夜の時間帯に持ってくる理由もそこらへんにあるのだと思います。↓世界選手権初ファイナルのマルティノ＆ミシェル。ミシェルのドレスはいつもエレガントで素敵です。

2008.12.16

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プロフェッショナルスタンダードヨーロッパ選手権　（参加レポート）

この週末は金曜の午後から土曜日にかけてハンブルクにレッスンに行っていました。先日のプロフェッショナル世界選手権で7位に入賞した私達の先生、スタニスラフはウィークデーは普通の会社員ですので、競技会がない週の金曜夕方～日曜しかレッスンできません。人気で直前に予約を取るのは無理なので、私達も何週間も前からレッスンを予約するようにしていますが、この週末もまた素晴らしいレッスンでした！今回は4時間かけてスローフォックストロットをレッスンしていただきましたが、今までの踊り方に大きな勘違いがあったことがわかってがっくり・・・「ラインも動きも足の使い方もすごくきれいだけれど、リズムがめちゃくちゃ」と言われ、ベーシックからやり直してもらいました。得意種目だと思い込んでいたのでちょっと落ち込みましたが、先生の教え方は大変わかりやすいので理解しやすく、また終始とても明るく楽しく教えてくださるのでカップルのモチベーションを高めてくれます。というわけで、スローフォックスというダンスが少しでも理解できたような気がします。さて、スタニスラフとパートナーのクリスティーネはちょうど1週間前にパリのディズニーランドで開催されたプロフェッショナルスタンダードヨーロッパ選手権に出場してきました。こちらは主催がWDCだったそうで、イギリスでレッスンを受けているカップルに政治サポートが集中したため、彼らの成績は10位。政治サポートがゼロだったことを考えると、満足いく結果だったそうです。ちなみに、「こんなひどい試合は初めて経験した」とのコメントが・・・。ドニー・バーンズ主催のWDCとIDSFの仲が険悪なのは有名な話ですが、ジャッジや競技会の質があまりにも低かったそうです。たとえばドニー・バーンズ、ドニーの元パートナー、ティモキンなどが何故かスタンダードの競技をジャッジしていたそうですが、彼らはラテンダンサーでスタンダードへの理解は深くはないはずです。いくら有名でも、ラテンしか踊らなかったダンサーにスタンダードのジャッジをさせるのはかなり横暴な話だと思います。また、さして広くもないフロアでTop48ラウンドを2ヒートで踊ったそうで、ダンスではなくボクシングの試合のようだったとか・・・。私達はオーストリアオープンのとても広いフロアで1ヒート14組を経験しましたが、ハイレベル・ハイスピードのフロアでは14組でもかなり大変でした。そのため、24組を狭いフロアで一度に踊らせるのがいかに無謀かはよくわかります。ポーズをしていると10組のカップルが突っ込んでくるそうで、とてもまともに踊れる状態ではなかったそうです。ゴゾーリ組などはTop48ラウンドでは1分間隅っこでポーズだけをつないでいたそうです。このようにめちゃくちゃなコンディションで行われる競技会では、当然ながら何年もプロで活躍していて顔が知れているカップルにまずチェックが入っていくわけですね。そう考えても、ターンプロしてわずか5ヶ月のスタニスラフとクリスティーネの10位は素晴らしい結果だったと思います。↓世界選手権での二人の写真。ドレス・スポンサーはドイツの超高級メーカー、イヴォンヌ・シュテファンです。クリスティーネの身長は164センチでサイズは7-9号ですが、このドレスは売りに出すことができるそうです。

2008.12.14

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今年最後の競技会

クリスマスまであと2週間ちょっととなりましたが、この週末は今年最後の競技会に出場してきました！今月に開催される競技会は「クリスマス杯」とか「サンタクロース杯」とかクリスマスにちなんだ名前がつけられているものが多いですが、私達が出場したのも「待降節杯」という名前。でも、会場にはまったくクリスマスらしい飾り付けがされていなかったのがちょっと笑えましたが・・・。主人が風邪を引いたり、私が留守にしたり背中を痛めたり・・・と2週間ろくに練習していなかった私達。練習不足でスタミナが足りなかったものの、A級戦はたった2ラウンドで終わりの結構楽な競技だったので優勝することができました！今年の締めくくりに赤＆ゴールドのクリスマスらしいガラスのトロフィーを頂き、とてもうれしかったです。しばらくは競技の予定はありませんので、基礎を頑張ろうと思っています。↓クリスマスらしい赤＆ゴールドのトロフィー。カップの形をしているものより好きです。クリスティーネ・クラインにスポンソリングしてもらったアイボリー＆黒のドレスで出ました。（あまりWebに顔を出すのが好きではないので、写真はわざとぼかしてあります・・・申し訳ありません）

2008.12.08

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プロフェッショナルラテン　世界選手権の結果

世界選手権ラッシュのシーズンですね～♪ほぼ毎週末に世界のどこかで世界選手権が開催されています。先週末にオーストリアのインスブルックにてプロフェッショナルラテンの世界選手権が開催されました。（インスブルックはアルプスの山々に囲まれたとても美しい街で、冬はスキーリゾートとなります）結果は次の通りですが、大物選手が多かったので準決勝まで紹介いたします。1位　マイケル・マリトースキー＆ジョアンナ・ルーニス（ポーランド）2位　リッカルド・コッキ＆ユーリア・ザゴルイチェンコ（アメリカ）3位　フランコ・フォーミカ＆オクサナ・レベデフ（ドイツ）4位　セルゲイ・スルコフ＆メリア（ポーランド）5位　ペーター＆クリスティナ・ストッケブロー（デンマーク）6位　アンドレイ・スクフカ＆エレナ・ホヴォロヴァ（スロヴェニア）7位　マウリツィオ・ヴェスコヴォ＆メリンダ・トロクジェルジ（ハンガリー）8位　ディミトリー・ティモキン＆ナタリヤ・ペトロヴァ（ロシア）9位　ラシッド・マルキ＆アンナ・スプルーム（ノルウェー）10位　ユージン・カツェフマン＆マリア・マヌソヴァ（アメリカ）11位　エフゲニー・リューピン＆ヤーナ・ポフロクスカヤ（ロシア）12位　ユスティナス・ドゥクナウカス＆エカテリーナ・ラパエヴァ（リトアニア）フランコ＆オクサナの表彰台は素晴らしい成績ですね！彼らの実力からすればそのうち順位が上がってくるとは思っていましたが、プロの場合はトップアマからターンプロしてきても最初は「行列の一番後ろに並ばなければならない」そうで、順位が上がるまでには数年かかることもあります。そう考えても二人の飛躍は大変なことだと思います。7位～10位にはファイナルにも行けそうなハイレベルの選手たちがひしめいているのは驚きでした。プロフェッショナルラテンのレベルがここまで高くなり、スター選手が増えたのはかなり久しぶりのことではないかと思われます。この結果は確実に1月のUK戦に影響すると思いますが、UK戦も実に見ごたえのある大会になりそうです。

2008.12.04

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グランドスラムファイナルの結果＆観戦記

11月24日に東京で開催されたグランドスラムファイナルを観戦してきました！世界のトップ選手24組が出場した競技会でしたが、やはり雰囲気もレベルも段違いですばらしかったです！！ラテンの結果は次の通りです：1位　ステファノ・ディフィリッポ＆アンナ・メルニコワ（イタリア）2位　アレクセイ・シルデ＆アンナ・フィルストワ（ロシア）3位　ゾラン・プロール＆タチアナ・ラヴィノヴィッチ（クロアチア）4位　ニノ・ランゲラ＆ナターリヤ・マイジューク（イタリア）5位　エフゲニー・イムレコフ＆エリザヴェータ・ディヴァク（ロシア）6位　マルティノ・ザニベラト＆ミシェル・アビルトルプ（デンマーク）優勝したステファノ＆アンナは別格！と言う感じでした。動き、スピード、表現力全てがチャンピオンにふさわしい素晴らしい踊りでした。今年は上身ごろとスカートの切り替え位置がかなり低いドレスが流行しているようですが、アンナ・メルニコワの準決勝までのドレスも切替位置がなんとお尻の下！とても個性的で彼女でなければ着こなせないドレスだと思いました。決勝の黒のドレスはとてもエレガントでゴージャスで良かったです。（写真参照）3位までの順位は順当だと思いましたが、6位になってしまったデンマークのカップルの踊りは4位に値すると思います。逆に4位になったイタリアのカップルはパートナーの実力が全然伴っていなく、決勝に進出する実力があったとは思えませんが、かなりの政治的サポートを受けているとのことでした。私の友人、ズファー＆アンナは残念ながら一次予選で敗退してしまいましたが、今年が初参加だったことや二人とも直前までインフルエンザでほとんど練習できなかったことを考慮すると、来年また頑張ってほしい！という感じです。なんといってもグランドスラムファイナルは選出されるだけでも大変な競技会ですからね～スタンダードの結果は次の通りです。：1位　パオロ・ボスコ＆シルビア・ピットン（イタリア）2位　ベネデット・フェルージャ＆クラウディア・コーラー（ドイツ）3位　アンドレア・ジジアレリ＆サラ・アンドラッキオ（イタリア）4位　マラト・ギマエフ＆アリーナ・バスューク（ロシア）5位　シモーネ・セガトリ＆アネッテ・スドル（ドイツ）6位　フェデリコ・ディ=トロ＆ジェニー・ファヴェロ（イタリア）（7位　セルゲイ＆オルガ・コノヴァルツェフ（ロシア））（8位　ヴィクトル・キシュカ＆マルゴジャータ＆ガーリッカ（ポーランド））決勝6名中、イタリア人リーダーが5名というすごい結果ですが、1週間前に行われた世界選手権の結果とほぼ同じになったようです。優勝したボスコ組ですが、シルビアはドレスも踊りも本当に美しくてすばらしかったです。クラウディア・コーラーのドレスもよかったですね～。ジェニー・ファヴェロと同じスポンサーなのに、センスのよさや作りの美しさがあまりに違って驚きました。ファイナリストの中で最も観客に人気があったのは3位になったジジアレリ組でした。彼らのダイナミックな踊りはやはり大変すばらしく、クイックにちょっと弱さがある以外はチャンピオンにふさわしいと思います。また、5位になったセガトリ組も大人気でしたが、切れのある美しい動き、アネッテのながーい背中が印象的でプリーツ加工のドレスもおしゃれでした。シモーネ・セガトリは子供の頃からウィリアム＆アレッサンドラに習ってきたそうですが、納得の実力でした。コノヴァルツェフ組は残念ながら7位で決勝には進出できませんでした。私はオルガの元彼と知り合いなのでいろいろ内情を聞いたことがありますが、二人はもう少し仲良く練習したほうが順位も上がるのではないかと思われます。今回のスタンダード戦で最も印象に残ったのがポーランドのヴィクトル・キシュカ＆マルゴジャータ・ガーリッカ組でした。タンゴのキャラクター表現は秀逸で、私は個人的にはファイナリストたちの踊りよりも更に素晴らしいと思いました。スウィング系も大きなライン、キレのある動き、スピードでは突出していて、今後ぜひファイナルに上がってきてほしいカップルです。スタンダードドレスは、全体にボリュームたっぷりのスカートが目立ちました。必ずしもティアードの形にはこだわっていなくて、羽を使ったスタイル、布の切れ端をいくつもスカートに取り付けるタイプ、丈は均一でもスカートの裾に太いソフトボーンを入れるタイプ、プリーツ加工など、ボリュームの出し方が多様化しているようです。ラテンドレスも相変わらずスパンコール使いや羽使いなどが人気で、またスカートとの切り替え位置が今までとは違ったラインのドレスが増えているようでした。（胸の下や腰の下など）スタンダードの世界選手権は既に終了していますが、ラテンの世界選手権は今月開催されるので、どのような結果になるのか楽しみですね！↓グランドスラムファイナルのときにスタンダードおよびラテンの各チャンピオンが着用していたドレス（他の競技会の写真です）

2008.12.03

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プロフェッショナルスタンダード世界選手権の結果（更新）

１１月２２日にドイツのボンで開催されたプロフェッショナルスタンダード世界選手権の結果です。（写真など更新しました）1位：ミルコ・ゴゾーリ＆アレシア・ベッティ　（イタリア）2位：アルナス・ビゾカス＆カトューシャ・デミドワ　（アメリカ）3位：ヴィクター・フン＆アンナ・ミケッド　（アメリカ）4位：ドメニコ・ソアレ＆ジオイア・チェラソリ　（イタリア）5位：サーシャ＆ナターシャ・カラバイ　（ドイツ）6位：ドーメン・クラペツ＆モニカ・ニグロ　（スロヴェニア）（7位：スタニスラフ・マッソールド＆クリスティーネ・デック（ドイツ））この競技の模様はドイツのテレビで放映されましたので、DVDに録画しました。セミファイナル＆ファイナルの映像およびフランコ・フォーミカ＆オクサナ・レベデフのパソのデモが放映されたのでかなりお得でした！（PALなので日本のテレビには映らないかもしれませんが、PCでは見ることがでます。映像をご希望の方はateliercasablanca@gmx.netまでご連絡ください）私達の先生、スタニスラフはターンプロ後４ヶ月、世界選手権初出場でいきなり7位に入賞！先生もパートナーのクリスティーネも素晴らしい成績に大変満足だったとのことです。美しいライン、エネルギッシュでダイナミックな動きが大変素晴らしかったです。テレビ放映を見ていて、ミルコ＆アレシアはやはり別格でした。アレシアのドレスはシンプルなもの多かったですが、アレシアにはゴテゴテした飾りは不要ですね。トップラインもさらに磨きをかけて美しくなっていて、最初から最後まで一切気を抜かない研ぎ澄まされた踊りは感動的でした。2位のアルナス＆カトゥーシャはとても技術的で正確な踊りをしていますが、少し面白味にかけるところがありました。ちなみに、カトゥーシャのドレスはフリルの使いすぎで大変太って見える上、色もデザインも彼女に全然似合っていなくてとてもかわいそうでした。日本のスポンサーが付いているようですが、彼女はこのスポンサーが付く前のほうが似合うドレスを着ていたと思います。3位のヴィクター＆アンナ組ですが、スウィング系のダンスが素晴らしく、表彰台にふさわしいカップルだと認識しました。ドレスもとてもよかったです。4位のドメニコ＆ジオイアはこのところあまり成長が見られないのが残念でした。↓世界選手権の写真です。左上から、ゴゾーリ組、ビゾカス組、フォン組、右上からソアレ組、カラバイ組、マッソールド組

2008.12.01

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プロフェッショナルスタンダード世界選手権の結果

土曜日にドイツのボンで開催されたプロフェッショナルスタンダード世界選手権の結果です：1位：ミルコ・ゴゾーリ＆アレシア・ベッティ2位：アルナス・ビゾカス＆カトューシャ・デミドワ3位：ヴィクター・フン＆アンナ・ミケッド4位：ドメニコ・ソアレ＆ジオイア・チェラソリ5位：サーシャ＆ナターシャ・カラバイ6位：ドーメン・クラペシュ＆モニカ・ニグロ私たちの先生、スタニスラフは初出場でいきなり7位でした！！！！主人がテレビ放映を録画しておいてくれたので、見るのが楽しみです！！！今日はグランドスラムファイナルを観戦してきましたが、かなり疲れているので改めて観戦記を書かせていただきます。

2008.11.24

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スタンダード世界選手権観戦記

忙しくて更新が遅れており申し訳ありません。先週末はIDSFスタンダード世界選手権を観戦するため、ウィーンまで行ってきました。会場の美しさや規模、観客の数など、私が今まで知っている国際試合と比較して桁違いに大きかったです。世界選手権と併催で各年齢別のIDSFオープンが開催されていましたが、私たちは自分たちの競技が終わった後にIDSFオープンラテンやユース、ジュニア、ジュブナイルの競技を観戦。全ての級の選手がプロも真っ青のハイレベルで本当に驚きました。ジュブナイルやジュニアの競技会では10歳前後の子たちが子供とは思えない素晴らしい技術＆表現力でラテンを踊っていて大変驚きました。ちなみに、決勝に進出しているカップルの大半がロシアまたは東欧系でした。成長期にあるジュニア選手が石なしでもしっかりティアードスタイルのゴージャスなドレスを着ているのにはさすがに首をかしげてしまいましたが・・・。なお、IDSFオープンラテンでは私の友人でオーストリアチャンピオンのアンナ・チェモドゥロワとリーダーのズファー・ザリポフが決勝5位に入賞しました！さて、世界選手権の結果は次の通りです。1位　パオロ・ボスコ＆シルビア・ピットン（イタリア）2位　ベネデット・フェルージャ＆クラウディア・コーラー（ドイツ）3位　アンドレア・ジジアレリ＆サラ・アンドラッキオ（イタリア）4位　マラト・ギマエフ＆アリーナ・バスューク（ロシア）5位　シモーネ・セガトリ＆アンネッテ・スドル（ドイツ）6位　エマヌエル・ヴァレリ＆ターニャ・ケーレット（デンマーク）ついにファイナリストのリーダーは6人のうち5人までイタリア人になってしまいましたね。ファイナリストの中で私が素晴らしいと思ったのはジジアレリ組とセガトリ組です。動きが滑らかで大変美しく、音楽性豊か、ラインも美しく、またドレスのセンスもよかったです。最もスピードがあって目立つのはボスコ組ですが、相変わらず音楽と種目の特性を無視して自分たちの世界に入り込んで踊っているため、私は好きになれませんでした。ちなみに、彼らは来年よりターンプロすると言う噂があります。フェルージャ組は3位に落とされるかも。。。との下馬評もありましたが無事準優勝タイトルを維持。リーダー「は」の技術は素晴らしいと思います。残念ながら人間的にあまり感心できないような場面にも遭遇しましたが…4位のギマエフ組は順当だと思います。6位のヴァレリ組は大変なバランスが素晴らしいカップルで、初ファイナル入り！でも、私は個人的には7位になってしまったコノヴァルツェフ組を決勝で見たかったです。コノヴァルツェフ組の踊りは大変エネルギッシュで元気があり、2次予選から目立ちまくっていました。観客の人気もすごかったです。世界選手権は各国2組ずつの代表に出場権があるため、ダンスがあまり盛んでない国の代表も出場します。チラッと見た一次予選とリダンスでは、C級レベルの選手もいたのでかなり驚きました。トップ24組以上は全て大変すばらしかったです！グランドスラムファイナルでの選手たちの活躍が楽しみですね！↓表彰式の写真

2008.11.19

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グランドスラムファイナル出場予定選手（スタンダード編）

この週末にイタリアのボローニャでグランドスラムスタンダードの５戦目が行われたので、11月24日に東京で開催されるグランドスラムファイナルの出場者が決定しました。1．マラト・ギマエフ＆アリーナ・バスューク（ロシア）2．セルゲイ＆オルガ・コノヴァルツェフ（ロシア）3．シモーネ・セガトリ＆アネッテ・スドル（ドイツ）4．ベネデット・フェルージャ＆クラウディア・コーラー（ドイツ）5．パオロ・ボスコ＆シルビア・ピットン（イタリア）6．アンドレア・ジジアレリ＆サラ・アンドラッキオ（イタリア）7．フェデリコ・ディ・トロ＆ジェニー・ファヴェロ（イタリア）8．ヴァレリオ・コラントーニ＆サラ・ディ・ヴァイラ（イタリア）9．アンジェロ・マドニア＆エレナ・サムイロワ（ラトビア）10．ヴィクトル・キシュカ＆マルゴジャータ・ガーリッカ（ポーランド）11．ドナタス・ヴェゼリス＆リナ・チャトケヴィチュテ（リトアニア）12．イヴァン・ノヴィコフ＆マルガリータ・クリメンコ（ロシア）12組のうち、リーダー8名がイタリア人というのはさすが・・・という印象です。ロシア勢の活躍も楽しみですね。私が注目しているのは、2番のコノヴァルツェフ組、3番のセガトリ組、6番のジジアレリ組、7番のディトロ組、12番のノヴィコフ組です。特にノヴィコフ組は少し前までユースだったそうですが、ここ数年の活躍は大変なものなので、今後の成長が楽しみです。↓今後の活躍が期待されるノヴィコフ＆クリメンコ組

2008.11.12

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この週末も忙しかったです・・・

この週末もレッスンで遠征していたのでメールの返信が遅れており大変申し訳ありません。今日はハンブルクの先生が別の街でレッスンを行ったので、その街まで行って来ました。グループレッスン２時間＆個人レッスン１時間半、自主練習１時間と４時間半みっちり踊ってへとへとになりました。しかも片道２７０キロを行き帰り運転してくれた主人には感謝です。先生のグループレッスンに参加したのは初めてだったのですが、タンゴのベーシックステップでタンゴらしい細かく素早い動きを習いました。また、ワルツのベーシックルーティンでバランスについて学びましたがこちらも大変勉強になりました。とてもエネルギッシュなレッスンで、終わる頃にはすべてのカップルがびっしょり汗をかいていました。ウェアを２組持って行って大正解でした。また、土曜日にはフロアへの入場のしかた、踊り終わった後のお辞儀→フロアから退場・・・までのプロセスを繰り返し練習しました。というのも、先日のチャンピオンシップで応援に来てくれた友人（元ドイツのラテンチャンピオンで、スタンダードでもファイナリストでしたが、今は引退しています）が、「技術的には良いのに、フロアへの入場、お辞儀、退場が素人っぽい！！」と注意されたからです。ジャッジはカップルがフロアに入った瞬間からちゃんと見ていますから、自信たっぷり、背筋をしっかり伸ばして堂々とフロアに入場しなければなりませんよね！そして、踊り終わった後のお客様へのお辞儀もプロフェッショナルに行うべきですよね。。。↓美しく、堂々と・・・（ところでこのドレス素晴らしいですね！）

2008.11.10

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どんな競技会にも「政治」はある！！

日本でダンスをされているたくさんのご友人の皆様から、「ジャッジ誰それさんは、自分達の先生と仲が悪いから絶対に自分達にチェックを入れてくれない」とか、「技術が未熟でも若いというだけで上位に行くカップルがいる」・・・とかいろいろなお話を伺います。残念ながらダンスは人が人を審査するスポーツ。主観で審査されるわけですから、政治の力が動いてしまうことは絶対に避けられないようです。私達の場合、地元で競技会に出るほどビックリするほど悪い点をつけられることがあります。以前も優勝確実だと思って参加した競技会で３位になったことがありますが、観客がざわざわと騒ぎ出すほどでした。（観客の皆さんの反応はとてもありがたかったです）私達は他州でレッスンを受けていて所属教室に一切お金を落としていませんから、そのとばっちりを受けたのだと思います。そのため、基本的に地元の試合には必要最低限しか出ないようにして他州に遠征するようにしています。ラテンでトップ選手として国際的活躍するある友人カップルは、IDSFオープンでもしょっちゅう決勝入りしていますが、先日とある田舎の小さな競技会で彼らよりもはるかに格下のカップルに負けて２位になりました。（別の友人いわく、「眠ったまま踊っても勝てるレベル」だったそうです）この「とある田舎」の競技会はめちゃくちゃな順位が出ることで有名なのですが、さすがにぶちきれた彼らはこの審査内容についてスポーツ裁判所に訴えたそうです。裁判結果はまだ出ていません。国内や世界のトップレベルになると、「政治サポート」は絶対に必要になって来るそうです。確かに世界のトップ２４クラスはすべて素晴らしいダンサー達であり、スタイルの違いこそあってもレベルに大きな差はありません。たとえばブラックプールの順位には、「誰がどれぐらいの期間イギリス（の有力コーチャーのところ）でレッスンを受けたかどうか？」が大きく影響するそうです。＜以下、反転させると読めます＞現世界ファイナリストのとあるカップル（名前は内緒です）は、パートナーさんの実家がお金持ちだそうで、世界中を渡り歩いて有名コーチャーのレッスンを受けているそうです。もちろん技術ではなく、政治サポートをもらうためですね・・・。下のレベルの小さい競技会から世界選手権まで、ダンスの競技会には「政治」がつきまとっているようです。皆さんは競技会で「これは明らかにおかしい！」という体験をされたりご覧になられたりしたことはありますか？よろしければ匿名でコメントをお寄せください。

2008.11.06

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引き続き、タンゴの修行中・・・

このところ、週末はレッスンでハンブルクに通っている状態です。往復６００キロなので、交代で運転しています。（速度制限がないところは主人が運転し、速度制限があるところはのろまなカメの私が運転しています）今日も２時間みっちりタンゴを習いました。世界選手権間近の先生とパートナーさんはちょうど今週ウィリアム（ピノ）＆アレッサンドラのレッスンを受けにイタリアに行ってきたそうです。ウィリアムたちから習った最新のインプットを教えていただくことができ、今回も大変素晴らしいレッスンでした！！タンゴはいかに上半身を動かさないで下半身からリードしていくか、が最も大切ですが、今までの私達は上半身を使いすぎで足が全然付いていっておらず、また大きなトップラインを気にしすぎるあまりにタンゴらしい素早く細かい動きが全然できていませんでした。これまでの踊り方を大きく変えるので大変ですが、少しでもタンゴらしい踊りになってきたようです。ところで、今年の世界選手権はドイツでテレビ放映されるんです！！楽しみですね～♪↓大きく美しいコントラチェックを踊る先生＆パートナーさん。このドレスもいいですね～

2008.11.03

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練習で喧嘩しますか？

皆さんは練習のときにリーダーさんまたはパートナーさんと喧嘩することがありますか？・・・というよりも、喧嘩しないカップルは存在しないのではないかと思います。実は私と主人は昔はものすごく喧嘩が多かったのですが、最近のバトル率（？）はかなり低下しました。少し険悪な雰囲気になることもありますが、たいていは調和の取れた練習ができるようになったと思います。でも、できる限り喧嘩しないで練習できるようになるまでは長い道のりでした！以前参加したトレーニングキャンプでのスポーツ心理学の授業に大きな効果があったようです。そのときスウェーデン人のスポーツ心理学者の先生に言われたのは、－練習中はできる限り会話をしない。－相手がミスをしたときに指摘しない（相手は自分のやるべきことはわかっているからわざわざ指摘するべきではない。自分にも一朝一夕で治せないミスがあるはずで、相手も同じである。）－何かうまくいかなかった場合、自分で治せるところはどこかを考える。－何かうまくいかなかった場合、相手に擦り付けるのではなく、カップルとしてどう改善するかを考えるということでした。これは目からうろこで、それ以来できる限り上記のことを実行するようにしていおり、効率的で生産的な練習ができるようになってきたと思います。もちろん、お互いに機嫌が悪い日や体調が悪い日もあり、喧嘩がなくなったわけではありません。また、批判ばかりする厳しすぎる先生に習うと練習中の喧嘩率が高まるようです。良いところをほめ、間違っているところを的確に指摘してくれる先生に習っているとモチベーションが高まり、二人だけで練習するときの雰囲気もよくなるようですね。↓このブログでも良くドレスを紹介しているシャネル＆リーダーのマヌエル。国内A級戦を連覇中ですが、いつもほとんど喧嘩せずに集中して練習しています。

2008.10.31

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グランドスラムスタンダード＠モスクワの結果

この週末はグランドスラムスタンダードの競技会がモスクワで開催されましたが、結果は以下の通りです。優勝：　パオロ・ボスコ＆シルビア・ピットン（イタリア）２位：　アンドレア・ジジアレリ＆サラ・アンドラッキオ（イタリア）３位：　ベネデット・フェルージャ＆クラウディア・コーラー（ドイツ）４位：　マラト・ギマエフ＆アリーナ・バスューク（ロシア）５位：　セルゲイ＆オルガ・コノヴァルツェフ（ロシア）６位：　ヴァレリオ・コラントーニ＆サラ・ディヴァイラ（イタリア）リーダーはイタリア人かロシア人しかいないようですが、イギリスのスタンダードの時代の完全な終焉を感じさせます。パートナーが特に素晴らしいジジアレリ組の準優勝はかなりうれしいです！！彼らのダンスは長い年月をかけて成熟した素晴らしいパートナーシップがあり、美しいライン、ダイナミックな動き、音楽的なダンスが大好きです。アンドレア＆サラの最近の全種目の映像はこちらでご覧いただけます。３週間後にはウィーンにて世界選手権が行われますが、今年はどのような順位になるのかとても楽しみですね！↓大きなラインがとても美しいアンドレア＆サラ

2008.10.28

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タンゴについて

最近タンゴでちょっと苦労しています。この週末はハンブルクの先生（ピノ＆アレッサンドラの愛弟子）のところでタンゴを習って来ましたが、苦戦中です。この先生にタンゴを見せたのは初めてですが、他の種目を見せると必ず「すごくいいね～！！」とほめられるのに、タンゴについてはノーコメント！！先日の競技会で応援に来てくれた元トップ１０ダンサーの友人にも、「タンゴが一番まずい」と言われたのですが、私達はどうやらタンゴについてきちんと理解していなかったようです。大きなトップラインを作れと言われ続けてきたため、タンゴ特有の細かな素早い動きができていなくて、まるでワルツかスローのような踊りになっていました。ホールドはさらにコンパクトに、今よりもずっとフラットに踊らなくてはならないので、踊っているととても妙な感じがしています。来週もハンブルクでのレッスンを予定しています。少しずつワルツみたいなタンゴから卒業できればいいな、と思っています。（苦笑）↓先生のタンゴの写真ですが、確かにホールドはコンパクトです。ちなみにこのドレス、すごく素敵ですね～

2008.10.26

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グランドスラムファイナル＠東京のエントリー選手(ラテンのみ）

今年のIDSFグランドスラムファイナルは東京で開催が決まっていますね！グランドスラムファイナルには、今年行われたグランドスラムシリーズ５試合のうち４試合のポイント数が最も高い各１２組が選出されます。世界各地で開催されるので、参加するだけでも大変ですよね～。私の友人のアンナ・チェモドゥロワも世界を飛び回っていたようです。実は私もこの時期は日本にいる予定なので、観戦しに行こうと思っています！スタンダードは来週末と１１月初旬にロシアとイタリアで開催される競技が残っているのでまだ代表選手は確定していませんが、ラテンの競技は５試合全て終わりましたので出場選手が確定しています。出場選手一覧は以下の通りです：１．ゾラン・プロール＆タチアナ・ラヴィノヴィッチ（クロアチア）２．ステファノ・ディフィリッポ＆アンナ・メルニコワ（イタリア）３．アレクセイ・シルデ＆アンナ・フィルストワ（ロシア）４．ユーリ・バタゲリ＆ヤゴーダ・ストルケリ（スロベニア）５．アンドレイ・ザイツェフ＆アンナ・クズミンスカヤ（ロシア）６．アニエロ・ランゲラ＆ナタリヤ・マイジューク（イタリア）７．ニコライ・ヴォロヴィッチ＆マリヤ・ニコリシナ（ロシア）８．エフゲニー・イムレコフ＆エリザヴェータ・ディヴァク（ロシア）９．マルティノ・ザニベラト＆ミシェル・アビルドループ（デンマーク）１０．ズファー・ザリポフ＆アンナ・ルートヴィヒ=チェモドゥロワ（オーストリア）１１．イェスパー・ビルケホイ＆アナスタシア・クラヴチェンコ（ドイツ）１２．ティモ・クルチャック＆モッツィー・マブーゼ（ドイツ）です。私がファイナリスト以外で注目しているのは、新しく上位に食い込んできている６番のイタリアのカップル、８番のパートナーのエリザヴェータ、９番のデンマークのカップル、１０番のズファー＆アンナ、１２番のパートナーのモッツィーです。スタンダードの出場選手は１１月１０日には決定しますのでまた報告いたします！

2008.10.22

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チャンピオンシップシーズン到来！

今年もチャンピオンシップのシーズンがやってきました。１０月～１１月にかけて各国で州チャンピオンシップ、ナショナルチャンピオンシップ、そして世界選手権が開催されますね。この週末は私達の州でもチャンピオンシップ大会が行われ、私達は持ち級であるＡ級で今年も優勝し、チャンピオンタイトルを維持することができました！去年よりも決勝のスコアも良く、７人のジャッジより合計３４個の１位をいただくことができました。去年は評価の悪かったヴィニーズワルツがよくなったのが特にうれしかったです！自己級優勝者はその日だけ一つ上の級にチャレンジすることが許されるので、ドイツの最高級であるS級にチャレンジしてきましたが、こちらでも７位に入賞！ぎりぎりで決勝を逃しましたが、大変満足の行く結果でした。もちろん結果も大切ですが、それよりもうれしかったのは自分達の踊りが確実に進歩し続けていることでした。この数週間は週末ごとにレッスンに遠征していましたが、マルクス先生＆スタース先生の素晴らしい指導のおかげだと思います。（先生方にも電話で連絡し、大変喜んでいただけました。）正しい情報（=良いレッスン内容）の得て練習しないかぎり、どれだけたくさんの練習をつんでも無駄だからです。ところで、先生の指示で競技会前１週間はとにかく踊りこみました。１時間～１時間半、ほぼ中断せずに何度も５種目を踊りこみ、スタミナと集中力を養う努力をしました。練習中はあちこち中断しながら技術ばかりを練習しがちですが、競技会直前は技術的なことはほどほどにして、今持っている実力を競技会で出しきれるように練習することが大切だそうです。その効果があってか、今まで曲の終盤で倒れかかっていた（苦笑）ヴィニーズワルツやクイックでも最後まで元気に踊ることができました！↓表彰式でもらった花＆トロフィー。チャンピオンシップにしてはあまりに簡素なトロフィーでちょっとがっくりです・・・

2008.10.19

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３週連続・・・

週末の２日間を利用した泊りがけのレッスンが３週間連続続き、さすがに疲れが蓄積してきているようです。（肌の調子に現れています）今週末はもうずっと習っているマルクス先生のところに伺い、「踊りこみ」「表現力」「スタミナ作り」をテーマにレッスンしていただきました。ちょっとハードなロシアメソッドでレッスンを受けたので、心底疲れましたが効果はあったようです。（ロシアメソッドに興味がある方はメールをお送りください）彼はとても厳しいですが、ほめるときはしっかりほめ、弱点はきちんと指摘してカップルのモチベーションを高めてくれる人です。彼に習う前の私達は基礎もなにも全然できていませんでしたが、彼が私達を今のレベルに引き上げてくれました。それにしても、ヴィニーズワルツ２分＆クイックステップ２分を続けて踊るのはかなり苦しかったです。とはいえ、スタニスラフ先生（この週末にドイツのプロフェッショナル選手権で準優勝し、世界選手権出場が確定しました）たちがピノのところにレッスンに行をったときは両腕に重りをつけてヴィニーズワルツを９分間踊らされたそうですから、私達の２分なんてまだまだですね～。大改装で拡張した教室。広すぎるフロアの中央にある６本の柱が意外と邪魔で、何度もぶつかりそうになりました。でも２０メートルX２８メートルぐらいあるので、慣れればかなりのびのびと大きく踊れそうですね。

2008.10.13

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ロンドンインター　プロフェッショナルの結果

ロンドンインターのプロフェッショナルラテン戦はかなり面白かったようですね！スタンダードは最近の結果が反映されただけのようです。プロフェッショナルスタンダード決勝の結果：優勝ミルコ・ゴゾーリ＆アレシア・ベッティ　（イタリア）２位　アルナス・ビゾカス＆カトューシャ・デミドワ　（アメリカ）３位　ジョナサン・ウィルキンス＆ヘイゼル・ニューベリー　（イギリス）４位　ヴィクター・フォン＆アンナ・ミケッド（アメリカ）５位　ドメニコ・ソアレ＆ジオイア・チェラソリ　（イタリア）６位　ジョナサン・クロスリー＆リン・マリナー　（イギリス）準決勝進出：ボイス組（エストニア）、カラバイ組（ドイツ）、クラペス＆ニグロ（スロベニア）、ヴィラ＆コラグレコ（イタリア）などフォン＆ミケッド組=４位というのが残念ながら定着しつつあるようで大変残念です。それ以外の結果は順当だと思いますが、ヴィラ組は実力的にはクロスリー組よりは上だと思うのですが・・・。ミルコの地位は不動のようですね～。でも、私は個人的にはアルナス＆カトゥーシャやドメニコ＆ジオイアの方が好きです。その理由は、ミルコ＆アレシアの踊りを見ていると、ミルコだけしか目に入らずアレシアは影に見えてしまうからです。プロフェッショナルラテン決勝の結果：優勝：マイケル・マリトースキー＆ジョアンナ・ルーニス（ポーランド）２位：リッカルド・コッキ＆ユリア・ザゴルイチェンコ（アメリカ）３位：アンドレイ・スクフカ＆エレナ・ホボロワ（スロベニア）４位：フランコ・フォーミカ＆オクサナ・レベデフ（ドイツ）５位：ペーター＆クリスティナ・ストッケブロー（デンマーク）６位：マウリツィオ・ヴェスコヴォ＆メリンダ・トロクジョルジ（ハンガリー）準決勝進出：ホム＆カスパー（ドイツ）、カツェフマン＆マヌソヴァ（アメリカ）、ティモキン＆ペトロワ（ロシア）などフランコ＆オクサナの４位入賞はとても嬉しいですね～！！ストッケブロー夫妻は教科書のように美しいラテンを踊りますが、カリスマ性のなさやきっちり踊りすぎるところが苦手でした。フランコの身体能力には本当に稀有なものがあると思います。ところで、オクサナの名前について質問がありましたので・・・オクサナはカザフスタンに生まれてドイツに移住していますので、オクサナ・レベデワとして生まれました。その後ドイツ国籍を取得しているので、苗字の語尾が不変化となり、正確にはオクサナ・レベデフと読みます。日本の多くの雑誌その他は彼女の名前を間違って表記しているようですね。ティモキン組の準決勝敗退はちょっと驚きでした。噂に寄ればパートナーの実力がいまひとつ・・・とのことですが、実際はどうだったのでしょうか・・・。↓ゴゾーリ組の最近の写真。素敵なドレスです！

2008.10.10

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ロンドンインター　アマチュアの結果

今週はロンドンインターが開催されましたね。（何故平日の開催なんでしょうか・・・？）平日ということもあり、ドイツからは大半の選手が参加しませんでした。アマチュアスタンダード決勝の結果は次の通り：優勝　パオロ・ボスコ＆シルビア・ピットン（イタリア）２位　アンドレア・ジジアレリ＆サラ・アンドラッキオ（イタリア）３位　ベネデット・フェルージャ＆クラウディア・コーラー（ドイツ）４位　エマヌエル・ヴァレリ＆ターニャ・ケーレット（デンマーク）５位　マラト・ギマエフ＆アリーナ・バスューク（ロシア）６位　シモーネ・セガトリ＆アネッテ・スドル（ドイツ）準決勝：カバラロ＆クリフトン（イギリス）、ディトロ＆ファヴェロ（イタリア）、コノヴァルツェフ（ロシア）など決勝６組のうち、リーダー５人がイタリア人ですね～。やっぱりイタリア強し！！コノヴァルツェフ組、私は個人的には３位か４位になってもおかしくない実力だと思います。政治が絡んでいるのでしょうけれども・・・。中国カップルの準決勝進出には大きなお金＆政治の動きが感じられます。アマチュアラテン決勝の結果は次の通り：優勝　ステファノ・ディフィリッポ＆アンナ・メルニコワ（イタリア）２位　アレクセイ・シルデ＆アンナ・フィルストワ（ロシア）３位　ユーリー・バタゲリ＆ヤゴーダ・ストルケリ（スロベニア）４位　ゾラン・プロール＆タチヤナ・ラヴィノヴィッチ（クロアチア）５位　ニーノ・ランゲラ＆ナタリヤ・マイジューク（イタリア）６位　マルティノ・ザニベラト＆ミシェル・アビドループ（デンマーク）準優勝：クルチャック＆マブーゼ（ドイツ）、スマギン＆カザチェンコ（ロシア）、ザイツェフ＆クズミンスカヤ（ロシア）など東欧勢ばかりだったアマチュアラテンですが、イタリアが進出してきているそうです。ザイツェフ組の準決勝敗退は驚きです。↓ディフィリッポ組とボスコ組の最新の良い写真が見つからなかったので、スタンダードで３位になったフェルージャ組の写真です・・・

2008.10.10

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ロンドンインターの前哨戦、「インペリアル２００８」

ロンドンインター開催中ですね。この週末には、その前哨戦であるインペリアル２００８が開催されましたが、プロフェッショナルスタンダードの優勝はヴィクター・フォン＆アンナ・ミケッド組。私の大好きなドメニコ＆ジオイアは何故か２位・・・としっくり来ません。実力ではどう考えてもドメニコたちが上だと思うのですが。現役で国際的なトッププロとして活躍するとある知人によれば、イギリスの大会の準決勝以上は実力よりも「いくらお金をかけたか？」によって決まるそうです。つまり、ブラックプールやUKなどで上位に行くためには、競技会の１週間前にはイギリス入りして有名な先生方のところでレッスンを受ける必要があるのだそうです。これは残念ながら事実で、確かにブラックプールの結果を見ていても実力的には「まあまあ」の中国のカップルが突然準決勝に入っています。それに伴い、「お金を稼ぐだけのため」に教えるコーチャーが増えているそうです。いくら名前があるコーチャーでも、あまりにも相場と比べてレッスン代が高すぎる場合は利益を重視していると考えてよいでしょう。ただし、そのようなコーチャーの所には本当に実力のあるトップ選手はレッスンを受けに来なくなっているそうです。日本でも有名な引退したトッププロのL先生が良い例だそうですが・・・。そう考えると、大きな国際試合で最も面白いのはTOP48ラウンドとTOP24ラウンドということになりますね。↓英国的政治？の影響をあまり受けないジャーマンオープンはドメニコ＆ジオイアが一年のうちで最も好きな競技会だそうですが、のびのびとダイナミックに踊っていたそうです。

2008.10.08

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競技会にハプニングはつき物（その2）　－司会者が口を滑らせるとき

先日の競技会ハプニング集ではたくさんのコメントをありがとうございました。（引き続きコメントを募集しておりますので、皆様是非書き込んでくださいね！）日本の競技会では、司会者は無駄なことを言わずにとにかく時間通りに進行することを心がけているようですが、ヨーロッパの競技会の司会者は時間を気にせずにギャグを飛ばしまくったり雑談をする人もたくさんいますが、かえってリラックスした良い雰囲気になります。8月に行われたジャーマンオープンの司会者達のオモシロ台詞は…（すべてマイクを通しています）"If you think the first heat is the right heat, plaese come to the floor."「第一ヒートであっていると思うなら、フロアに出てきてください！」という意味ですが、出番を忘れたカップルがいたのでしょうね～。でも、普通だったら番号を直接呼び出すか「ヒートが記載されているシートを確認してください」とか言うと思うのですが。（競技結果を修正するソフトがうまく動かなくて競技が大幅に遅延し、）「皆さん（遅延して）大変申し訳ありません・・・でも、司会の私も大変なんです。遅延のおかげでご飯もたべていません！」…私情入っています。でも、本当に大変だったんでしょうね。司会「シニアとユースの競技会の共通点はなんでしょう？」とあるジャッジ「簡単さ！全員25歳に見えるってことだ。シニアは若作りをし、ユースは大人っぽく見せようとしているからね！」司会者が音響担当に向かって「ベースが強すぎるから弱くしてくれる？イワン・レブロフ（低いがらがら声の有名人）みたいな声に聞こえる・・・ちょっと待った、やりすぎだよ！今度はミッキーマウスみたいな声になっちゃった」音響調整も難しいのですね。ミドルシニアとジュブナイルの競技が交互に行われていた会場で、ミドルシニアの協議中に：「BOYS(坊やたち？）、くるっと回って背番号を見せてください・・・しまった、MEN（男性諸君）！」40代～50代の男性陣に向かってボーイズはまずいですね・・・。ドレスの羽やスパンコール、石などの飾りがたくさん落ちてしまったヒートの後に：「ちょっとお待ちください。ドレスの残骸を急いで片付けます！」羽などがきちんと固定されていないドレスも問題ですね。決勝進出のカップルが呼ばれます：「XX組、ロシア・・・YY組、ロシア・・・ZZ組、ロシア・・・あ、でもこの競技会はロシアのチャンピオンシップ大会ではないですよ！WW組はポルトガルからの出場です！」ダンスの世界はロシア人が本当に多く、西ヨーロッパで開催されている競技会でもここはロシアか？と思わせるほどロシア人であふれかえります。ロシアのダンサー達はハイレベルですから、上位は当然ロシア選手たちで占領されてしまうわけですね。ちなみに、私が観戦したIDSFオープンでは司会者の英語が下手でわけがわからないことがありました。（ドイツ語と英語がごちゃごちゃ）外国選手は混乱するだけですから、最低限英語はきちんとしゃべれる人が司会を担当するべきですよね。その競技会会場ではすべてがドイツ語・英語・ロシア語で表示されていて笑えました。

2008.10.05

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連休は泊りがけでレッスン！

10月3日（金）がドイツ統一記念日で3連休だったので、金曜と土曜はまた2都市でレッスンを受け、合計走行距離700キロを頑張って移動してきました。金曜日は既に2年近く習っているエネルギッシュで素晴らしいマルクス先生とのレッスン。彼はとても厳しいですが、いつもユーモアを忘れることなく楽しく素晴らしいレッスンをしてくれる先生です。彼のおかげで私達はそれぞれの種目の持つ個性をはっきりと踊り分けられるようになったと思います。（それまでの私達の踊りは、スローとワルツ、ワルツとヴィニーズワルツの踊りわけが曖昧で、タンゴの独特のキャラクターも全然出せていなかったのですね～。）ところで、PPなどから前進するときのヒールのステップって難しくないですか？高いヒールで踊るのですから不安定で当然なのですが、私はこのステップが本当に苦手でうまく体重を移動できないのです。先生にも散々言われてしょげていたのですが、他のトップ選手たちと話したらこのヒールのステップは女性共通の問題らしいです・・・。（心当たりのある方、コメントお願いします）さて、金曜の夜にハンブルクに移動し、アルスター湖畔を散歩しました。本当はドイツ統一記念祭を見に行きたかったのですが、ハンブルクにメルケル首相が来ていてあちこち通行止めのようだったので断念。土曜日には先週初めてレッスンしていただいたスタニスラフ先生のところへ。彼はピノとアレッサンドラの愛弟子ですが、ピノたちに習った内容や練習メソッドをそのまま私達に教えてくれるので本当に興味深くて効果的です。また、彼は「ほめて育てる」タイプの先生で、弱点を的確にわかりやすく修正しながら常に笑顔を絶やさないので、習っているとモチベーションがどんどん高まってきます。ちなみに、スタニスラフ先生は今まで私達が習った先生の中では自分自身のダンサーとしての実力が最高レベルだと思います。25歳という若さですから体も柔軟で、技術や完璧。説明を受けるだけでなく視覚的な「あるべき姿」が学べてとても勉強になります。↓ハンブルクの教室のフロア。（教室は森の中の古いヴィラで、このサイズのフロアがなんと3つあり、大変恵まれた環境です。）大変歴史を感じさせる美しさで、ここで競技会も行われます。

2008.10.04

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競技会にはハプニングがつき物？

競技会にハプニングはつきもの。皆さんも一度や二度は後から考えると笑ってしまうようなハプニングに遭遇されていらっしゃると思います。でも、競技中ですから当人は大焦りなんですよね～。ちなみに私達は以前良く競技で転倒していました。orz私自身が見たことや経験のあるハプニングは…－　スタンダードの女性ダンサーの靴が片方だけ脱げ、女性はそのまま片足だけ裸足で踊り続けていました。よくバランスを崩さなかったと思います。－　スカートが羽のラテンドレスを着ていた女性。踊るたびに羽がどんどん取れ（脱毛？）フロアが黒い羽だらけに・・・トロカデロバレエ団のパロディ版の「瀕死の白鳥」のようでした。曲が終わるごとに清掃する側も迷惑そうでした。－　ラテンの長～いつけ毛がはずれたようで、フロアに髪の毛だけ落ちていました。不気味でした。－　垂れ下がる少し重いイヤリングがタンゴの時に吹っ飛び、ジャッジに直撃（私自身の経験です。あとでジャッジが笑いながらそっとイヤリングを返してくれました）それ以来、イヤリングは必ずつけまつげ用のグルーで貼り付けるようにしています。－　スローアウェイオーバースウェイのポーズをしているカップルの脚に別のカップルが脚を引っ掛け2組とも転倒。さらに他のカップルが突っ込んできて倒れ、3組折り重なった状態に。（知り合いがブラックプールで経験）－　レッグウォーマーをはずすのを忘れてフロアに出てしまった女性ダンサーがいました。－　チャチャで高速回転をしていたらリーダーに鼻を折られたそうです。痛すぎです。（以前習っていた女性の先生の話）－　サンバを踊っていたときに、リーダーの手が滑って長～いつけ爪をバリバリとはがされたそうです。しかも人差し指～小指まで4本！痛すぎです。（以前習っていた女性の先生の話・・・悲鳴を上げたそうです）－　グランドシニアの大会で男性ダンサーが過呼吸になり、曲が中断したことがあります。（大事には至りませんでした）－　世界選手権で、以前習っていた先生のドレスのホックが外れました。ずっと胸を押さえて踊っていたのに、リーダーは自分のダンスに夢中でまったく気づかなかったそうです。（皆さんのドレスのホックは二重になっていますか？？？是非ご確認ください）次回は司会者のおもしろジョーク＆NG大賞について書きますね。皆様のハプニング体験も是非コメントしてくださいませ！↓楽しいシーン＆ハプニング満載のジャーマンオープン

2008.10.03

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ユース世界第二位のトップアマ、ヤーナと一緒に練習

今日は州ダンス協会のフロアが自由に使える日なので、例外的に教室ではなくこちらのフロアに練習に行ってきました。小さい方のフロア（といっても20mX14mぐらいあります）で練習していたら、途中でユースラテンで世界2位のタイトルを持つヤーナ・リッターが新リーダーであるパウルと一緒に入って来たので一緒に練習することができました！ヤーナの前のリーダーだったアンドレイは大変素晴らしいダンサーで、彼らは数々のタイトルを獲得したのですが、ドイツのビザがおりなかったためロシアに帰国。（ヤーナとアンドレイのジャーマンオープンユースラテンの映像はこちらです。1分００秒からサンバ、1分50秒からチャチャ、6分15秒からパソをご覧いただけます。）しばらくリーダー探しをしていたヤーナは大変素晴らしいラテンダンサーであるパウルとカップルを組むことになりました。（パウルが前のパートナーと踊っている映像はこちら）二人はカップルを組んでまだ3週間ですが、確実な基礎に基づいたスピードのあるセクシーな踊りは既に大変素晴らしく、今後の活躍がとても楽しみです。ちなみに、ヤーナ・リッターのドレスも今後紹介していく予定です！近日中に写真撮影する予定ですのでもう少々お待ちくださいませ。↓ブラックプールでのヤーナ。ゴールドのスパンコールフリンジのドレスが鮮やかですね！

2008.10.02

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ハンブルクに行ってきました！

この週末は泊りがけでレッスンに行ってきました！前にも書いたことがありますが、私達は大都市在住にもかかわらず地元で習っている先生がいません。自分達のレベルにふさわしく、内容的にも価格的にも納得できる先生が近くにいないことも原因ですが、先生同士、教室同士の複雑な関係にあまりかかわりたくないというのも理由の一つです。土曜日は車で2時間かけていつもの先生のところにレッスンに行ってきました。ワルツとスローを重点的にやりましたが、相変わらず素晴らしい内容でたくさんの宿題をいただきました。レッスンの後、そこから200キロほど離れたハンブルクに移動しました。ハンブルクは北ドイツにある大都市で、アルスター湖という大きな湖が街のど真ん中にある緑豊かな大変美しいところです。下の写真の上半分は小アルスター湖。左下はハンブルク市庁舎です。戦前の建物が多く残っているため街並みは大変美しく、水の豊かさがそのまま街の豊かさにつながっているような街です。素敵なお店も多いので、ドイツとは思えないほどおしゃれな人が多く、レッスンが終わってぼさぼさの髪＆ジーンズ姿の私達ってださいかも・・・？と思ってしまいました。さて、日曜日はハンブルク郊外のダンス教室を訪れ、初めてスタニスラフ先生という方のレッスンを受けて来ました！！下の写真の右下は、子供達のレッスンをする先生です。（フラッシュなしで撮影したのでぶれていますが・・・）スタニスラフ先生はアマチュア時代にはヨーロッパ選手権でセミファイナルに入賞したこともあり、UK戦では19位に入賞している実力派のダンサーで、先日ターンプロしたばかり。（※注）友人の勧めでレッスンを受けに行ったのですが、噂どおり素晴らしい先生でした！彼にはワルツ（ベーシック＆競技用ルーティン）とヴィニーズワルツを教えていただいたのですが、いつもの先生に負けず劣らず大変内容の濃い素晴らしいレッスンでした。また温かみのある人柄も大変好感が持てます。スタニスラフ先生とパートナーのクリスティーネ先生はピノとアレッサンドラに習っているそうで、ピノたちから習ったことを教えてくれます。もう一人の先生はファビオ・セルミの愛弟子ですから、イタリアンスタイルを目指す私達としては理想的な先生に出会えたと思います。早速来週のレッスンもお願いしてきたので、来週も2都市600キロを泊りがけで大移動することになりそうです！二人の素晴らしい先生からたくさんの課題をいただいたので、今週はしっかり練習しないといけないですね～。※注：こちらではプロに級はなく、アマチュアで国際的なトップ選手として活躍した後にターンプロします。そのため、ターンプロ直後でも国際大会でTop24ぐらいに入ってくるのが普通です。↓ハンブルクの写真とジュブナイルのカップルを教える先生

2008.09.28

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真剣な競技だけではつまらない！？

先日開催されたジャーマンオープンチャンピオンシップですが、真剣な競技の傍らいろいろな楽しいシーンがありました。トップダンサー達による合間のデモはもちろん、引退した往年の名ダンサーと現役のダンサーが即興デモを披露したり、ジャッジが競技終了後にいきなり踊りだしたり・・・と盛りだくさん。ユース選手達による各国対抗チームマッチもあります。ドイツチームの映像はこちらでご覧いただけますが、楽しそうですね～。このブログでいつもドレスを紹介しているターシャ＆スティアパンの姿もあります。下の写真の左上と右上の写真は、プロラテン競技終了後にジャッジ全員でサンバを踊った時に撮影されました。右下はちょっと大げさすぎる？ロシア人たちの応援姿です。右下の写真は、併催されたブギウギ世界選手権のブギウギダンサーと一緒になって踊りまくるスタンダードロシアチャンピオン、マラト・ギマエフ。マラトのブギウギはかなりの腕前だったそうです。参加している競技選手たち、主催者、ジャッジなど関係者全員が楽しい雰囲気の競技会を作り出そうと努力していることが、この競技会が多くのダンサー達に愛される理由だと思います。しかも入場料はブラックプールなどよりもはるかに安く、見本市会場の建物はどの席からもフロアが見やすくなっているので、観客にとってもうれしい限りですね。今年は手術があったので観戦にいけませんでしたが、来年こそは見に行きたいと思っています！！

2008.09.04

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ホーキンス組カップル解消！クリスの新パートナーは・・・

先日クリストファー＆ユスティナ・ホーキンス組のカップル解消の噂について書きましたが、ついに解消が公にされたようです。そして、クリスの新パートナーはなんとあのジョアン・ボルトン！ジョアンは名パートナーとして有名ですが、ここ数年はティモシー・ホーソンに怪我が絶えなかったようで競技にはほとんど出場していませんでしたね。18年間カップルを組んでいたティモシーとあっさり解消して組む相手がクリス・ホーキンスですか・・・うーん何とも言えないですね。しかも、10月のロンドンインターで初試合を予定しているとか！私は、個人的にはこのカップルがかなり上位に食い込んでくるのは難しいのではないかと思います。（5位か6位ぐらい？）というのも、ここ数年スタンダードの主流はイタリアとロシアで、若いイギリス選手の台頭がまったく見られないからです。また、ご存知の方も多いと思いますが、クリスもジョアンも一年のうちかなりの期間を日本で過ごしており、自分達が練習するよりもお金を稼ぐことに忙しかったダンサーです。いくら世界チャンピオンであろうと、向上心を持ってハードに練習し、優秀な先生のところでレッスンを重ねていかなければ実力は低下してくると思います。私たちの理想のダンサーであるドメニコ＆ジオイアは、「アジアからはデモやレッスンのオファーがたくさん来るけれど、あまり興味はない。お金を稼ぐことに夢中になってダンスの質を低下させてしまっているトッププロをたくさん知っているけれど、自分達は自分達の踊りをもっと素晴らしいものにしたいと思っている。だからレッスンや練習にたくさんの時間を割く必要があって、あまり頻繁には行かないようにしているんだ」・・・と言っていました。私達の先生が昨年末に引退したのも、教え子が爆発的に増え、また週末ごとにデモを頼まれる状況になり、自分達が納得するまで練習できる時間が取れなかったからだそうです。先生達のホームページには、「もっとも素晴らしい踊りをしているときだからこそ、競技生活から引退いたします・・・」とのコメントが。皆さんはどう思われますか？

2008.09.01

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カリフォルニアで開催されたグランドスラムの結果

この週末は、カリフォルニア州のIrvineでグランドスラムラテン＆スタンダードの競技会が開催されました。世界のトップ選手がアメリカに集結したようですね！ラテンの結果は次の通りです：1. ステファノ・ディフィリッポ＆アンナ・メルニコワ（イタリア） 2. アンドレイ・ザイツェフ＆アンナ・クズミンスカヤ（ロシア） 3. ゾラン・プロール＆タチアナ・ラヴィノヴィッチ（クロアチア） 4. マルティノ・ザニベラト＆ミシェル・アビルトルプ（デンマーク） 5. ヴァレンティン・チメルコフスキ＆ヴァレリヤ・コジャリノヴァ（米国）6. ズファー・ザリポフ＆アンナ・チェモドゥロワ（オーストリア）私の友人であるオーストリアのチャンピオン、アンナがファイナル入りしたそうで大変うれしいです！ちょうど10分ほど前にアンナから「今L.Aにいるの・・・」というメールが届いたので、早速おめでとうメールを返信しておきました。少し前の映像になってしまうのですが、ズファー＆アンナの素晴らしいサンバの映像はこちらでご覧いただけます。2分10秒ぐらいから映る、ブルーのドレス＆ブルーのシャツを着ているのがズファー＆アンナです。ちなみに、スタンダードの結果は以下の通りです：1. パオロ・ボスコ＆シルビア・ピットン（イタリア） 2. ベネデット・フェルージャ＆クラウディア・コーラー（ドイツ） 3. マラト・ギマエフ＆アリーナ・バスューク（ロシア） 4. フェデリコ・ディ・トロ＆ジェニー・ファヴェロ（イタリア） 5. シモーネ・セガトリ＆アネッテ・スドル（ドイツ） 6. セルゲイ＆オルガ・コノヴァルツェフ（ロシア）コノヴァルツェフ組復活の兆しのようでうれしい限りです！人の噂も75日と言いますし、優秀なカップルなのですからスキャンダルに負けずにがんばってほしいです。フェデリコ＆ジェニーも実力が上がってきているようです。今回も、ロシア人とイタリア人が圧倒的な強さを見せ付けた結果となりました。（ドイツのリーダーは二人ともイタリア人です）↓大躍進中のズファー＆アンナ。ズファーのラテンシャツなども紹介予定です！

2008.08.31

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ブラックプールのプロラテンの映像を発見！

最近映像探しをしていなかったのですが、久しぶりに検索していたら今年のブラックプールのプロフェッショナルラテンの映像を見つけました。かなりの高画質です！チャチャの映像はこちらです。サンバの映像はこちらです。ルンバの映像はこちらです。パソの映像はこちらです。ジャイブの映像はこちらです。私は当然ながらフランコ＆オクサナのファンなので、二人が映っているところばかり見てしまうのですが、やっぱり素晴らしいです・・・！もちろん、ストッケブロー組のお手本のようなダンスやリッカルド＆ユーリアの並外れた身体能力も好きです。メリアのドレスはやっぱり重苦しすぎますね・・・。素晴らしいダンサーのはずなのに、残念ながら下手に見えます。番外ですが、先日のジャーマンオープンで大変素晴らしいダンスだったと評判のエフゲニー・ヴォスニューク＆オクサナ・ニキフォロヴァのジャイブの映像がちらっとご覧いただけます。（最初の１５秒ぐらいです）ヴォスニュークは一部のファイナリストにも劣らない実力ですし、ニキフォロヴァもフランコと組んでいた頃より自由にのびのびと踊っている印象を受けます。↓フランコ＆オクサナのブラックプールでのファイナルドレスです。布をグリーンに染めた後にラメで柄を描き、その上から石をびっしり貼ってスワロフスキのビーズフリンジをびっしりつけた大変豪華なドレスです。興味をお持ちの方はお問い合わせください。

2008.08.29

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ジャーマンオープンラテンの批評

皆様、いつも私のブログをご覧下さりありがとうございます。おかげさまですっかり元気になり、本日よりダンスの練習を再開しましたが特に痛みもなく元気に踊ることができました。健康でダンスができるのは何より素晴らしい事ですよね！今日はスローとワルツしか練習しませんでしたが、明日からはタンゴやヴィニーズも練習しようと思っています。（私達はクイックは競技会前しか練習しません）何日かぶりに教室に行ったら、ジャーマンオープンを観戦してきた先生（州代表トレーナー）に競技の様子を伺うことができました。グランドスラムラテンでは、ディフィリッポ組の踊りがとにかく素晴らしかったそうです。他のカップルをはるかに上回る高いレベルの素晴らしいダンスだったとか・・・。また、プロフェッショナルラテンでは「マウリツィオ＆メリンダの優勝はありえない！信じられない！」と怒り心頭だったそうです。マウリツィオがフロアで踊る姿はピエロそのもので、彼がやっていることはラテンでもなんでもない・・・との厳しいコメント！私もここ数年のマウリツィオはラテンをしっかり踊っていないところが嫌いでしたが、段々ひどくなっているようです…orz2位のティモキンは素晴らしい踊りだったそうですが、残念ながら新パートナーのペトロワのレベルが追いついていないそうで、ペトロワはもっと足先の美しさを追求するべきだそうです。3位のマルクス・ホム＆クセーニャ・カスパー組はなぜ3位にランクされたのかまったくわからないほどレベルが低い踊りだったそうです。見ていないので私はなんとも言えないのですが、ホムはターンアマしていた頃、カスパーよりも数倍レベルが高いパートナーであるピョートロフスカと組んでもグランドスラムで50位台程度の結果しか出ていなかったため、素晴らしい踊りだったとは考えにくいと思われます。プロラテンのファイナリストの中でもっとも素晴らしかったのは、4位にランクされたドイツのエフゲニー・ボスニューク＆オクサナ・ニキフォロヴァ組だったそうです。ヴォスニュークはアマチュア時代からその実力には定評があり、ニキフォロヴァは世界チャンピオンタイトルを3回獲得したトップダンサーですが、どちらも大変レベルが高い踊りで実力が均衡しており、「二人が一体となって踊るラテンダンス」があったそうです。エフゲニーとオクサナは今年結婚したばかりのカップルですが、今後更に成績が伸びてくることが高く期待されるそうです。今後の彼らの活躍がとても楽しみです！↓美男美女！のエフゲニー＆オクサナ

2008.08.20

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ジャーマンオープン最終日　グランドスラムスタンダードの結果

5日間にわたったGOCもとうとう最終日が無事終了しました！46カ国5000組のカップルが参加した大イベントでしたが、今年も終始素晴らしい雰囲気だったとのことです。大会のトリを飾るグランドスラムスタンダードの結果は次の通りです。優勝　　ベネデット・フェルージャ＆クラウディア・コーラー（ドイツ）2位　　マラト・ギマエフ＆アリーナ・バスューク（ロシア）3位　　シモーネ・セガトリ＆アネッテ・スドル（ドイツ）4位　　セルゲイ＆オルガ・コノヴァルツェフ（ロシア）5位　　ヴィクトル・キシュカ＆マルゴジャータ・ガリッカ（ポーランド）6位　　フェデリコ・ディ・トロ＆ジェニー・ファヴェロ（イタリア）イタリアのボスコ組やジジアレリ組が欠場したのでイタリアの存在感が薄く感じられますが、良く見れば1位、3位、6位とリーダーはイタリア人。その他シニアスタンダード、ミドルシニアスタンダード、A級スタンダード、ユースなどの結果を見ても、スタンダードはイタリア勢の圧勝だったようです。イギリス選手の影はほとんどなく、上位入賞者の多くがイタリアとロシアのカップルでした。ドレスもティアードスタイル全盛ですね！2位のアリーナ選手のドレスが妙に野暮ったく見えるほど他の選手のスカートが大きく、特に5位のマルゴジャータ選手のブラウンのティアードや6位のジェニー選手の青いドレスが印象的で素敵だと思いました。ティアードスカートを美しくボリュームたっぷりに作るには大量の布が必要なため、当然ながらドレスの価格もはね上がるわけですね。私も今着ているドレスはティアードスカートですが、スカートにはなんと15メートルの布と60メートルのソフトボーンが使われているそうです。GOCの会場には様々なドレスショップが出ていたそうですが、友人の話によるとドレスの価格はかなり高額になっていたとのことです。

2008.08.18

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ジャーマンオープン　プロフェッショナルラテンの結果

お待たせしました！GOCプロフェッショナルラテンの結果です！！私の大好きなフランコ・フォーミカ＆オクサナ・レベデワは残念ながら欠場でした。エントリーはしていたのですが、何かあったのでしょうか・・・？（ヴィクトリアが帰ってきたら聞いておきます）優勝確実だったのに大変残念です。優勝　　マウリツィオ・ヴェスコヴォ＆メリンダ・トロクジョルジ（ハンガリー）2位　　ディミトリー・ティモキン＆ナタリヤ・ペトロワ（ロシア）3位　　マルクス・ホム＆クセーニャ・カスパー（ドイツ）4位　　エフゲニー・ヴォスニューク＆オクサナ・ニキフォロヴァ（ドイツ）5位　　アレクサンドル・イリニク＆アンナ・アフォネンコヴァ（ロシア）6位　　ペーター・マイツェリ＆マヤ・ゲルサク（スロヴェニア）ヴェスコヴォ組がティモキン組を破って優勝したのが印象的でした。確かにティモキンはここ数年競技の世界から離れていたとはいえ、私は個人的にはティモキンのほうがしっかりしたラテンを踊っていると思うのですが・・・。ただ、ヴェスコヴォ組はブラックプールファイナリストの実績とメリンダの素晴らしさが評価されたのかもしれませんね。ティモキンも新パートナーと組んでいるわけで、プロの世界では「新参者」に戻ってしまったわけですから今後成績が上がってくることに期待しています。3位のホムはターンアマして成績が低迷していましたが、ハイレベル選手が少ないプロに戻ってきたのが吉と出たようです。4位のヴォスニューク組は3位になっても良い実力の持ち主です。個人的にはヴォスニューク組は好きなので来年またがんばってほしいですが・・・。プロフェッショナルでも石よりも素材にこだわったドレスが目立ったように思います。こちらでもフレアスカートが大人気ですね！

2008.08.17

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ジャーマンオープン　グランドスラムラテンの結果

GOCのハイライト、グランドスラムラテンの結果を報告いたします。優勝　　ステファノ・ディフィリッポ＆アンナ・メルニコワ（イタリア）2位　　アレクセイ・シルデ＆アンナ・フィルストワ（ロシア）3位　　アンドレイ・ザイツェフ＆アンナ・クズミンスカヤ（ロシア）4位　　ユーリ・バタゲリ＆ヤゴダ・ストルケリ（スロヴェニア）5位　　ゾラン・プロール＆タチアナ・ラヴィノヴィッチ（クロアチア）6位　　アニエロ・ランゲラ＆ナタリヤ・マイジューク（イタリア）ステファノ＆アンナが大舞台でついに優勝を飾れたのはうれしい限りです。アンナは髪型もドレスのイメージも大きく変えてきましたね～。2位～5位は順当だと思いますが、6位のイタリアのカップルは新ファイナリストですね！世界チャンピオンのマティ・クライチャーが引退したからでしょう。ファイナリストたちのドレスを見ていると、最近は石ぎっしりのドレスよりも素材にこだわった石の少ないドレスが流行しているようです。アンナ・メルニコワのドレスはチャンピオンだからこそ着こなせるシンプルさですが、それ以外にもスパンコールフリンジやスパンコール布、竹ビーズ、光沢のある印象的な布などを多用しているケースが目立ちました。そしてフレアスカートの人気は不動のようですね！

2008.08.16

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GOCライジングスターラテン競技の結果

今日はジャーマンオープン3日目。いよいよ後半に差し掛かって来ましたね！さて、昨夜行われたライジングスターラテンの結果は次の通りです。1位 Suvorovs, Jevgenij - Zelinkova, Andrea LATVIA 2位 Gusev, Andrey - Cherevichanaya, Elizaveta RUSSIA 3位 Kutuzovs, Daniils - Puhovika, Viktorija LATVIA 4位 Tatarenko, Sergey - Tatarenko, Viktoria GERMANY 5位 Bondarenko, Gennady - Zverevshikova, GERMANY6位 Scuderi, Fabio - Boccafoschi, Ornella ITALY 6 セルゲイとヴィクトリアは今年もファイナル入りし、4位入賞の素晴らしい成績でした！！2位のロシアのカップルが優勝候補と言われていましたが、ラトビアのカップルが1位でした。参加カップル数はなんと300組！2日間にわたりトータル7ラウンドにもなる長丁場の競技でした。お疲れ様でした・・・と言いたい所ですが、大半のカップルが今日行われているグランドスラムに出場しています。グランドスラムは現時点でTop24までわかっていますが、ディフィリッポ組やプロール組など世界選手権のファイナリストたちがほぼ全員参加のようです。（参加数は303組）なお、今日はユーススタンダードの競技も行われていますが、このブログでもたびたび紹介しているスティアパン・フルスキ＆ターシャ・シュルツ組は現時点でTop24に残っているようです。（参加数は156組）15日はついにプロフェッショナルラテンです！ティモキンがエントリーしているようですが、どうなるのかかなり楽しみです。↓ライジングスターラテンのファイナリストたち。ヴィクトリアのピンクのドレスはほぼ石がありませんが、大変印象的で素敵なデザインですね！

2008.08.15

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ジャーマンオープンチャンピオンシップ　プロフェッショナルスタンダードの結果

ジャーマンオープンの2日目の競技が行われていますね～。現時点でライジングスターラテンではセルゲイ＆ヴィクトリア・タタレンコ組が準々決勝に進んでいる模様です。是非表彰台目指してがんばってほしいですね！さて、昨日行われたワールドシリーズ・プロフェッショナルスタンダードの結果は次の通りです。優勝　ミルコ・ゴゾーリ＆アレシア・ベッティ（イタリア）２位　ドメニコ・ソアレ＆ジオイア・チェラソリ（イタリア）３位　ミケーレ・ボンシニョーリ＆モニカ・バルダセローニ（イタリア）４位　サーシャ＆ナターシャ・カラバイ（ドイツ）５位　エフゲニー・カズミルチューク＆ユリア・スペシフツェワ（ロシア）６位　ルスラン＆オレーナ・ゴロヴァシュチェンコ（ウクライナ）７位　ウルス・ガイゼンハイナー＆アグネス・カズミルチャク（アメリカ）表彰台は素晴らしいイタリアのダンサー達が独占！アレシアのドレスはまたティアードに近い形に戻っていたので、ティアード人気はしばらく続きそうですね。ブラックプールの時よりもずっと素敵だと思いました。フォトギャラリーを見ていると、ドメニコ＆ジオイアの写真が異常に多かったので、彼らはどうやらGOCでは大人気のようです。ドメニコたち自身も一年の中でもっとも好きな競技会だそうですが、晴れやかな表情、気合入りまくりの豪華で素敵なドレスが印象的ですね。そして3位のボンシニョーリ＆バルダセローニ組。イタリアらしいダイナミックで音楽的な動きやセンスのよさが大好きなカップルだったのですが、GOCを最後に競技生活から引退するそうです。彼らの踊りを見られなくなるのは大変残念ですが、ミケーレは素晴らしいダンストレーナーとしても有名なので、後進の指導に力を注ぐのだと思います。お疲れ様でした！GOC2日目の注目の競技は、ライジングスターラテンに加えてシニアIスタンダードです。プロからターンアマしたタシロ＆サビーネ・ラックス組がどこに食い込んでくるのか？が気になります。結果がわかるのは深夜ですので、明日また報告いたしますね！↓プロフェッショナルスタンダードの写真。花束を持っているのがミケーレ＆モニカです。ジオイアのドレス、豪華ですね～♪

2008.08.14

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ジャーマンオープンチャンピオンシップ　Day1

本日のジャーマンオープン（GOC)では、ライジングスターラテンの一次予選、プロフェッショナルスタンダード（ドメニコ、ミルコ、カラバイなどが参加）、ジュニアIとIIの10ダンス、ユースラテン、グランドシニアスタンダードなどが行われています。競技会は朝の7時にチェックイン開始で、毎日終了するのは深夜12時過ぎなのでまだ最終結果までわかっていない競技がたくさんありますが、今日から会場入りして競技を観戦している私達の先生によれば例年通り大変な熱気だそうです。ライジングスターラテンの参加カップル数は300組！そのうち大半が東ヨーロッパ系の優秀なカップル達です。（実際行って見たかったですが、仕事が・・・↓GOC初日の風景です。ヴィクトリア＆セルゲイの姿もありますね～♪

2008.08.13

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本日よりジャーマンオープンチャンピオンシップ開催！

日本では大きなコンペと言うとUK戦とブラックプール・ダンス・フェスティバルばかりが有名ですが、ヨーロッパ大陸で開催される一年の中で最も重要な競技会はジャーマン・オープン・チャンピオンシップと言われています。競技会数、参加カップル数、規模などすべて最大規模で、またイギリス的政治がからまないので割と公平な結果が出ることが多く、たくさんの素晴らしいダンサー達に愛されている素敵な競技会です。私たちの大好きなドメニコ＆ジオイアも、すべての競技会の中でジャーマンオープンが一番好きだと言っているほどです！さて、多くのダンサーにとって一大イベントであるジャーマン・オープンが本日より1週間にわたって開催されます！新婚のセルゲイ＆ヴィクトリア・タタレンコ組やワールドスーパースターダンスフェスティバルのデモに出場した日本から帰国したばかりのフランコ＆オクサナ、ユースのトップのターシャ・シュルツ＆スティアパン・フルスキなど、このブログで紹介しているたくさんの素晴らしいカップルが出場予定です。もちろんミルコ組、ティモキン組、ボスコ組、ディフィリッポ組などのプロとアマの多くのトップ選手たちが参加します。実は私達も参加したいと思っていたのですが、休暇直後で練習不足でもあり、またジャーマンオープン準備用のトレーニングキャンプにも一切参加できなかったので今回は出場を見送りました。シュツットガルトの会場まで行って応援したいのは山々なのですが、仕事がありますので今年もインターネットで結果を追いかけることにします。各日の結果はこのブログでリアルタイムに更新していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。↓ジャーマンオープンのロゴ

2008.08.12

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ホーキンス組、カップル解消予定のうわさ・・・

クリストファー・ホーキンス＆ユスティナ・ホーキンス組がこの夏のワールドスーパースターズのデモを最後にカップル解消予定だそうです・・・。彼らは夫婦ですが、プライベートな問題があったのかもしれませんね。私はもともとユスティナはドレスのセンスも踊り方も苦手でしたが、クリストファーのレベルに彼女が付いていけなかったのかもしれません。こちらで二人のワルツのデモがごらんいただけますが、やはりヘーゼルと踊っていた頃と比較すると物足りないような気がします。また、最近ではダイナミックでエネルギッシュなイタリアの踊りを好む人が多く、このようなイギリスのスタイル自体があまりポピュラーではなくなってきているようですね。プロファイナルもイギリス以外の選手たちが大活躍で、特にイタリア選手の踊りが際立っています。やはりイタリア中心の時代がやってきたようです。↓飾り多すぎ？なユスティーナのドレス。

2008.07.30

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衝撃のピンクボールルーム！

ピンクボールルームという言葉を聞いたことがありますか？ダンススポーツは通常男性のリーダーと女性のパートナーがカップルを組んで踊るスポーツですが、実はゲイやレズビアンカップルのための同姓同士のダンススポーツの世界があり、「ピンクボールルーム」と呼ばれています。日本ではおそらくほとんど知られていないと思われますが、ヨーロッパでは結構メジャーで毎年数々の競技会や世界選手権が開催されています。競技人口はそれほど多くないですが、通常のダンススポーツと並行してピンクボールルームに出場しているダンサーも多く、かなりハイレベルなカップルがたくさんいるようです。私たちの知り合いも女性ラテン部門で世界チャンピオンのタイトルを獲得していますが、３０代後半にして素晴しい体力と技術は舌を巻くばかりです。ＩＤＳＦジャッジライセンスを持つ知り合いが先日この競技会のジャッジをしてきたそうですが、大変素晴しい踊りにすっかり魅了されてしまったとか。通常の男女で組むダンスとは全く違った雰囲気があり、隠れファンもかなり多いらしいです。こちらで男性ラテン部門の世界チャンピオンの素晴しいサンバがご覧いただけます。衣装のハダカ度にも驚きですが、素晴しいレベル！！しかも実に巧妙にリーダーとパートナーの役割をチェンジしたりしていて大変興味深いです。また、こちらではサウスアメリカンショーダンスの世界チャンピオンの踊りがご覧いただけます。美しい音楽、ドラマティックな構成、ハイレベルなダンスは本当に感動的で、まるでモダンバレエの舞台を見ているかのようです。↓ショーダンスのダンサーは二人ともオランダのラテンダンス界で女性のパートナーと活躍している方々のようです。

2008.07.22

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膝丈フレアでカッコ良く踊るには…

最近スカートに布をたっぷり使った膝丈のスカートが流行していますね。スカートが大きく広がって素敵なので、こちらは単なる流行ではなく定番になりそうな気配です。スカートの裾は単なるミシン処理よりもソフトボーンが入っていたり、サテンテープや羽で縁取りされているものが良く踊るようです。こちらで私の友人のターシャが踊るチャチャとジャイブの映像をご覧いただけますが、どちらも布がたっぷりです。ソフトボーンが入っているので重くならず、動きがとてもダイナミックに見えますね。先日このブログに掲載したヴィクトリアの紺＆赤のドレスも布がたっぷりのフレアスカートですが、このような丈のドレスはちょっと気をつけないとすぐにヒールをスカートに引っ掛けてしまう危険があります。こちらでこのドレスで踊るヴィクトリア＆セルゲイのチャチャがご覧いただけます。ターシャもヴィクトリアも素晴らしいスカートさばきですが、彼女達はドレスのスカートと同じ形のレッスン用スカートを製作してもらい、普段からスカートのカッコイイさばき方を練習しているのだそうです。スカートさばきは何年か前にカルメンが取り入れたそうですが、その後皆が競ってカルメンの真似をし、今ではすっかり定着したのですね～。

2008.07.21

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マックスとビアータのデモ映像を発見！

昨年までユーリア・ザゴルイチェンコと組んでいたマックス・コゼルニコフとビアータ。競技の世界からは引退していますが、二人で組んでデモなどに出ているようです。こちらでシンガポールで踊ったデモの映像がご覧いただけます。コミカルなサンバとジャイブ、そしてカッコいいパソのプログラムになっています。ビアータは相変わらずとても美しいですが、少し痩せたような？競技をやっていた頃よりもリラックスして踊っているように思えますが、元気そうな彼女の姿を見れるのはとてもうれしいですね。パソのドレスは特にとても素敵です！！ユーリアと踊っていたときから思っていましたが、マックスはデモプログラムを作る天才的な才能があると思います。単にルーティンを踊るのではなく、デモならではの新鮮さがあって素敵です！↓パソを踊るマックス＆ビアータ

2008.07.19

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怪我をしにくい体作り＆練習の大切さ

会社の同僚が2度目のぎっくり腰で病欠しています。ぎっくり腰というのは繰り返すそうですが、予防策としては背中の筋肉を鍛えると良いそうですね。競技ダンスもある一定のレベルを超えるとなかなかハードなスポーツであり、肩が外れたり膝が故障したり筋を違えたり・・・と故障を抱えるダンサーが続出します。その上で怪我をしにくいように筋肉を鍛えるのは本当に大切なことだそうです。このブログでドレスを紹介しているトップ選手、ヴィクトリアのリーダーのセルゲイ・タタレンコは3月の競技会でフロアで踊っている最中に肩が外れてしまったそうです。ダンスは生涯スポーツとも言われていますし、できる限り怪我をしないようにして長く続けて行きたいですよね。そのためには怪我をしにくい体を作って練習することが不可欠だそうです。たとえば練習場に来てウオームアップなしにいきなりワルツやサンバを踊ることはかなり危険です。ヴィクトリアは必ずルンバ・ウォークから練習に入るそうです。また、女性はヒールの高いシューズで踊るため、外反母趾の危険もありますよね？実は私も左足が少しだけ外反母趾気味なので、最近では競技会以外ではティーチャーズシューズで練習しています。足がすっぽり覆われることで足先への負担が軽減され、またヒールも太いので安定があります。Freed社からは少しヒールが高めのティーチャーズシューズも販売されています。また、スタンダードのレッスンで女性の体を無理やり左方向に曲げようとする教え方をする先生には要注意です。自分の体重をきちんと脚の上に載せて一人でもぐらつくことなく立てなければ、腰に負担がかかって痛める危険性があります。残念ながらこちらでも大きなトップラインを作らせようとして無理な教え方をする先生がかなりたくさんいます。私達が今習っている先生は理学療法士の資格も持っているので、その辺を気をつけてくれていますが、誰もが骨格や筋肉の知識を持って教えているわけではありませんので、女性ダンサーの皆様は十分に気をつけてくださいね！↓鍛え抜かれた美しいスタイルのヴィクトリアとセルゲイ。ヴィクトリアの脚のラインは本当に完璧ですね～

2008.07.13

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Atelier Casablanca -ダンスドレスの部屋－

UK戦ドレス批評（プロフェッショナルスタンダード編）

2009年UK戦ドレス批評（ラテン編）

2週間ぶりのレッスンでした！

UK戦の結果（アマチュアスタンダード、プロフェッショナルラテン）

UK戦の結果（アマチュアラテン、プロフェッショナルスタンダード）

新年最初のレッスンでした！

世界チャンピオン、パオロ・ボスコ＆シルビア・ピットンがターンプロ！

ラテン世界選手権の結果

プロフェッショナルスタンダードヨーロッパ選手権 （参加レポート）

今年最後の競技会

プロフェッショナルラテン 世界選手権の結果

グランドスラムファイナルの結果＆観戦記

プロフェッショナルスタンダード世界選手権の結果（更新）

プロフェッショナルスタンダード世界選手権の結果

スタンダード世界選手権観戦記

グランドスラムファイナル出場予定選手（スタンダード編）

この週末も忙しかったです・・・

どんな競技会にも「政治」はある！！

引き続き、タンゴの修行中・・・

練習で喧嘩しますか？

グランドスラムスタンダード＠モスクワの結果

タンゴについて

グランドスラムファイナル＠東京のエントリー選手(ラテンのみ）

チャンピオンシップシーズン到来！

３週連続・・・

ロンドンインター プロフェッショナルの結果

ロンドンインター アマチュアの結果

ロンドンインターの前哨戦、「インペリアル２００８」

競技会にハプニングはつき物（その2） －司会者が口を滑らせるとき

連休は泊りがけでレッスン！

競技会にはハプニングがつき物？

ユース世界第二位のトップアマ、ヤーナと一緒に練習

ハンブルクに行ってきました！

真剣な競技だけではつまらない！？

ホーキンス組カップル解消！クリスの新パートナーは・・・

カリフォルニアで開催されたグランドスラムの結果

ブラックプールのプロラテンの映像を発見！

ジャーマンオープンラテンの批評

ジャーマンオープン最終日 グランドスラムスタンダードの結果

ジャーマンオープン プロフェッショナルラテンの結果

ジャーマンオープン グランドスラムラテンの結果

GOCライジングスターラテン競技の結果

ジャーマンオープンチャンピオンシップ プロフェッショナルスタンダードの結果

ジャーマンオープンチャンピオンシップ Day1

本日よりジャーマンオープンチャンピオンシップ開催！

ホーキンス組、カップル解消予定のうわさ・・・

衝撃のピンクボールルーム！

膝丈フレアでカッコ良く踊るには…

マックスとビアータのデモ映像を発見！

怪我をしにくい体作り＆練習の大切さ

プロフェッショナルスタンダードヨーロッパ選手権　（参加レポート）

プロフェッショナルラテン　世界選手権の結果

ロンドンインター　プロフェッショナルの結果

ロンドンインター　アマチュアの結果

競技会にハプニングはつき物（その2）　－司会者が口を滑らせるとき

ジャーマンオープン最終日　グランドスラムスタンダードの結果

ジャーマンオープン　プロフェッショナルラテンの結果

ジャーマンオープン　グランドスラムラテンの結果

ジャーマンオープンチャンピオンシップ　プロフェッショナルスタンダードの結果

ジャーマンオープンチャンピオンシップ　Day1