昨日の日記の続きになりますが、PMSや生理痛、生理不順に関して効果があるといわれているハーブ類はいろいろあります。
PMSの症状を改善するには女性ホルモンのバランスを整える働きを持つハーブが有効で、チェストツリー、
チャイニーズアンジェリカ(当帰 とうき)、マザーワート(益母草 やくもそう)などがあげられます。
・チェストツリーは昨日紹介したブラックコホシュと同様、カプセルタイプ、チンキタイプ、ハーブティーなど種類があります。これも即効性はありませんが、継続して飲み続けることで、徐々に効果が出るものなので、PMSに悩んでいる人は日頃の習慣にして飲むようにするといいと思います。
・チャイニーズアンジェリカは、女性の保健薬として当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)などの漢方薬によく使われる薬草です。女性ホルモンの調節だけでなく、子宮筋の収縮を和らげたり消炎作用もあるので生理痛にも効果があります。
・マザーワートも生理痛や陣痛緩和に用いられるハーブの一種です。
その他生理前のイライラや憂鬱感などのメンタル的な症状が強い人は、
・セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)、
・ローズペダル(バラの花びら)
などのハーブティーが効果があります。
いずれのハーブ類も毎日続けて飲む方が効果がありますが、症状の軽い人は排卵日前から生理までの服用でもいいと思います。
***************************************************************
ちなみに基礎体温をつけてる方は排卵日はわかると思いますが、排卵日の目安としては、
次回月経開始前、12~16日です。(現在世界中で認められている荻野説によります)
ということは、仮に次の生理が予定では9/22からはじまる人がいたとします。
するとこの人の場合、排卵日はだいたい9/6~9/10のあいだであると予測されます。
(カレンダーを見てもらうとわかりやすいかも、、)
そしてこの排卵日を境に約2週間、プロゲステロン(黄体ホルモン)の作用が強く働くために体温は高めになり、眠気や倦怠感、むくみ、便秘、食欲が増す、イライラする、などの症状が起きやすくなります。
●女性ホルモンはエストロゲン、プロゲステロンの2つあり、排卵日から生理まではプロゲステロンが優位に働き、生理から排卵日まではエストロゲンの方が優位になります。
○エストロゲン優位の時期=生理~排卵日まで
この時期は肌の調子や気分もよかったり、どちらかというと化粧のノリのいい時期です(笑)
○プロゲステロン優位の時期=排卵日~生理まで
この時期はむくみや便秘がちになったりするなど、体内に水分をためこむような時期でもあり、吹き出物やニキビなど肌トラブルも起きやすい時期です。この時期に新しい化粧品を使うのは効果のほどがわからないことも多いので、避けた方が無難だと思います。
他にも頭痛、腹痛や胸の張り、吐き気、めまい、ニキビが悪化する、だるい、憂うつ、イライラするなど不快な症状が多くあらわれることによって日常生活に困難をきたす場合はPMSといえると思います。
ハーブやサプリメント、漢方薬などいろいろな種類があるので、自分の好みで毎日飲むお茶をハーブティーにしたり、出先でもとりやすいようにサプリメントにする、など、自分の生活リズムにも合わせて、継続してとれるようなものを選ぶのがいいと思います。
★ こんなのもおすすめ ★
「毎月つらいかぐや姫」「不思議のアリスはいつもゴキゲン」 女の子の日ブレンド
・
チェストツリーいろいろ
・
セントジョーンズワートいろいろ
人気blogランキング 日記を読んで参考になったor応援してくださる方はクリックお願いしますm(__)m