初心者でも簡単☆浴衣の帯結び
きょうはまた浴衣の着付けについてです。ちょいとリクエストがあったので、帯結びの事をすこ~し書こうと思います。みなさん、浴衣にはどんな帯を合わせますか?セットに良くついてくるのは、ポリエステルのリバーシブルの帯ですね。 また、最近のはやりは、兵児帯。 そして、本格派の方は、博多帯など正絹の帯を合わせるかしら? どんな帯にも使える、共通の帯結びがあります。たぶん皆さんもうご存知かと思いますが、それは「リボン返し」です。本当に簡単です。まずは、帯の中心を体の前中心にあてて、帯板や伊達締めにクリップや洗濯ばさみで止めておきます。最初に、右側にある帯を背中から左に巻きます。前にはさんである帯の下に巻き、内側に斜めに折り上げて中心から上に出し、右肩に預けます。反対側も同様に、左側の帯を背中から右に巻きます。こちらも前まで来たら、内側に斜めに折り上げ右肩に預けてあった帯とひと結びします。帯の上でしっかりと締めます。両方の帯で蝶結びをします。わっかは小さめに作ると、あとで形付けがしやすいです。残った帯を揃えて、結び目に下から通します。キレイに形を整えます。蝶ちょ結びのわっか部分を大きくしたり、半分に折ったり、たれる部分を長くしたり短くしたり差をつけたり、いろいろな工夫が出来ます。右回りに後ろに回して出来上がりです。ゴムつきの帯板でない方は、ここで帯板を差し込みます。おわかりになりますでしょうか? この2枚は教えている生徒さんの背中で~す。 手順も簡単で、どんな帯にも対応できる優れものの帯結びです。若い人は華やかに、そうでない方は小さめに結んで、年齢なりの着こなしも可能です。たれた部分を帯締めでおさえれば、角出し風にもなりますよ~!ぜひ、お試しください!