|
|
|
|
| ホーム | 日記 | プロフィール | オークション | 掲示板 | ブックマーク | お買い物一覧 |
│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く |
んー、ある意味、そうかも知れんな~と思う。
去年の3月に、「オーストラリア人は人種差別者か」というエントリーを書き、その中で、「オーストラリアに20年近く住んで、あからさまな人種差別をされたことはあまりない。差別される側に問題があることもある。それと、白人の夫が日本に行った時、差別的な思いをしたことがある。」みたいな内容のことを書いた。 そうしたら、「オーストラリアは人種差別的だ。」「こんな例がある。」と沢山の批判(3人ですが)をいただいた。それと同時に、「そんなこというあなたの方が日本人を差別しているんじゃないんですか」「あなたの夫は白人だし、あなたこそが白人を崇拝して、有色人種を見下しているのでは」という意見も。 書き込みしてくださった中の一人は、「オーストラリアでは法律でアボリジニを殺すことが許されていた」とあり、それを知らなかった。調べたらこの方の言うとおりであった。たくさんのアボリジニが虐殺されたり、隔離されたのは知っているが、「殺しても良し」という法律があったとは。ひでーな。勉強になりました。ありがとうございます。 オーストラリアは他にも、「白豪主義」という法律がほんの最近まであった。オーストラリアは元々流刑囚が島流しにあうところであったが、移民国家にしようという運びになって、東ヨーロッパからの白人以外の移民はお断り、というえげつない法律があったのである。スゲーな。 今となってはオーストラリアは移民国家でいろんな人種が住んでいる。恥ずかしい過去を乗り越えて多国籍国家がうまく共存している国という肩書きの国。建前では。しかし、他文化を疎ましく思っている白人は多いと思う。でも、憚られるので、良識のある白人はそれを口に出しては言わない。 しかし、15年ほど前、アジア人とアボリジニを目の敵にしたような発言で注目を浴びた女性政治家が出てきて非難ごうごうだった半面、「よくぞ代弁してくれた!」と今まで隠していた差別心をここぞとばかりむき出しにして彼女を支持するものも多数あった。彼女は政治家としては失脚してしまい、今はテレビのリアリティ番組なんかに出ている。 数年前、シドニーのクナラビーチでアラブ系の若者が問題を起こしそれがきっかけで血の上った白人が多数有色人種狩りを行うといった暴動があった。 メルボルンではインド人を狙った暴行・殺人が続いている。 数年前、バラエティ番組で、白人の素人が「ジャクソン5」のものまね芸で顔を真っ黒に塗って演じたことが世界的に話題になり、「やっぱりオーストラリア人は人種差別者だ」というレッテルを貼られてしまった。(じゃあシャネルズ、ラッツ&スターもダメなんすかね?) アジア系は何かと白人オーストラリア人の笑いの種になることが多い。 私はよく「中国人」と言われる。 私は、オーストラリア人は人種差別者がいないとは言っていない。人種差別者は多いのではないだろうか。他の国と比べてはどうかとは言えない。他の国に住んだことがないので。しかし、私個人ではあんまり人種のことでいやな思いがしたことがないのである。それよか、夫のジジが白人なので彼と日本に行ったときに人種的なことでいやな思いをしたことの方が多いぐらいである。 オーストラリア人にいやな思いをさせられたことはいっぱいある。でもそれは私がアジア人だったことが理由かと言うと、そうとは言い切れないのである。ただ感じ悪い人に感じ悪い扱いを受けただけというか。それを思うと感じ悪い人に感じ悪い扱いをされることは日本に帰るたびにあるし、互角かなあと思う。 でも、私の場合はラッキーなケースで、他の人は人種差別的な罵声を浴びせられたり、唾をかけられたり、卵を投げられたり、それはいやな思いをいっぱいしているという声が沢山あった。ひどいなあと思う。それに、日本人やモンゴロイド系アジア人に対してはあんまりないかもしれないけど、あからさまに色黒のインド系やアフリカ人に対する差別は、私らモンゴロイド系より迫害を受けていやな思いを一杯しているんだろうなとは思う。 でも、そういうあからさまな人種差別を表立ってする人って、普通じゃないと思うんだよ。教養がないとか、自分が白人であることしか自慢することがないしょーもない人。日本では唾はきはさすがにないが(って、人に唾を吐くような人に会ったことがない私である。そんなお上品な生活を送っている覚えはないんだが)、教養のありそうな人が電車でジジを避けて隣に座らなかったり、指差して「ガイジンだ~」とか言ったり、いかがなものかと思う。 メルボルンのタクシー運転手は、ほとんどがインド人である。2年ほど前、都合で一週間毎日タクシーに乗らねばならないことがあった。そうしたら5人中4人がインド人であった。道中にいろいろな面白いお話を聞いた。ほとんどのインド人ドライバーは、「オーストラリアはいい国で、好きです。」と言った。「いやなお客さんはいましたか。」という質問には、「差別的な発言をする人はもちろんいる。でもそれは一握りで、ほとんどはいい人ばっかりです。」という返事が。セールストークかもしれない。でも私の肌は黄色いし、英語もなまってるから同胞と思ってざっくばらんに話してくれたんだったらいいな。私よりも人種的にしんどい立場にいるのに、これは立派な発言だなあと思う。 さて、「そういうあなたが日本人を差別しているのではないか」という意見だが、してないと思うんだが。でも、私にとって「日本人のいやなところ」て一杯あって、それをいやじゃあ~と書くと日本人を差別してることになるんだったら、してることになるんだろうな。 でも、それと同時に「白人オーストラリア人のいやなところ」も一杯ある。アバウトなところ。だらしがないところ。時間にルーズなところ。忘れっぽいところ。他文化に無関心なところ。酒に飲まれて醜態をさらすところ。肉食の癖に感情論だけで捕鯨に反対するところ。なんでも人のせいにするところ。わけもなく偉そうなところ。 白人だったら何をしてもいいなんて思ってない。夫が白人だからいい気になって自分も白人のように他文化人種に目を背けてるんでもない。しかし、私があからさまな人種差別を受けないのは、オーストラリアではよそもんである私が自分の日本の文化を尊重しつつも努力してオーストラリアの文化に溶け込もうとしているからだと思う。それはオーストラリア人に媚びてることにはなってないと思う。 言葉が足りなかったが(これだけダラダラ書くくせにちゃんと説明ができてない。ああヘタクソ。)、オーストラリア人だけが人種差別者か?日本かって、こんなところがあるぞ。どこも一緒やんけ。と例をあげたので、オーストラリアばっかりかばって日本人である私が日本(またはアジア。アジア系のいやなところもいっぱい挙げたので)を差別しているように見えたのかも知れない。しかし、書き込みを読んで、日本もオーストラリアも差別は依然と存在するが、歴史的なこともありオーストラリアの人種差別のほうが根深そうだなあと思った。 ええ?と思われるかもしれないが、私は日本人であることを誇りに思っている。変人だけど。日本人に見えないけど。一般的な日本人とかけ離れてるけど。それに「白人様」とか思ってないよ。日本人好きだけど向こうが私のことを嫌がるんだもん。あんまり異質なもんで。私の方が一般日本人に差別されとるんやで。前にも書いたけど、ジジが白人なのはたまたま。白人だから結婚したんじゃないって。それと、ジジと結婚したとき、ジジの苗字をもらわなかった。日本語の苗字が気に入ってるし、自分の名前がカタカナになるのがいやだったから。で、離婚した場合(オーストラリアの離婚率は50%ぐらい)ややこしいし。そんな私がオーストラリア国籍を取るなんてのはありえない話で。 さて、人種のことは一応置いといて。差別する人は、自分にこれと言ってとりえがないから、無理矢理差別する媒介を見つけて優越感にひたるんである、という小林よしのり氏の持論を読んで目からウロコが落ちた。有色人種だから、女性だから、中卒だから、同性愛者だから、身体障害者だから、貧乏だから、在日だから、同和だから・・・とか言う理由だけで人を差別するような人は、自分が誇れるものがなにもないんだろうなあ、と思う。 これを書いていて、なんとなく小学生時代のことを思い出した。いじめられている子、みんなに敬遠されている子に私はなんか人気があったんである。クラス替えのとき、だれも話しかけたがらない子って、いたでしょう。 「なんであの子友達がおらへんのん。」「家がメッチャビンボーらしいで。」「陰気やから。」「転校生やから。」 ビンボーだから友達になりたくないの?そんなことで?陰気って、話してみないとわからんやん。転校生やからって、なんやそれ。よそもんやから?とにかく、他の人がなんと言おうと、その子に理不尽な噂があろうと、自分のその目で見て確認してみなければ気がすまなかった。だから私は声をかけてみたよ、その子達に。噂とはうらはらに、いい子達ばっかりだった。今まで友達があんまりいなかったせいもあって人付き合いが下手っぽいところはあったけど、一緒にいて楽しい子達だったと思ったから友達になった。 「それは類は友を呼ぶからで、あんたがいじめられてみんなに敬遠されてたからじゃないのか」と言われるかもしれない。実は、私は小学校時代は老けてて偉そうにしてたので、小学校ではリーダー格であった。(中学校ではそれがバッシングの対象になったのは面白かったなあ)「ラルフちゃんはしっかりしてるわー」とよく感心されたものである。自信だけはめっさあったな。わはは。若いというのは恐ろしいことですなあ。 一度、こういう運びになった友達のお母さんが泣いて礼を言ってきたことがある。「誰もお友達になってくれなかったのにラルフちゃんが娘に声をかけてくれて彼女はとても救われたんです。」当時小学生だった私はビビった。別に「助けてやろう」とか「かわいそう」とか思ったのではなく、単に興味があったから声をかけただけで。また、別の友達は大人になってから母の経営する喫茶店を訪ねて「あのころは楽しかったってラルフちゃんに言ってください」と伝言を残してくれたりした。 小林よしのり氏はほかにも、「怒りとか喜びとかのように、差別心ていうのは誰にでもある感情の一つ」という持論を展開した。「私は人種差別はしません」と目をキラキラさせて言う人も、じゃあ「あなたには差別心はないんですか」と聞いたら「ない」ときっぱり言えるであろうか。人種差別をしなくても、貧乏人に対してはどうか。ホームレスは。ゲイは。 私は異様に太っている人(自分もデブ目だけど。てか、デブ目だから下には下が居る、と優越感に浸ってるんだろうか)、運転が異様にヘタクソな人、ヨガでヘタクソの癖に最前列に並ぶ人、体臭がきつい人、洋服のセンスがない人、いかにもなヅラとかバーコードの人を蔑視してしまう。すっごくいい人なのかもしれないのにね。 というわけで、私も、いかんことやけど差別心は持っています。だからって唾を吐いたり卵を投げたりするほどその人が憎いと言うことはないなあ。人種差別って、憎しみも入ってるよね。あなたも無意識のうちに軽蔑のまなざしで見てしまう人っていませんかね。 重めのテーマでコラムを書くと日数がたってからもコメントが入ることがある。反対意見でもコメントがあると嬉しい。最近コメント数が減っていたし、書いたほうも私が「むむっ?」っと思う内容で書いてくださり、私からの返事にも気合が入った。こういう、喧嘩じゃなくて、ろんな意見を交わせるのは好きである。最近育児と家事で家にこもってばっかりで刺激がなく、脳が腐りそうだったのでありがたかった。 ああ。長い。すみません。読んでくれる人がいるんかこんなん。
はじめまして
最近、メルボルンに興味があり、このブログを読ませていただいています。 長い文章でも、まとまっていて読みやすいですよ。 差別については、人種的な差別は持ち合わせていませんが(逆に日本人であり、恐縮するところはありますが) たしかに、あまりに太っている人などに対しては、何かしらの感情はあるかもしれません。 また、ちょいちょい読ませていただきます。 よろしくお願いしますね♪ (2012/01/28 11:58:09 AM)
のんちさん
>はじめまして こんにちは。いらっしゃいませ。 >最近、メルボルンに興味があり、このブログを読ませていただいています。 そうですか。メルボルン、いいところですよー。日本より刺激は少ないけど。でも私の意見って変わったところもありますんでメルボルンについて色々な方のコラムを読んで色々な角度からご検証ください。 >長い文章でも、まとまっていて読みやすいですよ。 そうですか、それはよかったです。話し出すと止まらない老人のよう(しかも内容はあんまりない)ではあるまいかと思いながら書き始めると止まらない・・・とほほほ。 >たしかに、あまりに太っている人などに対しては、何かしらの感情はあるかもしれません。 百貫デブ(死語?)がビッグマックなどを食べているのを見たらゲンナリしちゃうんですよ。そんなの人の勝手なんですが。 >また、ちょいちょい読ませていただきます。 >よろしくお願いしますね♪ こちらこそです。書き込みありがとうございました・(2012/01/29 12:29:41 PM)
こんにちは、ラルフさん
いつもブログ更新楽しみに読んでます(*^_^*) 人種差別の件、オーストラリアにいると避けられない話題ですよね この間オーストラリアデーの前にサンライズのニュースでアジア人顔のオージーの娘がオーストラリアデーに「中国に帰れっ」って言われるっていう話を見たんですけど そこでコッシーが「日本やインドネシアの方が・・・」てコメントしたの見ました!? 「えー!?そこで日本が出てくるのか!?コッシーは何が言いたいんだ!?」ってショックを感じ、あ~オーストラリア中の人があの含んだコメントを聞いてどう思うんだろう?日本のニュースなんてその他にクジラの事くらいなのに・・・って不安に思いました(そしてすぐチャンネルを変えました) でもその後に発見したブログで福島出身って事で地震があってから東京の職場で辛い思いをして結局仕事を辞めた人がいるって話を読んだんです 日本人同士でこんな理不尽な差別があるのに(今の日本では不安感、恐怖心からかもしれませんが)日本人の私がオーストラリア人にあれこれ言えるのか・・・って思いなんだか落ち込みましたよ それからコッシーに腹が立ちTODAYを見るように(^_^;) でもオーストラリアの人種差別の歴史は根が深いというか黒~い感じですね こちらのブログを読むまで知らなかったことがたくさんです ラルフさんが感じるようにもっと一般的なオーストラリア人が人種差別をするのは教養のない人がする恥ずかしい事っていう前提?常識が広まってくれるともっとわたしら楽なのに~と思います (2012/01/30 02:15:52 PM)
ややこさん
いらっしゃいませ。 >いつもブログ更新楽しみに読んでます(*^_^*) そうなんですか、ありがとうございます。今回も長くてすみません。(笑) >アジア人顔のオージーの娘がオーストラリアデーに「中国に帰れっ」って言われる んー。馬鹿の丸出しですねえ。私の勤めている学校はいろーんな肌の色の生徒がいます。そんでみんなオーストラリア人ですよ。だからアジア系の生徒に向かってそういう言葉は私の学校ではありませんねえ。 >そこでコッシーが「日本やインドネシアの方が・・・」てコメントしたの見ました!? 見てません。コッシー嫌いなんですよ。私はTODAY派です。「インドネシアの方が・・・」の続きが気になります。私らの方がオーストラリアより人種差別がひどいということをいったんでしょうか。日本はほとんど単一人種国家だから他の人種が目立つといったことがありますが、コッシーって元々何かにつけて日本に批判的なんですよね。特に捕鯨に関して、私らを獰猛な馬鹿みたいな見方で発言してます。 >福島出身って事で地震があってから東京の職場で辛い思いをして結局仕事を辞めた あー、そういうの、あるでしょうね。オーストラリアだったら福島出身だからこそみんなが優しくしてくれそうな気がしますが・・・。日本て「えんがちょ精神」みたいなの強いでしょう つづきます(2012/01/31 09:12:36 AM)
>日本人同士でこんな理不尽な差別があるのに
最近はどうかわかりませんが一昔の日本では、結婚を全的に付き合っている人を親に紹介した際、親が興信所で身元調査を行い、例えば部落出身でないか、在日ではないか、広島や長崎で被爆した人の子孫ではないかというのを調べ上げると言うのが結構当たり前でした。それで破談になったカップルは、公にはなっていないけどかなりの数に上るものと思われます。 >でもオーストラリアの人種差別の歴史は根が深いというか黒~い感じですね そのようですね。私はラッキーな方ですが、私が差別にあっていないから他の人もあってない、ということはありませんものね。 >こちらのブログを読むまで知らなかったことがたくさんです 私も色々な方から教えられることが多いです。 >ラルフさんが感じるようにもっと一般的なオーストラリア人が人種差別をするのは教養のない人がする恥ずかしい事っていう前提?常識が広まってくれると メディアではそういう風にプッシュしてますけどね~。 たくさんの書き込みをありがとうございます。(2012/01/31 09:13:47 AM) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
|