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粘着力の弱い素材を選んだ理由


粘着力の弱い素材を選んだ理由




正直に申し上げますと、市販のシールと比べてFugicはかなり粘着力が弱いです。
もちろんこれには深い理由がありますが、先に市販のネイルシールと
Fugicの違いからお話ししようと思います。

通常のネイルシールは粘着力が強くトップコートには溶けません。
Fugicは粘着力が弱くトップコートに溶けます。

通常のネイルシールはトップコートを塗ったあとも粘着力で張り付いています。
Fugicはトップコートでフィルムが溶けるので、爪の上に直接インクが残ったような状態になります。


『Fugicって普通のネイルシールと何が違うの?』とお思いの方も
多いと思います。何が違うか簡単に申し上げますと
通常のネイルシールが『粘着力によってくっついている』のに対して
Fugicは『フィルムを溶かし、インクのみを残す』というものです。
もちろんトップコート内の有機溶剤の濃度が濃ければ
インクまで溶けてしまう可能性もありますし、
逆に有機溶剤の濃度が薄ければフィルムが溶け残る可能性もあります。

ではなぜ、わざわざそんなリスクを抱えてまでインクを残す方法を選んだのか。
それはズバリ「耐久性を重視」した結果です。

ここからが私が「粘着力の弱い素材を選んだ理由」ですが、
まず、通常のネイルシールと粘着力の関係からお話しします。
通常のネイルシールは粘着力が強く、張り付けが簡単ですが、
トップコートを塗ったあともシールの粘着力で
張り付いている状態です。もちろん水に触れる機会が多ければ多い程
粘着力は弱まっていきます。ネイルアートを楽しむ方の中には
家事をしながらネイルを楽しんでいらっしゃる方も沢山いらっしゃいます。
そういう方に『水仕事はあまりしないでくださいね』とは
とても私は言えませんし、家事をしていなくても
気にしながらシャンプーするのは嫌だなあと思い、
だったら耐久性を重視したものを作ってみてはどうか?という考えに
たどり着きました。その結果が粘着力を極力残さず
直接爪の上に描いたようにインクのみを残す方法です。
粘着力を極力残したくないという理由は
せっかくフィルムを溶かし、インクを残したのにその下に
粘着材が残っていてはシールと同じような状態になるからです。
しかもシールのようなしっかりした素材ではなく
粘着材のうえにインクが残っているだけでは『インクがよれるだけ』なので
むしろシールより耐久性が無くなってしまいます。
以上の理由により、粘着力の弱い素材を使用するに至りました。
もちろん最近は、ネイルシールをジェルで挟む事により
耐久性は格段に向上しています。でも私は、もともと耐久性のあるものを
ジェルで挟めばもっと耐久性がでる!!
という考え方なので
今でもこの方法をお勧めし、ブログを立ち上げるに至りました。

そもそも私がこの方法でネイルアートをはじめたのも
『素人だってプロ並のアートがしたい!!』という理由からでした。
素人ネイルで一番問題となっているのが『描く技術』と『耐久性』
私はそう感じています。そこで生まれたのがFugicです。
また、今まで『素人だから無理』と思っていたものを可能にする
お手伝いが出来ればいいな、と思いブログもたちあげてみました。
もちろんまだまだ「プロの壁」は拝めてもいない状態ですが、
日々努力してゆけば、もっといいアートを提供出来るのではないかと思っています。
使い方にはコツがいりますが『同じアートを爪に直接描く』よりは簡単に出来ると思うこのFugic。
万人に評価される商品ではないと思いますが、
最大限、出来る限りの努力をしていきますので
これからもご指導ご鞭撻の程を宜しくお願い致します。




なんか・・・・この文章何かの勧誘みたい(笑)
ほんとはあんまり固い文章は書くの好きじゃないんです。
そんなに固い人間ではないので(むしろいいかげん)
コメントなどお気軽に残して頂けると嬉しいです♪




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