「まぶらほ~じょなんの巻・いち~」の紹介
おとといの記事ではついでみたいな感じで紹介した「まぶらほ ~じょなんの巻・いち~」だけど、もちろん面白いです。アフィリエイトで買って欲しくて言っているのでは…なくもないけど。 山瀬千早が葵学園に復帰してからの初めての単行本だけあって、その千早がらみのエピソードが多いのだが、第4話の「試験勉強裏講座」がなんと言っても傑作。式森和樹はもちろん、夕菜、凜、玖里子までが恐れる舞穂の『勉強』とは?それに巻き込まれてしまった千早の運命は?ラストの落ちが秀逸だと思います。 第六話、「舞穂、デートをする」はタイトルからして波乱ぶくみ。デートの相手が式森和樹なので。デート?をぶち壊しに、男装して(男装したつもりで)やってくる夕菜(と千早)の姿が笑いを誘う。やもすると落ちがワンパターンと言われる「まぶらほ」の短編だけど、この話は(和樹も思ったように)珍しいパターンになっています。 順番が前後したけど第二話の「千早の料理道場」も傑作。凜の料理下手の秘密が今明かされるような明かされないような。とにかく凜の料理風景が壮絶。 一、三、五話は千早の過去があっての話なので、以前のエピソードを見てない人はもどかしく感じるかも。しかしあえてこの本から読んで、それから過去のエピソードを読むのも一興かも。まぶらほ(じょなんの巻・いち)まぶらほ(じょなんの巻・に)やっぱりちゃっかりアフィリエイトのリンクは入れておきます。おとといの記事と同じリンクなので間違って同じ本を二回買わないようにご注意下さい。