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カテゴリ:旅行・温泉
インドネシア旅行4日目の早朝。いよいよ、下僕達の今回の旅行のメインイベント。ボロブドゥール ミスティカルエレメントを迎えます。
このツアーは早朝夜明け前の一般開放前のボロブゥドール遺跡に入り、夜明けを迎える遺跡からの景色を眺める幻想的なもの。このツアーに参加出来るのは、アマンジオと他2つのホテルの宿泊客のみ。 下僕達が、ここジョグジャカルタを訪れた最大の楽しみでもあります。 朝4時のモーニングコールで目を覚まし、バースペースへと向かいます。この日のツアー参加のゲストは下僕達だけ。デニッシュに、オレンジシューズとコーヒーといった簡単な朝食を済ませ、ゲスト毎に用意されている車にのって、いざボロブドゥールへ。 夜明け前、ライトアップされたボロブドゥールの全景。神秘的な光景に、言葉を失います。 8世紀頃に建てられたこの世界最大の仏教遺跡は、1814年にイギリス人の手で密林に半ば埋もれた形で発見されました。埋もれていた理由としては、火山の降灰によるものであるとする説と、イスラム教徒による破壊をおそれて人びとが埋めたという説があるそうです。 発見当初、崩壊状態にあった遺跡は、その後二回の大修復を経て現在の姿を見せてくれています。 ボロブドゥールは、寺院としても人々の信仰の中心にあった建造物ですが、内部構造は持っておらず小高い丘に盛り土をし、そこに石を積み上げて作られています。 アマンスタッフに案内され暗い中を懐中電灯を頼りに、ボロブドゥールの遺跡の頂きまで上り始めます。 頂きに登るとそこには、ストゥーパ(仏塔)越し朝靄に包まれた街並みや森が一面に広がります。 アマンジオのあるメノーラ山側の風景。ボロブドゥールを建築した王様が建築後に横たわっているとの言い伝えがあるそうです。確かに、そういわれると人が寝ているように見えるんですよね・・・・ ボロブドゥールの東側。こうしてみると、アマンジオがこの遺跡をモチーフに建てられているのが、よく分かります。 しばらくすると、空が明るくなり始めてきます。 だんだんと色を変えていく空。とても厳かで、神秘的な時間が流れていきます。 雲の合間から一瞬だけ顔を覗かせた朝日。周りから一斉に歓声が♪ まるで、御来光を迎える様な気分・・・ この後、アマンスタッフから今日の日本語のガイドさんを紹介され、ガイドさんによるボロブドゥール遺跡の案内へと移ります。 ボロブドゥール最上層にあるストゥーパ(仏塔)の数々。 ストゥーパの中には、仏像が安置されています。 ストゥーパの上部が無い仏像。ボロブドゥールは、一度テロの被害にあっており、その際にストゥーパも破壊されたりしたそうです。その時の記憶を後世に残すため、この様にストゥーパの無い形の仏像も意図的に残したとのこと。 2号がとても気に入っている一枚♪ 神々しい雰囲気を感じます。 ボロブドゥールは、3つの階層から構成されていて、下から淫欲と食欲の2つの欲望にとらわれた有情の住む「欲界」。欲界の2つの欲望は超えることが出来たが、まだ色に囚われた「色界」。それらを超越した「無色界」とで構成されています。 無色界の仏像達にも各があって段差が上に行くほど、格の高い神様(仏像)になり、ストゥーパの格子の形も変わってくるそうです。 首の無い仏像。ボロブドゥールの仏像は全部で504体あり、その世界的な価値が広く知られていない昔には仏像自体を外交の贈り物としたり、首だけを切り取っては持ち帰るといったことがあったとのことで、今でもその傷跡は至ることころに残っています。 雨を逃がすための排水口。想像上の生き物が彫られています。 船のレリーフ。ボロブドゥールの回廊には、仏教の説話に基づくレリーフが1460枚彫られています。 そのレリーフ群の中でも、有名なのが回廊の一層全てを使って彫られた釈迦の一生を描いたものです。私達が話しで聞いたことのある、お釈迦様の一生がレリーフを通じて、私達に訴えかけてきます。 朝の4時のモーニングコールから始まったボロブドゥールへのツアー。悠久の時に身を委ねながらも、あっという間に時は過ぎて行きます。 最後に遺跡をバックに、パチリと一枚♪ 我が家の秋の珍事は、まだ続きます。購入以来全く使うことのなかった「あごまくら」。 何と、女王様がお使いに ヘ(>ロ<)ノ ワーイ♪ 何か使い方が違う気はするけれど・・・ まぁ、いいかな?w あごまくらの使い方を間違えている気がする女王様。応援のクリックをお願い致します。 先天性の「門脈シャント」という難病を抱えている幸ちゃんへのご理解とご支援をお願い致します。→詳しくは、こちらまで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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