じゃあ何か。あいつ等はお互いに戦争を仕掛けている、と言うのか?
そう考えるのが妥当だな。それ以外戦う理由が無い
ふむ、確かに攻めるのなら今がチャンス、か
だが、今回は俺たちだけでやらせてもらうぞ
分っている。お前の能力は広範囲すぎて、俺たちも危ない
ふん、まあ精々頑張るんだな
ふん、貴様に言われるまでもない。獲物が目の前で狩られる様を、じっくりとその目に刻み付けるがいい
じゃあ、行こうか。俺たちの力を見せてやる(去
……けっ、精々行ってから痛い目見やがれ!
……お前、陰口叩くのはいいが、本人がいないときに言っても虚しくないか?
うむ、そのとおりだ。美しくないぞ、それは
………
では、私もちょっと様子見、と行こうか。美しくな
待ちな。……お前、
アシュロントじゃないな
!
自分が決めた獲物を他の奴に狩られるっていうのは、奴にとっては我慢ならねー事だぜ。てめーの平然さはどう考えても不自然だ
……ふっふっふ、バレたのでは仕方が無い。
そう、団長軍団1の変装の達人―――――
ドクキノコ様とは、俺のことよ!
何、貴様何時の間にアシュロントとすり替わったのだ!?
あんたらの中で一番自由行動度が大きそうな奴だったからな。隙を見つけたら案外簡単にすり替われたさ
けっ、だがこの俺の前で正体を見せるとはいい度胸してやがるじゃねぇか。
この隼の剣で、三枚におろしてやる!
ザン!
む!?
……どうやら、間に合ったようだな
ありがてぇ、どうやらこっちの増援が間に合ったみたいだ!
しかし、よくあんなキャラ濃い奴を今まで演じられたな、お前
キャラが濃いだけあって、演じやすかったですぜ
はっはっは! どうやら、この俺の団員を甘く見たみたいだな!
問題の双子は取り逃したみたいですが……貴方たちだけが相手ならまだ追いつく可能性はありますね
……どうやら、甘く見られたみたいだな
な、なんだアイツから立ち上る異様な空気は!?
やべぇ、ソイツは呪いのスペシャリストだ! マーティオの旦那も、あいつにゲシュペンストにされたんだ!
ちっ、仕方が無い! ココは一時退散だ!
逃さん!
カッ!
続く