メリークリスマス

筑波福音基督教会ＬＩＮＥより昨日2021年12月23日に教会の兄弟からの素敵な文書を紹介されて頂きます。

＜何歳になっても用いられる＞

イエス様が誕生された背景には、神様に用いられた何人かの人々が出てきます。
中でも、エリサベツとザカリヤ、アンナ、シメオンは皆、高齢だったことが分かります。

ザカリヤは御使いにこう言っています。
「私はそのようなことを、何によって知ることができるでしょうか。この私は年寄りですし、妻ももう年をとっています。」（ルカ1：18）

シメオンも神様にこう告白しました。
「主よ。今こそあなたは、おことばどおり、しもべを安らかに去らせてくださいます。私の目があなたの御救いを見たからです。」（ルカ2：29～30）

アンナについてはこのように記されています。
「やもめとなり、八十四歳になっていた。彼女は宮を離れず、断食と祈りをもって、夜も昼も神に仕えていた。」（ルカ2：37）

イエス様の誕生について記されているこの２章の間に、４人もの高齢者が登場し、神様に用いられているのです。

年齢を重ねると、私たちは自分が以前より何かができなくなっていくことを悲しみ、「もう自分の役目は終わった」と思いがちです。
しかし、聖書はこう言っています。

「『神は言われる。終わりの日に、わたしはすべての人にわたしの霊を注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。」（使徒2：17）

「若者も疲れて力尽き、若い男たちも、つまずき倒れる。しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように、翼を広げて上ることができる。走っても力衰えず、歩いても疲れない。」（イザヤ40：30～31）

神様は、救い主の誕生という大切なご計画を実現される際に、力があり、世の中で活躍している若者よりも、高齢の人々をお用いになられました。
彼らには積み重ねた信仰があり、神様との深い関係があり、神様のご計画を悟る信仰の目があったのです。

年齢にかかわらず、神様は私たちを用いられます。
もちろん若くても用いられますし、年を取っても用いられるのです。
この世は人を「役に立つか、立たないか」で判断することがあります。
しかし神様は、そのようなことはなさらないのです。

自分が年齢を重ねたことで、落ち込んだり、「もう自分は用いられない」と思うことはやめましょう。
また反対に、私たちの周りにいる高齢の方々が神様に用いられていることを知り、尊敬を払いましょう。