地球人スピリット・ジャーナル2.0につづく
<1>よりつづく
「ブログ」入門―50代にもよくわかる
<2>
★★★★☆
振り返ってみれば、この本を最初に読んでから半年経過している。パラパラもういちどめくって見ると、だいたいのことは、すでにマスターしていることになる。漠然と読んだ半年前にくらべ、内容的にはほぼ確認的に読んだということになろう。ただ、ブログの難しさもあらためてわかってきた。
ただ、いまでもよくわかってないのは、トラックバックと、アフェリエイトという奴だ。トラックバックについてはエロ関係のスパムが一時盛んに来ていたが、必死になってブロックしているので最近はかなり減ってきた。でも逆に本当の意味でトラックバックされると、ちょっとどぎまぎして、はてどうしていいのかわからなくなるという体験をした。
これからは積極的な意味で、こちらからトラックバックを張って、その活用を図るとともに、こちらのブログのテーマや質や量をを考慮しながら、トラックバックをしてもされてもよいような内容にしていく必要がある。それには、もうすこし書く前の下準備の必要がある。
それとアフェリエイトという奴で、これはまったく手がついていない。どうやら、この楽天ブログは、このアフェリエイトが発達しているから、これは今後の課題だ。あんまりブログで儲けるという発想自体が気になるが、しかし、これは一度、体験的に学んでおく必要を感じる。
さて、この本では「50代にもよくわかる」と書いてあり、たしかに50代の私にもよく分かったが、一つの姿勢として、今後、このブログでは「ブロガー」を目指すのか「ブログ・ジャーナリスト」を目指すのか、という大きなテーマがある。
いままでの経過で考えれば、私はすでに「ブロガー」であると自称してもいい段階にきているのではないか。そして、ブロガー、という立場をさらに磨きあげていく、という姿勢もあっていいだろう。しかし、それではどこか満足していない自分がいる。
ブログを、記録として使うのか、報道として使うのか、あるいはもっと新たなツールとして使うのかは、それぞれの立場で違ってこようが、「記録」として日記だけ書くにはもったいないと思う。また「報道」といういわゆるニュース性のあるものをキチンと発信する、ということにも、ちょっと自信がないし、また、どうも最終的に私がやりたいこととは違う。
RSSリーダーというものがあり、私もすでに50個ほどのブログを登録し、おりに触れて参考に読んでいる。その中には、リアルな個人名を明記して展開しているものが、いくつもある。よく読むのは、「保坂坂展人のどこどこ日記 政治、経済、文化を幅広く語る。」 いわずと知れた社民党の国会議員であるが、彼がほぼ毎日発信するブログは、いちいちごもっともだと思うことが多い。
あるいは、「佐々木俊尚 ジャーナリストの視点」も面白い。彼の著作については、最近2冊ほど読んだ。これからもうすこし読みすすめたいが、本来ジャーナリストは、このように自分の名前と顔をしっかり出す、という気骨が必要であろう。そういった意味では、「My Life Between Silicon Valley and Japan」 の梅田望夫のように、自分の名前をしっかりだすのが、本当のジャーナリストであろうし、ブロガーであろう。
「伊藤藤雅之の社会学研究室」も、日記や記事の更新こそ少ないが、自らの名前をキチンと書いているという意味では、それなりに信頼のおけるブログであり、その書き手を一般名詞としてブロガーと読んでしまっていいのだろう。その他、ニックネームやハンドルのほうが有名な人々のブログも多くあり、それなりに読んでいて、信頼度の高い情報であるということはよくある。
今後、私は自分のリアルな名前を明記していくのだろうか。タイトルやテーマやカテゴリ、量や質、ブログそのものの形態をもうすこし練り上げていく必要がある。そして、安定した好意的な読者や、互いにトラックバックを張り合えるようなネットワーカーとの出会いを模索していくべき時にきている。