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カテゴリ:地球人スピリット
<1>より続く 「ゲド戦記 2 こわれた腕環」 遅れてやってきた少年のファンタジー探検がすこしづつスタートしている。ゲド戦記がジブリ作品として上映されていることもあり、ネット上でも賛否両論が提出されているようである。私はネタ割れになるのであまりそのような評論を読まないようにしているが、また、なんの紹介もなく読み込んでいくのは、ちょっとつらいところもある。 しかしゲド戦記も二巻目になって、その背景や展開のある程度がわかるようになってきて、その書き出されるディティールのこまかさなどに圧到される。この巻では主人公ゲドとともに、少女テナーの物語に多くのページがさかれている。 地名や人名、年代などに独創性があり、この物語はこの物語として読んでいく楽しみがあるのだが、どこかで、自分の知っていることとダブらせて理解しようとする自分がいる。 「竜と話し合いができる人間、それが竜王さ。」男は言った。「いや、それが第一条件かな。竜を制するのは、みんなの考えるようなトリックでもなんでもないんだ。竜はおよそ主人というものを持たない動物なのでね。竜を相手にしたら、問うべきことはいつも同じ。交渉ができるか、それとも食べられるか、だ。もしも、交渉ができる、食べられることはない、という確信がもてるようになれば、それでもう立派な竜王さ」 「竜が話すのはこの世の最古のことばでね。それはわれわれ人間が魔法かけに必要だからと一生懸命習っても、なかなか使いこなせないむずかしいことばなんだ。そのことばを全部身につけている者などひとりもいない。いや十分の一も知っている者はいないだろう。人間にはそれを学ぶだけの時間がないんだ。ところが竜は千年も生きられる・・・・。竜とは話してみる値打ちは十分あると思うよ。」7大宝庫 いくつも意味ありげにでてくるシンボリズムの中で、かなり理解できて、そこから共通のテーマにできそうな部分がいくつかある。そのひとつは竜についてのくだりだ。ファンタジーはファンタジーとして楽しむのが一番なのだろうが、どこか、そこから意味ありげなリアリティのあるものを見出そうとする自分がいて、ちょっと自戒する。 例えば、700年前のチベットであったことを想起しようとするテーマがある。それはファンタジーとしてとらえることもできるし、過去生の記憶のよみがえりととらえることもできる。複数の同じ共通の記憶を持つ友人たちもいる。すこしづつ、モザイク状の絵のように、自らの記憶を全体にあてはめる作業をしている。 それはまるでファンタジーのようでもあり、考古学のようでもある。あるいはまったくの妄想のようでもある。しかし、もし、その中に、物事の中心を射貫く、何物かが隠されている可能性もある。それは、まるで古い洞窟に隠された宝物を探検するようなファンタジァに満ち満ちている。 当面は、共通の言語や情景を求め、自ら携えているパーツの収まり場所を探す旅は続く。 <3>につづく、・・・かも お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.30 08:38:00
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