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カテゴリ:ブッダ達の心理学1.0
「アースダイバー」 中沢新一 2005/5 講談社 相変わらず、洒脱で能弁な中沢ワールドが展開されている。一体この本は何なのか?と怪訝な気持ちになった。ふとエピローグを見ると、「週刊現代」に2004年1月から2005年2月まで連載された文章を一冊にまとめたものだと、わかった。なるほど、あのような週刊誌の中にはさまれるような文章だからこそ、毎号毎号埋没しないように、ひたすら光の乱射を続けていたのか。 この本に挟まれているカラー写真も、とてもきれいだ。このような本は少ない。テーマは東京と縄文的視点。自転車で中沢が東京を散策する。郷土史とか路上学に通じている部分もありそうだ。私は東京にこれほどの愛着はないので、読んでいて中沢の視点のまさに少年のような好奇心には驚くが、どうもだからと言って、東京という都市は好きになれそうにない。 中沢という人には「虹の階梯」以来、注目はしてきたが、その著作をまともに読んだことがなかった。注目してきたというより、有名だったから、私も知っているつもりになっていただけだろうと思う。彼の本当の持ち味というものを、私は何も知らなかったのではないだろうか。すこし真面目に読んでみようかな。 「芸術人類学」につらなっていくものがこの「アースダイバー」にあるのだろうか。そして、これから読もうとしている「対称性人類学」にどのような源泉があるのだろうか。そういえば、彼には「哲学の東北」という本もあったな、と思い出した。もともと東北学というものがある。彼はなんでも手を出すんだなぁ。ちょっと不節操のようでもあるが、でも、これも読んでみようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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