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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2007.04.22
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カテゴリ:アガルタ

地球人スピリット・ジャーナル2.0につづく



「ルドルフ・シュタイナー」 <1>その人物とヴィジョン 
コリン・ウィルソン 中村保男・中村正明・訳 1986/7  原書 1985

 21年前の夢に飛び込んできたのが、シャンバラとかシャングリラ、という言葉だったら、私はそれほどこだわりはしなかったであろう。すでにその単語を知っていたし、特段に好きではなかったにせよ、嫌いでもなかった。夢に飛び込んできたのは、アガータ、という単語だった。私は、この言葉の意味をまったくわからず7年間暮らした。今だって分かっているわけじゃない。夢を見た、正確には、飛び込んできた言葉としてのヴィジョンだが、その時から7年経過して、それは、真の姿を現し始めた。

 きっかけとなったのは
「謎の地底王国アガルタ」という本を古本屋で見つけたことだった。多分、現在でも、タイトルとして「アガルタ」を冠している本は少ないだろう。もちろん、アガータ、とアガルタではちょっと語感がちがうが、その本の中にあった、ブルワー・リットンの「来るべき民族」という小説のタイトルが、私をして決定的に納得させた。明らかに、私の中に7年前に飛び込んできた言葉に関連している。正確には、私にやってきた言葉は「アガータ:彼以降やってくる人々」であったが。

 「彼」とは、Oshoのサニヤシンである私にとっては、Oshoを意味している。当時1986年、Oshoはワールド・ツアーの途中にあった。私のような地方にポツンと住んでいるようなサニヤシンの目からOshoの姿は消えてしまったも同然だった。そのことだけで、当時の私を形容するのはちょっと舌足らずだ。結婚して数年経過した私たち家族に、最初の不幸な兆しが押し寄せはじめていた。義父がガンで余命数ヶ月と宣言されたのである。私は、このことに動揺した。何とかしたい。義父の命をなんとか助けることができないのか、という思いが強烈に強まっていた。

 もうひとつの情況的要素は、自分が大学のスクーリングを受講していたことだ。通常の学生達が夏休みを取っている間に、キャンパスを使って、講義を受けるのである。私はその夏、同じコースをとった仲間たちと三人グループを作った。化学の実験の班分けがきっかけだった。ちょっと年齢はかさばっていたが、ハリー・ポッターの三人グループのような状態だった。一人は九州から来た保育士、もう一人は、名古屋から来た自衛官だった。このグループを介して、私たちは、奈良の天川に行くことになる。

 そのような時、私に飛び込んできた言葉は、長い間まったく意味不明であった。どこかの本に書かれていたものが、何の気なしに読んで、私の脳に刷り込まれていた可能性はゼロではない。だが、そのように刷り込まれた言葉は、その他にも無数にあるはずであり、その言葉だけが飛び込んできたのだろうか。しかも、なぜに、これだけ、私のハートを射抜いてしまったのか。

 これだけ書いても、舌足らずであることは分かっている。ここではっきりしておきたいことは、私にとっては、シャンバラでもシャグリラでもなく、アガルタでなくてはならない、ということである。シャンバラを探究するなら、また別な方法もあるに違いない。シャングリラを探究するなら、それもまた別な方法があるだろう。が、今はアガルタでなくてはならない。もちろん、そのアガルタが、私の「アガータ」と同義であるかどうかは不明だ。ここまでのところ、微妙に違っている、と表記しておいたほうがいいだろう。しかし、あの世界に入るには、アガルタという単語を追いかけることによって、より近づいている、感じがする。

 チベットというキーワードで本を読んでみた。まだまだある。枕元には、これから読んでみようとしているチベット本が、10冊ほど転がっている。時間があれば、もっともっと読んでいくことになるだろう。ここに来て、シャンバラではなく、アガルタ、という側面から私の世界に入っていこうとするなら、正統的チベット密教からは「シャングリラ症候群」と蔑称されかねない西洋的東洋思想への憧れの流れを追いかけることになるだろう。

 ブラバッキーを始まりとする神智学運動、そして、ブルワー・リットンも会員だったとされる薔薇十字団、この辺をそれとなく散歩する必要を感じている。シュタイナーについては、また別な機会に語ろう。ここにおいては、むしろ、コリン・ウィルソンにこそ縁を感じる。彼こそ、「シャングリラ症候群」を側面からダイジェストしてくれるのではないか、という予感がする。

<2>につづく






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Last updated  2009.03.31 12:40:55
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