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カテゴリ:レムリア
「シャマルパ・リンポチェの講義録 チベット仏教カルマ・カギュ派」 葉 正鴻・訳 2002/11 ノンブル社 チョギャム・トゥルンパはカギュ派の転生後継者としてスルマン僧院の大僧院長に就任しているが、「シャンバラ 勇者の道」を著わす時は、法名ではなく、出生時の生家に関わる名前「ムクボのドルジェ・ドラドゥル」と署名している。チベット密教の伝統を離れて、より普遍的な「自分自身や他人にももっと健全な生き方をしよう」と呼びかける。であるがゆえにあれだけの好評を博し、また批判も集中した。 こちらの本は、カルマ・カギュ派の伝統の中にあるシャルマパ・リンポチェの教えも基本としておさえておくことは大事なことだろう。しかし、そもそも、宗教、宗派にこだわりすぎるのは、おかしなことだ。訳者の台湾からの留学生・葉正鴻は、書いている。 チベット仏教のカルマ・カギュ派を紹介する前に、まず仏教とはなんであろうか、何を説いているかを知る必要がある。p25 そして、それを受けて、 一つ、仏教は宗教ではない。「仏教聖典」にも述べられているように、仏教は人間も含むすべての生き物の生老病死などの苦しみを説き、その解決法を教えてくれるもので、また人間はどう生きるべきか、いかにして苦しみから離れられ、楽しい人生を送られるかを示しているものである。p25 と書いてある。とすれば、ナニ波、カニ派にこだわるのは、やはり小さなことで、結果として、同じ目的をめざしながら、多少の表現や修行方法に違いがあっても特に問題になることはなく、むしろ、それはバリエーションの多様性を証明するだけ、ということになるだろう。そういう多様性を理解したうえでリンポチェの講義を聴くと、なかなか興味深いことが続く。 観音のマントラ(呪文)は「オン・マー・ネッ・ペー・メッ・ホン」である。これは観音菩薩三摩地からの加持力によって化現(けげん)した呪文であるので、唱えるという定力(じょうりき)が増強し、悪い口業(くごう)も消せる。p55 巻頭で葉正鴻の学問上の師である宗教社会学の島薗進が一文を寄せているのも興味深い。
オン・マー・ネッ・ペー・メッ・ホン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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