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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


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2007.12.01
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カテゴリ:チェロキー


「マイルス・デイヴィスとは誰か」 「ジャズの帝王」を巡る21人
小川隆夫 /平野啓一郎 2007/09 平凡社 新書 235p
No.912★★★★★

 「ビッチェズ・ブリュー」を聞きながら、この本を読んでいる。なんとかの一つ覚えよろしく、「アガルタ」つながりでマイルス・デイヴィスまできたところで、この本に出会った。マイルスとのつながりのある、他のミュージッシャン達とのエピソードを交えながら、マイルスその人の人間と業績を浮き上がらせていく。まず一人目はチャーリー・パーカー。

 40年になって、パーカーはカンザスシティに一度戻っている。そしてジェイ・マクシャンの楽団で再びニューヨークに進出し、42年1月からハーレムで評判の高い「サヴォィ・ボールルーム」で演奏するようになった。このときの模様はラジオで全国に実況中継されている。そして<チェロキー>の驚くべき演奏が、その放送を聴いた多くのファンとジャズ・ミュージシャンの心を捉えた。p12

 <チェロキー>といきなり来たのでびっくり。なるほどこちらからのつながりもあったか。この本は整形外科医にしてジャズ・ジャーナリスト小川隆夫と作家・平野啓一郎の共著である。平野は、梅田望夫との対談集「ウェブ人間論」の中で、SF映画のことに触れていた。そのことがなんだか気になって、結局あれから一年経ってみれば私もすこしはSFをかじり始めているのだった。今度は、この本において、マイルスを初めとして、ジャズの手ほどきをしてくれるのだろうか。

 ンタナにとって69年が飛躍の年だったように、マイルスにとってもこの年は一大転機を迎える年になった。「ビィチェズ・ブリュー」(ソニー)の録音である。この作品で、彼はロック・ファンの音楽観に変革をもたらし、ロック系のミュージシャンにも強い影響をおよぼすようになる。(マイルスへのオマージュ)p129

 何はともあれ、それぞれのミュージシャンつながりでアルバムの紹介などがあるので、その20人のリストをピックアップしておく。

1)チャーリー・パーカー-----最初にして最大の”師”
 「チャーリー・パーカー・オン・サヴォイ~マスター・テイクス」
 「マイルス・ディヴィス・アンド・ホーンズ」

2)ディジー・ガレスピー-----目標としたトランペッター
 「ザ・チャンプ」
 「クールの誕生」

3)ソニー・ロリンズ-----グループに入れそこなったテナー奏者
 「サキソフォン・コロッサス」
 「バグス・グルーヴ」

4)ジョン・コルトレーン-----過剰なる”ビバップの亡霊”
 「至上の愛」
 「カインド・オブ・ブルー」

5)シュガー・レイ・ロビンソン-----パーカーに替わる兄貴分
 「バグス・グルーヴ」

6)テオ・マセロ-----マイルスのテープにはさみをいれた男
 「スケッチ・オブ・スペイン」
 「イン・ア・サイレント・ウェイ」

7)ビル・エヴァンス-----クラシックとモード・ジャズの関係
 「ポートレイト・イン・ジャズ」
 「1958マイルス」

8)ハービー・ハンコック-----”黄金のクインテット”の弁証法
 「ヘッド・ハンターズ」
 「マイルス・スマイルズ」

9)トニー・ウィリアムズ-----リズムという名の魔物
 「ライブ・アンダー・ザ・スカイ’79」
 「セヴン・ステップス・トゥ・へヴン」

10)ウェイン・ショーター-----こいつがいればオレは何もいらない
 「ウェザー・リポート」
 「ネフェルティティ」

11)ジミ・ヘンドリックス-----ロック/ギター/黒人
 「バンド・オブ・ジプシーズ」
 「バンゲア」

12)キース・ジャレット-----もう一度共演したかったピアニスト
 「サムホエア・ビフォア」
 「アット・フィルモア」

13)ジョン・マクラフリン-----ロックのアクセス・ポイント
 「内に秘めた炎」
 「ジャック・ジョンソン」

14)カルロス・サンタナ-----マイルスをロックで演奏する
 「魂の兄弟たち」
 「ゲット・アップ・ウィズ・イット」

15)カールハインツ・シュトックハウゼン-----同時代の”クラシック”
 「コンテクタ」
 「オン・ザ・コーナー」

16)ウイントン・マルサリス-----可愛い造反分子
 「ウイントン・マルサリスの肖像」
 「デコイ」

17)マイケル・ジャクソン&クインシー・ジョーンズ-----80年代アメリカで黒人であるということ
 「愛のコリーダ」
 「ユア・アンダー・アレスト」

18)ジョー・ゲルバード-----絵画における共同制作者
 本「マイルス・デイビスの絵画」画集
 「アマンドラ」

19)プリンス-----帝王と貴公子の幻の共演
 「パープル・レイン」
 「ドゥー・バップ」

20)マーカス・ミラー-----プロデューサー時代からサンプリング時代へ
 「ライブ・アンド・モア」
 「TUTU」






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Last updated  2009.02.11 09:35:50
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