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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2008.04.17
XML
テーマ:本日の1冊(3685)
カテゴリ:OSHOmmp/gnu/agarta0.0.2

 

<2>よりつづく

「英知の辞典」 <3> Osho

  マルチチュードとは自主的多数派のことである。「群衆」「多数性」「多性」などといった訳語があてがわれてきたのだが、どれもぴったりしない。マルチチュードと原語でいうのが、いちばんいい。それよりも重要なのはマルチチュードが何をするのかということである。一言でいえば憲法制定の力を担う者のことをいう。すなわち、マルチチュードが「帝国」を解体し、憲法制定権力をもつこと、それがマルチチュードのミッションなのだ。「松岡正剛 千夜千冊 4」p1328

 FREE TIBETむーぶめんとの盛り上がりの中で、こんな話題もなんなのだが、野合や烏合の衆のように表現されてしまうのは悲しい。ひとりひとりが自らの表現の結果として大きなうねりが生み出されてくるのなら、それはそれですばらしいと思う。

 Oshoの「辞典」の中に、マルチチュードという単語があるだろうか、と見てみたが、日本語のこの「英知の辞典」の中には見つからない。もちろんCROWDとマルチチュードは別ものではあるが、別物であるはずだということを明確にしておくためにも、ここは、Oshoの「群衆」についても、いまいちど押さえておかなければなるまい。


 群衆 CROWD
 「勇気」と呼ぶに値する唯一の勇気は、群衆心理の囲いの外に出ることだ。私たちは群衆のなかに生まれる。それは避けられないし、自然なことだ。私たちは群衆のすべての過去とともに、群衆のなかで成長し、そして群衆はあらゆる子どもにその迷信と愚かさのすべての重荷を負わせる。群衆は盲目の人々から成っているが、それは覚者(ブッダ)がきわめてまれにしか現れないからだ。群衆は伝統に従って活動する。なぜなら、彼らには自らの洞察というものがないからだ-----持ちえないのだ。

 自らの洞察を育むためには、人は深く瞑想的で、ごく敏感で、醒めていなければならない。ところが群衆はある種の眠たげな、無意識の生を生きている。気づこうとするいかなる努力もせず、決まりきった生活をしている---機械的に、ロボットのように。だが、不幸なことに、どんな子どもも特定の群衆の手のなかにあるよりほかにない。そして群衆は子どもの心(マインド)を汚染し、その意識に毒を与えている。子どもが成長し、充分に強くなるころには、すでに自分の足で立つには遅すぎる。毒はあまりにも深くまで入り込んでいる。群衆は彼の内なる世界の一部になっている。それは彼の精神(サイキ)に限りなく深く浸透している。生における最大の勇気は群衆を自らの存在の外に投げ出すことだ、私が言うのはそのためだ。

 群衆に従って生きるなら、人は惨めな状態にとどまるしかない。なぜなら、群衆は惨めなものだからだ。そのすべての思考形態が惨めさの根本原因だ。過去を志向する意識が彼らを惨めにしている。彼らには現在を生きる情熱、強烈さというものがない。もはや存在しない過去の郷愁に生きている。それはまったく愚かなことであり、時間の浪費だ。群衆は自らの過去に準じた未来、ありえない未来について考えている。そのどちらも存在しない----過去はもはやないし、未来はまだやって来ない。この二つの非存在のあいだで群衆は圧しつぶされている。彼らはうつろなまま、満たされないまま、それゆえに惨めだ。

 サニヤシンは群衆心理とその支配力の外に出なければならない。それはあなたを人間ではなく羊にしてしまうからだ。
 「THE OLD POND---PLOP! 」  p178




seaside2.jpg

<4>につづく






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Last updated  2008.12.04 21:51:22
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