【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

地球人スピリット・ジャーナル1.0

地球人スピリット・ジャーナル1.0

Keyword Search

▼キーワード検索

Recent Posts

Calendar

Free Space

2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2008.08.11
XML
カテゴリ:アンソロポロジー


「『チベット問題』を読み解く」
大井功 2008/07 祥伝社 新書 227p
Vol.2 No.0217 ★★★★★

 時あたかも北京オリンピックの最中であり、一時燃え盛ったフリー・チベットの動きもまんまと封じ込められた感がなきにしもあらずだが、だからこそチベット問題は、しっかり押さえておきたい。

 チベット関連本は数限りなくあり、とても読み切れたものではないが、的を絞って、特に時事問題として現在話題になっている部分だけでも押さえておきたい。その意味では、この本はかぎりなくわかりやすく、まとまっている。今年三月以降のオリンピック聖火リレーにおきた出来事に端を発し、オリンピック開催直前に発行されているので、かなり現在進行形の一冊といえる。

 書いた人も、現職は大学教授とはいえ、ながくビジネスマンとしてアジアをはじめとする海外を歩いて来た人だけに説得力がある。日本の団塊の世代のひとりとして、なぜに日本人に「チベット問題」がわかりにくくなっているか、をわかりやすい口調で読み説く。

 この本は中立的な立場ではなく、あくまでもチベット人に肩入れした心情で語られている。しかし、それはゆえあっての肩入れ、という風ではなく、「中立的」に見たら、チベット人側に立つ意外に、どのような道があるのか、という切実な誠実さに支えられている。

 もし当ブログでチベット本を読む重ねていくのだとするなら、このようなアップデイトな本をたくさん見つけ出すことが肝要だろう。北京オリンピックをきっかけに、話題が表面化したようにも見えるが、だからと言って北京オリンピックとともにチベット問題も終わらせてはならない。

 中国、チベット、を考えることによって、日本人の「わたし」が問われている。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.08.11 14:03:19
コメント(0) | コメントを書く
[アンソロポロジー] カテゴリの最新記事


PR

Freepage List

Profile

Bhavesh

Bhavesh

Archives

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07

Category

Comments

BHavesh@ Re[1]:アガルタの凱旋(12/15) subaru2012さんへ ああ、久しぶりにこの…
subaru2012@ Re:アガルタの凱旋(12/15) Miles Davis / Agharta 1 <small> <a hre…
Bhavesh@ Re:禅と戦争 禅仏教は戦争に協力したか(11/16) 現在、日曜早朝座禅会に参加している禅寺…
Bhavesh@ Re:セックスから超意識へ<1>(11/13) Oshoの記念碑的1968年のレクチャー。当時…
把不住y@ Re:編集雑記(07/25) 新ブログはここです。 <small> <a href="…
Bhavesh@ Re:グルジェフ・ワーク 生涯と思想(01/12) 武邑光裕、の名前を検索していて我が読書…
abhi@ Re:編集雑記(07/25) お疲れ様。 新ブログ立ち上げたら教えてく…
Bhavesh@ Re:極秘捜査 警察・自衛隊の「対オウム事件ファイル」(03/03) 私は、最近になって 、そう2015年頃になっ…
Bhavesh@ Re:オウムからの帰還(03/01) この記事は我ながら、切れ味が悪い。大嫌…

© Rakuten Group, Inc.