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カテゴリ:アンソロポロジー
ただ、あの時の映画における曼荼羅という言葉は、人間マンダラとか世相マンダラに通じる言葉であり、いわゆる仏教の真奥にある曼荼羅とは直接につながってはいなかっただろう。 この本は、「曼荼羅」に連なるさまざまなトリビアなコラムが集められている。地域もインド、チベット、ネパール、中国、日本と広範囲に広がっているし、宗教儀式の奥儀から、ユングの心理学、コンピュータ・グラフィックスの現代美術まで、広範囲に渡っている。 各章末に列挙されている「参考文献」の数々もおびただしい数で、一旦はリストを作って、追っかけ読書をしてみようか、とさえ一時は思ったが、諦めた。多すぎるし、入手不可能な図書もずいぶん含まれているようだ。ただ、この書の成立には協力者もおおくあり、その中に正木晃の名前もあったので、なんとなく親近感を感じてしまった。 この本を一冊読めば、曼荼羅とは一体なんのことか、ということは大体わかる。手元に置けばたしかに役立つこともあるかもしれない。しかし、このような曼荼羅の知識を広範囲に必要になるとは、どういう人だろうか。曼荼羅についてのこれだけのトリビアを身につけていたとしても、私にとってはあまりありがたく感じないようだ。 「秘密集絵マンダラ」とか「究境次第」など、なんだかゾクゾクとするような「どこでもドア」があちこちに埋め込まれているようで、まさにこの本が一冊の巨大な曼荼羅になっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.02 16:27:48
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