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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2008.12.14
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カテゴリ:agarta-david


「魂のプロセス」自己実現と自己超越を結ぶもの
フレデリック・ヴィーダマン /高野雅司 1999/11 コスモス・ライブラリー /星雲社 単行本 250p
Vol.2 No.472 ★★★★☆

 ひょんなことで始まった当ブログの読書ノートだったが、進行のプロセスにおいて、科学、芸術、意識の三分野の統合的人間、という意味で、プログラマ、ジャーナリスト、カウンセラー、という現代的職業要素の三面から点検をしていた時期があった。

 養老孟司バカの壁」 レイ・カーツワイルの「スピリチュアル・マシーン」や神田敏晶「ウェブ3.0型社会」、デボラ・ブラム「幽霊を捕まえようとした科学者たち」、桧垣立哉「生と権力の哲学」、ジェームズ・レッドフィール 「新しき流れの中へ」などなどを読みながら、何回も繰り返し考えてきた。

 その三つの職業はより詳しくは次のように形容しておいた。
 

1)グローバル社会に対応する創造的なプログラマー
2)マルチな表現を理解する瞑想的なジャーナリスト
3)転生輪廻を自らの体験として理解する精神的なカウンセラー

 この現代を象徴するような職業像は、また、自分自身のなりたい自画像の反映であっただろうと思う。ある意味での自己実現の姿だ。なれるものならなってみたい。もちろん、多くの現代人たちがすでにこのような姿で働いているはずだ。でも、自分がなれるとしたら、かなり限定されてくるなぁ、と思われてきた。

 まず、1)グローバル社会に対応する創造的なプログラマー、という時、頭の中には、リナックスな人々の中で生きていく、難解なアナロジーを自由に使いこなしていくようなクールな現代人のイメージがあった。そうだったらいいのにな、の世界ではあるが、時代はどんどん進んでしまって、リナックスどころか、ネット環境に対応するだけでも精一杯という感じになってしまった。ケータイの世界やiPodやらiTuneやらと、やたらと時代は進化する。リナックスのプログラミングどころか、パソコン一台で日常の仕事をこなすのがせいいっぱい、という感じになってきた。われながら、老いを感じるw。

 つぎなる、2)マルチな表現を理解する瞑想的なジャーナリスト、だが、これもまた、なんだか形容矛盾でいまいちはっきりしないイメージではあった。つまりは、小学生のころにガリ版で学級新聞をつくってクラスメイトの情報係をやっていた感覚で、ブログを始めてみて、これはいけるぞ、と思って、ブログジャーナリズムとやらに、すこしは夢を馳せてみたのだった。しかし、「ブログ論壇の誕生」などを読むまでもなく、ブログはブログとしての機能は素晴らしいのだが、実際に個人ブログが、社会的に大きな力を単独で持つなんてことは、ほとんどありえないということが次第に痛感されるようになってきた。

 さて、残る、3)転生輪廻を自らの体験として理解する精神的なカウンセラー、だが、これは割と最後まで生き伸び続けてきている。特にこの春からのチベット問題=FREE-TIBETムーブメントの盛りあがりのなか、チベット密教にふかく入り込もうとした時、いまのままの三分の一的探究の仕方では追いつかないぞ、と思った。その時に、1)や2)の人間像をすてて、3)に集中してみようじゃないか、という気分になってきた。これはまだなかなか可能性がありそうである。

 トランスパーソナルな流れなかでスタニスラフ・グロフのマトリックス理論をながめたり、「高僧謁見記」を再読したり、津田真一の「反密教学」や、杉木恒彦「サンヴァラ系密教の諸相」などを見るにつけ、なにかの骨格ができあがり、次第次第に部分部分の肉付けが始まっているような感覚が湧いてきた。

 さてさて、3)転生輪廻を自らの体験として理解する精神的なカウンセラー、というテーマだが、さらにここから、こまかく分解して、ていねいに見ていく必要がある。

a,転生輪廻、とはなにか
b,
自ら体験する、とはなにか
c,理解、とはなにか
d,精神的、とはなにか
e,カウンセラーとはなにか

 まず、b、自ら体験する、についてだが、プログラマであろうとジャーナリストであろうと、自らが体験すること自体は当たり前のことであり、体験的でなければ、意味がない。当然のこととしてある。

 c、理解、については体験を十分に自分なりに消化して血肉にするということだから、時間をかけて熟練していけば、そのような帰結は、これまた当然のことであろうと思われる。

 d、精神的とは、つまりスピリチュアルということであろうから、規定はあいまいであろうと、つまりそういうことだ、と、暗黙の了解を得やすい。自分自身でもなんとなく分かったような気になれる。

 さてここまで来て、残る二つはなかなか難しい。難しいのは、この二つが、両極にあるからだ。つまり、e,カウンセラーとは、もろに職業的役割を意味し、自分のイメージや考えだけでは成立しない世界に立たされているということだ。クライエントがいてこそ成立し、また、現実にその行為があってこそ自らの存在が、そのように形容し得るのである。しかしながら、カウンセラーという名刺を作り、看板をかかげ、HPを作成して、クライエントとの出会いを待ち、それ相応の関係をつくることは、現実的に、難しいことではない。むしろおおいにあり得ることだし、経験もある。だから、ここまでは解決可能としておこう。

 さて、a,転生輪廻だが、これは扱いが相当に難しい。キューブラ・ロスやスタニスラフ・グロフたちの先見的な研究は大いに力にはなるが、しかし、「科学的に証明」したことにはならず、また、密教的秘儀をもってして「自ら体験し理解」することが可能であっても、クライエントとどのように理解しあい、受容しあうかというテーマになると、ほとんど不可能ということになる。あくまでも主観的な感覚となる。

 しかし、ここからは覚えたての言葉でいえば、マナ識やアラヤ識の理解を深める、つまり瞑想する、ということなのだが、これらについての理解が互いに深まっていった場合、カウンセラーとクライエントという立場に限らず、二つの魂、あるいは、複数の魂、あるいはもっと大きな魂のプールのなかで、同時的な理解、つまりシンクロニシティーが起きる可能性は十分あるのである。あるいは、そうあってほしい、ないしは、そうあるべきである、という思いが強まる。

 当ブログは、世界の各地で起きている経済的情報や政治的事件をジャーナリスティックに報道するような参加のしかたはできないだろうが、しかし、魂のプロセスにおける同時性、そしてその進行具合については、多少はスピリチュアルな瞑想的ジャーナリストとして振る舞うことができるのではないだろうか、と思えてくる。

 さらに言えば、アラヤ識が宇宙の意識の巨大なライブラリーやアーカイブスだとするなら、現在インターネット上で行われている情報の集積と利用可能領域の拡大は、実はほんの序の口であり、さらなる展開がありうるのだとした場合、ビジョンとして、プログラマ的センスで、次なる展開を提案し得るのではないか、という可能性も見えてくる。

 そうなってくると、結局は、プログラマ、ジャーナリスト、カウンセラーという三面的要素は、ふたたび結合しうるのであって、ここまでくればめでたしめでたし、という結果になるのではないか・・・・・・。

 などなど、この「魂のプロセス」を読みながら考えていた。






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Last updated  2008.12.14 22:25:04
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