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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2009.01.19
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カテゴリ:バック・ヤード

何回もページをめくった本 ベスト10

 

 NO.1  43回 「ウェブ進化論」 梅田望夫

 恣意性の強い当ブログにおいて圧倒的にトップを飾ったのは、この本。Web2.0という流行語とともに、かずかずの影響を残した。当ブログもこの本を契機にスタートしたのだし、一番最初にこの本を精読するためだけにこのブログが書かれたことを考えれば当然のことと言える。

 しかし、ブログというネット上の機能を使うことには慣れたが、結局はそのWeb2.0とやらをうまく使いこなし、十分成果をあげた、あるいはあげられそうだぞ、という実感はない。むしろ、Web1.0さえも通り越して、図書館通いに逆行していったのだから、当ブログはすこしアナクロになってしまっているかもしれない。

 

 NO.2  30回 「私が愛した本」 OSHO

 途中で、自分はOshoのイニシエーションを受けた瞑想者なのだ、と気付いたところから、関心がさらに深まっていった。この本は私にとっての「どこでもドア」。あらゆる方向へこの本を通じていけそうな気持ちになる。読んだのはまだまだ5分の一程度。リストアップされていても日本語に翻訳されていないどころか、その本の存在を確認できないものも相当数ある。

 Oshoの「私が愛した本」は、当ブログにおける「私が愛した本」にもなってしまったわけで、インターネット上で図書館ネットワークが盛んにつながっていく時勢にもうまく乗って、なかなか楽しいトリップをさせてもらった。いやまだまだこれからもつづく。



 NO.3  17回 「OSHOの超宗教的世界」 玉川信明

 最初はかなり抵抗があった本が、いつの間にかこの本の稀少価値性に気づいた。シリーズ化して、この本を含め4冊でており、これが一番面白い。著者本人は残念ながら05年に他界されたが、その最晩年の著書であり、貴重な一冊。

 Oshoを評価したり統合したりすることはかなり難儀な作業である。時代や状況に合わせて、かならずしも統一感のある表現がされておらず、多々矛盾しているかに見えている点も多い。そのような状況を顧みず、OSHOガイドブックという形にまとめようとした著者の仕事は多いに評価されてしかるべきだ。

 

 NO.4  16回 「英知の辞典」 OSHO

 これも「どこでもドア」の一冊。任意の単語からOSHOワールドに入っていくことができる。もともとは英語で三冊のシリーズででているので、そちらも参考にしたい。このシリーズだけを読んでいただけでも、Oshoが言わんとすることは理解できる。

 この本を切り口として、Oshoのいろいろな講義録にたどり着き、そこからさらに、瞑想の世界へとたどりつくなら、この本は充分な仕事をはたしていることになる。逆に、すでに何冊もOshoの本を読み、瞑想を体験したとしていても、この本に戻ってくることによって、時には見失いがちになる全体性を再確認するよいきっかけになる。



 NO.5  15回 「究極の錬金術」 OSHO

 この本は、他の本に比べて特段にユニークという本ではなく、当ブログがOshoの本を読み始めようと決意した段階で、市場にでてきたもっとも最新の日本語訳であった。「ウェブ進化論」を批判的に精読しながら、その手法をOSHO本にも適用しようとした。でもうまくいかなかった。

 この本は既に続刊がある。本というものは読むタイミングが重要だ。この本は、もともと70年代初めにヒンディーで講義されたものが英語に翻訳され、さらに日本語に重訳されたという経緯がある。私には、ややとっつきにくかったが、いついかなる時にこの本がもっとも重要な本となるか、予測がつかない。



 NO.6  14回 「ニューエイジについてのキリスト教的考察」 教皇庁文化評議会/教皇庁諸宗教対話評議会

 このような本を読むチャンスなんてそうそうあるものではない。図書館の新刊本コーナーにこの本がなかったら、このような視点、このような論旨がこの世に存在することすら関心を持たずに過ごしただろう。ニューエイジと言われるものに対するカトリックの「聖職者」たちが、危機感を覚えながら、どう対処すべきかを考えている。

 時には大笑いという部分もある。当ブログはカトリックの立場でもないが、また、「ニューエイジ」でもなさそうだ。結局は、他者を評価するのではなく、自らの生き方を全うすることのほうが、大事であることは当然のことである。



 NO.7  12回 「シャンバラ 勇者の道」 チョギャム・トゥルンパ

 著者はチベット仏教の活仏のひとりでありながら、中国共産党の進駐によりチベットの地を追われ、ヨーロッパやアメリカへ亡命し、チベット密教の心髄を伝えようとした20世紀の代表的なマスターの一人。仏教史からも、あるいはカウンターカルチャーの流れからも、注目される価値ある存在だ。

 この本は、チベットに伝わるメンタリティの真髄を、英語によって、欧米人に伝わりやすいように講義したものであり、著者の努力やその狙いは正当に評価されてしかるべきだ。時代に先駆けて、きわめて挑戦的に新しい試みを続けた著者は、最大限に評価されるべきだろう。



 NO.8  10回 「サイバージャーナリズム論」 歌川令三・スポンタ中村・他

 「ウェブ進化論」を受けた形で、当ブログではその他のネット関連の本を読んでみた。リナックスのオープンソースについてや、ブログ・ジャーナリズム論、セカンド・ライフのノウハウなどなど。この本がユニークだったのは、共著者の一人であるスポンタ中川氏が、当ブログの記事に対して、複数回レスポンスをしてくれたこと。 

 当ブログは、「ブログ・ジャーナリズム」については、多々勉強不足のところだらけで、せっかくのチャンスを十分な議論に練り上げることはできなかったが、ブログというもののリアルタイム性、双方向性、マスコラボレーション性の現実を身にしみて感じることができた。


 NO.9   8回 「Osho:アメリカへの道」 マックス・ブレッカー

 この本は英語版がでてすでに20年近くの時間が経過しており、必ずしも時を得た出版とは言い難かったが、内容は重要にして貴重。日本語では類書がない。翻訳はプロジェクト・チームによる異例のワークが行われた。この本を読みこむことは、なかなか大変。オレゴンの盆地に発生した巨大なコミューンの5年間のドキュメントが生々しく再現される。

 あまりにたくさんのことが起きていた。これをひとつの巨大なワークとしてみるならば、結局はそこに参加し自ら体験したことだけが、真実である、ということになる。時代が来れば、必ずや再評価されるべき、まったく異色のコミューンの記録。

 

 NO.9   8回 「禅宣言」 OSHO

 Oshoの最も真髄には何があるのか。いや、何もないのかも知れない。積極的な意味で何もないのだ。そのことを表現するにはZENという言葉は適確だ。OshoにおけるZENという言葉は、彼独特の風合いがある。それは、現代人のわれわれにとってはここち良い。伝統の中で、手垢がつきすぎてしまっているように見える禅だが、もう一度、真正面から向きあいたくなる。

 今回、自分の書いたものを読みなおしてみるだけでも、大変なインパクトだ。いったん思い込んでしまっているものが、また、再び、三度、ひっくり返される。この講話録はOshoの最後のシリーズだ。また読み返してみる必要性を感じる。とにかく近づけば近づくほど、ぶち壊される。 

 

  次 点  7回 「マイトレーヤ」 瞑想社

 チベットの密教の秘教を語るカルマパ16世への謁見記が出色。

 

  次 点  7回 「My Life in Orange」 ティム・ゲスト

 Oshoコミューンに生まれ育った著者の、ちょっと変わった記録。

 

  次 点  7回 「『オウム』 なぜ宗教はテロリズムを生んだのか」 島田裕巳

 90年代中盤の大事件に巻き込まれた著者こだわりの一冊。






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Last updated  2009.01.20 18:15:36
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