|
カテゴリ:教育・子育て
![]() 博士号をとりながら、就職は想像を遙かに超える困難さ。 必要に迫られ、コンビニでバイトをしたり、 中には、パチプロとして生活することになった者までいる。 ことの発端は「少子高齢化」による18歳人口の急減。 それから始まった「大学院重点化計画」。 大学や短大進学者数が激減する中、大学院生の数は、 20年前に7万人だったのが、平成18年には26万人を突破。 短大・大学・大学院の進学者数合計は、平成3年に比べ、現在微増中。 これによって、メリットを受ける者は、もちろん受入側。 お客さんを減らしては、商売は成り立ちませんから。 ところが、お客さんたちの方はというと、デメリットをもろに被ることに。 色んな大学に、どんどん大学院がつくられ、 そこに、かき集められたお客さんたち。 そこには、かつてなら、そんなタイプのお店に立ち寄るなんていう 発想すら起こらなかったであろうはずの人たちも混ざってしまっていた。 オープン記念セールの呼び込みに誘われて、フラリと店内へ。 そこで、時々、店員さんのお手伝いなんかもしながら時間を過ごせば、 やがては、そのお店や関連企業で、きっと雇ってもらえるはずだと期待していたのに、 いくら待っても、そんな誘いは、どこからもかかってこない。 挙げ句の果てに、店を追い出され、 次に目指すべきところも思いつかず、路頭に迷う……。 もちろん、入るお店をちゃんと選んでいれば、何とかなったのかも……。 いや、やっぱり、何ともならないことも、多いみたいです……。 でも、よく考えれば、こうなることは、結構簡単に予想できたのかも……。 お客さんの数が、今後減り続けていくことが分かっているのに、 店員さんの数を、これまでより増やそうとするお店なんて、あるはずない……。 やっぱり、甘い誘いに「はめられた」と言うことか……。 ここは、もう考えを切り替えるしかない。 今までとは違うやり方、生き方を探すしかない。 大学院を卒業して、パチプロっていうのも、 「あり」としなければならないのかも知れない。 著者の言うように「博士号」というもののとらえ方を これからは、変えていくしかない。 そういうものだと理解したうえで、 大学院には進学しなければならないと言うことでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.18 00:57:57
コメント(0) | コメントを書く
[教育・子育て] カテゴリの最新記事
|